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Union Mythology Online〜わりとクズな人狼さんは混沌を楽しむ〜  作者: serikus
始まり始まり!

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2/16

第1話 サ終したの!?

第1話です!

─このゲームは既にサービス終了しています─


「あぁぁぁ……マァジかよぉぉ………あー、泣きそ」


 セミの声が耳をつんざく程に木霊している中

俺、風間 蓮はVRヘッドギアを抱えながらベッドの上でこの世の終わりかと言わんばかりに嘆いてた


「せっかく夏休みに入ったからよぉ…、昨日に引き続きド派手に花火上げようと思ったんだけどなぁ…」


 何故こんなにも嘆いているか、それは…


「まさかWGWОがサービス終了するなんて…!!うぅ…うぁぁ…」


 蓮が学生の貴重な時間を注ぎ込んでプレイしていたお気に入りのゲーム「Wolf Game〜World Online〜」通称WGWОがサービス終了してしまったのである。


 それも唐突に!いきなり!ゲームに別れを告げる暇もなく…!

 こんなこと…こんなことぉ……


「受け入れらねぇよ…」


 俺は少し泣きそうになりながら、というより半泣きになりながら公式サイトで問い合わせをする。




…ピロン


 返事は直ぐに返ってきた

長ったらしいため要約すると


─ゲーム内のテロリストのせいで過疎化が進み、採算が合わなくなった為事前告知の通りサービスを終了しました─


 な、なんだって…!?一体誰がそんな事を…!?

 …てか事前告知?そんなんあったか!?


 急ぎ確認すると本当にあった、しかも一ヶ月位前に既に告知されていた。


 なるほどな、確か2ヶ月くらい前からテロ企画しててソレだけに夢中になってたからな、見逃しちゃってたのかぁ


………

………

………

スゥ~


「おのれ!テロリスト!!!」


部屋に絶叫が木霊する


 はぁ〜………立ち直らんとなぁ…クヨクヨしてても何にも変わんないしよぉ…

 これからどーしよ?夏休み暇になっちまう…拓海に相談でもするかなぁ

 いや、ゲームショップ見ていた方が実りがあるか?


 俺はVRヘッドギアを横に置き、スマホを点けてどうしようか迷っていると


 お、拓海から通話申請来た、もしや心に傷を負っている事を察して慰めの言葉でもかけに来たのかな?

 さっすが我が親友!気が利くねぇ!


 即通話に出てスマホを耳に当てると


「おうおうおうおう!!!ついにサービス終了しちまったなぁ!!!」


 ッ!うぅおぉ!?、耳キーンとする!


「うるさ!?おま、マジでふざけんなよ!?…耳痛え」


「あ、ソレはマジごめんな?ついつい大声だしちまった」


「謝ったから許─「まあソレは置いといてWGWО終わっちまったな?蓮、お前はかなりのヘビーユーザーだったからな、心の穴も広く深いことだろうよ?だから心優しい俺は先日ベータテスト期間が終わり正式リリースされるとある超々話題作の─」


 こいつ、人の話遮ってめちゃくちゃ話すじゃん

まぁ次会った時に肩パンするくらいで許してやろう

 いや、腹パンしたくなってきたなぁ…

 それは置いておいてコイツの話を要約するとこういう事らしい


─超々話題作の「Union Mythology Online」通称UМО、実は俺ソレのベータテスターなんだよね!羨ましいだろ?普通なら抽選して枠を勝ち取らなければ買うことは出来ないけど俺はベータテスターの報酬で招待枠2つ貰ったから無料でお前も始められるぞ!─


 とのことらしい、丁度暇ができたから新しいゲーム始められるのは嬉しいが…

 なんかなぁ?モヤっとするな


「少し位は慰め─「このゲーム…人狼って種族あるぜ」マジ!?テロとかできる?疫病散布とかは!?爆発物とかはあるのか!?!?」


 もしやWGWОみたいな事できるのか!?


「テロできるし物品があれば疫病散布もできるし、爆発物もあるぜ!!」


まじかよ!?やったぜ!!


「参戦させてもらうぜ!感謝するぜマイブラザー!!」


「おうよ!薄っぺらい慰めよりもこっちの方が良いだろう?何より傷心中のブラザーを放っておけねぇからな!」


 流石だブラザー、俺の事をよく分かっている!やっぱ持つべきものは親友だな!!


「てか、2枠貰ったんだろ?もう1枠どうするん?ネットに出品?」


「確かに1枠持て余すけど規約で封じられてるから出品できないんよなぁ」


「師匠にあげる?」


 師匠とはWGWОのフレンドの事で名前はマルタである、拓海と蓮とマルタの三人はいつも一緒に遊ぶ仲であり

 ゲーム内で知り合ったとはいえ親友であり師匠だと蓮は思っている


「マルタもベータテスターだぞ…?」


 マジで!?俺仲間外れにされてたの!?見損なったぞ!師匠!そして友よ!


「UМОのベータテスター募集が始まった時に三人で一緒に応募しようぜってなった時、お前だけ落選したって聞いて少し悲しかったぞ…」


 うん?……あ!確かにそんな事もあったな!忘れてたわ!


「そういやあったなぁ、そんな事も…って事は師匠も合わせて3つも持て余す枠あるんやな」


「いや?ベータテスターの報酬は選択式だからな、マルタさんは別の選んでた気がするわ」


「まじ?選択式なん?他には何あったの?」


「確か…レベルアップポーションとか、中盤位までは使えそうな強そうな武器防具とかから、中級モンスターエッグとかあったな」


 へぇ、良さげな報酬多いなぁ、てか報酬が選択式って事は


「わざわざ俺の為に枠選んでくれたんか、ありがとう!ブラザーよ!ありがとう!本当にありがとう!」


 さっき心の中とはいえ「見損なったぞ!」とか喚いてごめんよ


「ストップ!これ以上はむず痒いからやめてくれ!」


 ブラザーが言うんならやめておくか、、


「てか、残り1枠か……ならTSLさんにでもあげたら?たしかメールアドレス交換してるっしょ?ゲーム内とはいえ色々と恩があるし話してみたら?」


「確かに色々と都合よく使っちゃってたしなぁ、うん!ソレいいね!採用!早速メール送ってくるわ!」


 んじゃ俺は一旦寝るかな、正式サービス開始までは暇だろうし


「あ、そうだ言い忘れてたけど正式なサービス開始は1時間後な?キャラクリは事前にできるから!リンク送っといたから招待枠受け取ってキャラクリしときな!んじゃ切るねー」


プツッ


「夏休み楽しめそうだな…!」


 そう言いながら拓海から送られたリンクから招待枠を受け取り、キャラクリするべくVRヘッドギアを付けベッドに横になった

誤字脱字ないよね、?大丈夫かな

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