こんなに食べきれるか?
朝からお茶漬けって良いですよね。
結局、昨日は夜食のお茶漬けを食べないまま寝落ちしてしまった。
今朝、確認したら鯛をゴマダレに漬けたものが準備してあり、鯛茶漬けにして食べられたようだ。勿体ないから朝飯前にご馳走になることにしよう。かけるのは出汁もお茶も準備してあったが、朝はすっきりとお茶でいいただいて、出汁で食べるよりもすっきりとして美味かった。
シャワーを浴びて普段着に着替える。スーツを着るのはお昼を食べた後でよいだろう、それまではダルマンの様子でも見に行くか。
タイミングよくドアがノックされ、
「おはようございます、金剛寺様。お食事をお持ちいたしました」
オーガさんとメイドが数名、大きなワゴンを押してくる。
「ありがとうございまふ。あとはカネルがセッティングするでふ」
「ちょっと待て、カネル。オーガさんのセッティングを見て学ぶのも大事だと思うぞ?」
「では、準備させていただきます」
オーガさんとメイドがテキパキと手際よく食事をダイニングテーブルの上に並べてゆく。
ワゴンは2段になっており、大きなテーブルだったが収まりきらずにワゴンの上にも並んでいた。
「ありがとう、あとはこちらで適当に食べるので終わったら連絡します」
メイドさんが1人だけ残って飲み物を出したり、食べ終わったお皿を片付けたりしてくれるらしい。
「カネル、彼女の動きも勉強してくれな」
「もちろんでふ!」
俺が昨日オーダーした物が全て揃っていて、飲み物はオレンジ、リンゴ、トマトのジュースに牛乳、紅茶に珈琲、勿論ウーロン茶に水もある。
カネル用にガムシロップが入ったジョッキもあるようだ。
全部食べたいところだが、種類が多いので食べられるものだけ食べてゆく。俺が食べない物は全部カネルが平らげるので問題はない。
メイドの動きを見て学ぶのもカネルの良い経験になっているようだ。
カネルが最後にガムシロップの入ったジョッキを飲み干した。
「食後に紅茶を頼む。カネルに紅茶の入れ方を教えてくれるか?」
「かしこまりました」
簡単な紅茶の入れ方教室が行われた。
「ご主人様の紅茶はカネルがいれてみたいでふ」
カネルの紅茶を飲んでみると、以前淹れてくれたものより格段に美味しくなっていた。
メイドさんに感謝しておこう。
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