練習【2】
キラリ視点です
「今日もやるよ!」
「う、うん!」
今日も不思議の部屋で魔法の練習をする。
今日は中級魔法をやる予定だが…
「中級魔法出来た試しが一度もないんだけど…」
「大丈夫!ターニャに任せなさーい!」
自信満々にドーンと胸を叩いて高らかに宣言するターニャはなんだか心強かった。
不思議と大丈夫な気がしてくる。
ターニャは凄いや…
「じゃあ〜…何がいいかな…『ブロッサム』にするか…」
「えぇ…難しいよ…」
ブロッサムとは花を出す魔法だ。
結構難しい…中級魔法の中でも多分難しい部類なんじゃないかな?
知らないけど…
「じゃあ、見本やるから見ててね〜…」
ターニャはまたもや無暗唱で花吹雪を吹かせる。
スミレ、カーネイション、ガーベラ、バラ、ユリ、オオイヌノフグリ…
沢山の花たちが宙を舞う。
「わぁぁ…」
「えへへ、綺麗でしょ。」
ほにゃっと気の抜けるような笑顔で私の方を向くターニャ
「さて、次はキラリの番だよ」
「できるかな…」
「出来る出来る!やろ!」
せかされたので渋々手に魔力を込める。
イメージを強く持ち、再現を…
ボンヤリと浮かび上がってくる。
が、しかし…
「あ、キラリ!気を抜いちゃ…」
私の手から浮かび上がってきていた何かがポンッと消えてしまった。
「あ…」
「大丈夫!出来るようになるまでやれば良いんだから!」
「…うん。」
凹んだ私にターニャは優しく寄り添ってくれる。
その優しさがちょっぴりくすぐったかった。
お花〜
早く春来ないかな…
たんぽぽの綿毛飛ばしたい←




