↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
失望者の異世界転生  作者: コバヤシ アキラ
第1章
22/137

魔法と心眼

俺は宿に帰り、夕飯をいただく。王国のメシはリグム村にくれべて格段にうまい。味が濃く、食べ応えがあるのだ。

宿屋のメシでこれなのだから、飯屋にいけばもっとうまいのもあるだろう。


これでも前世ではそこそこな料理の作り方を覚えている。

機会があれば自分で作るのも悪くない。面倒臭いけどね。


今日も今日とて無事に生きられた。いつ何時この前のドラゴンのように急な介入があるかもしれない世界なのだから、油断大敵である。


うまい飯がそこそこに食えて、仕事もそこそこにできて、貯金もしっかりある。

俺的にはかなり満足。うるさい上司も、何度も指導しないと覚えてくれない後輩もいない。自分で仕事の内容を決めれて、自己責任だけだ。


トラックの運転手はそれなりに気楽だったけど、荷物を運ぶのが腰にきてきつかった・・・


後は風呂があれば・・・水は冷たいし、何度も被るとか、耐えられん・・・

生活魔法の火を覚えたい!


ってことで次の日。


またスライムの依頼を受注し、林までやってきた。

職業の魔法士にならなければ魔法は使えない。本当にそうだろうか?


俺の場合だが、魔法の感知やらなんやら必要なスキル事態は取得している。

それにだ、別に職業の剣術士じゃなくとも、長剣は使えるし、スキルに頼らずとも、それなりに極めることもできるだろう。


それは普通のことだろうか?なら、魔法も同じだと考えるのが普通である。

確かに、俺は弓術士を経験して、スキルの有り無し、職業のレベルでの差はとんでもないものだが、それは、練習の時間が短くなったという感覚に思える。


スキルなしで、身体強化を使えた者がいるらしいというのは、多分事実。

だが、体内にある気を感じ取らなければいけない。これは多分なかなかできることじゃない。


つまりはスキルはあったら潜在能力を直ぐに得ることができる。

なくても、努力次第でその域に達することができるんじゃないだろうか。


まぁ、職業の選択肢にない場合は、それは向いていないとか、もっと向いているものがあるとからしいから、なかなかできることではないみたいだけど。


で、俺であるが、なんとなくこれかな?って魔力を感じることができている。


俺にはスキルがあるからね。他の人にはないアドバンテージがあるのだ。


ちょいちょいこれを動かそうと努めてきた。これが結構コツがいる。

ようやく自由自在とまではいかないが、動かせるようになったので、魔法を使ってみようと思ったのだ。


まずは火から、右手人差し指を前に出して、その先端に魔力を集める。

そしてイメージ。これは俺、けっこう得意。

なんせ煙草をずーっと吸ってきた。電子タバコに変えた時期もあったけど、ジッポを長らく愛用してきたんだ。


そして指の先端からそれが出るように集中する。

するとボッと、ジッポの10倍の火がそこから出た・・・


「うわ!!!」


びっくりして飛びのくと集中が切れて火も消えてしまった。

出来たやん!!!


なんということでしょう!これが魔法!

そして火が使える!


俺は全部の属性を試していった。

結果的に無と闇以外できた・・・・


無・火・水・土・風・光・闇・聖


火はライター、水は手からドバドバ出てきたし、土も手から出てきた・・・

風も手から出て、光は周囲を照らし、聖は昨日のかすり傷が治ったから使えてると思う。


無は何をイメージすればいいかわからんし、闇もいまいちわからない。

魔物がいたら視界を奪うイメージでやってみようとは思うけど、スライムじゃわからないしな・・・目もないし。


だがポーション以外で回復手段を得たのは大きい。

火は危ないから、水で制御できるように練習していこう。


これは夜寝るまでの日課にしよう。

どれくらいのMPを使うかのコントロールができないと無駄の多い魔法になってしまう。これも練習あるのみだな。


日中はギルドの仕事、夜の暇な時間は魔法の練度向上で過ごしていく。


そうして繰り返すこと1週間、ギルドランクはEに昇格と伝えられ、狩人もⅩとなり、魔法も感知、操作、制御とそれぞれⅤになって、スムーズにできるようになっていた。


そうして問題になるのが次の職業である。


ステータスを見ていて分かったのだが、上に1/2とかいてあることに今更気づき、スライドすると、

――――――――――――――――――――――――――――――――――

              2/2

職業

 狩人Ⅹ


職業履歴


 短剣術士Ⅹ  弓術士Ⅹ


選択可能職業


下位職業

 

 刀剣術士 魔法士 狂戦士 重戦士


 木工師  調理師

 

中位職業


 シーフ 


上級職業



特級職業


――――――――――――――――――――――――――――――――――


どうやらなれる職業が見れるようになっていたらしい。


シーフか・・・狩人の上位職か?シーフって盗賊だよね。俺元警察官なのだが?

まあ今さら関係ないのだが(ちょっとだけ抵抗があるけど)、シーフで手に入るスキルはきっと有用なものが多いと思う。


というのも、狩人の6で索敵Ⅰが追加されて、9で隠密Ⅰ、10で狩人の心眼とかいうかっこいい名前のスキルが手に入った。


しかもこれユニークスキルに分類されている。

今のところ、唱えたりしても何の効果もなく、スライムと対峙した時、急所の位置が何となく光っている感じだった。


パッシブスキルで敵の急所がわかるってところだろう。



何か一つを極めるか、手数を増やしていくか・・・さて、どうするか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。