全国大会とその後。
黄門先輩の敷地に驚きつつも、更に今度は黄門先輩の家の内部へと僕は入った。そこでも規格外の家の広さや豪華な装飾品や美術品とか宝石で驚いたんだなー僕は。
で興奮が収まらないまま家に帰って、次の日学校で放課後皆んなで集まってようやく部がスタートした。目標をどうしようかと考えていたら、黄門先輩が、音部の全国大会があるからとか言ったからそこが目標になった。全国大会の前年度優勝校は、黄門先輩の親が顧問を務めているとかで、ふーんってなった。でよくよく聞いたら、全国大会って言っても、毎年4校しかでないらしくて、出場登録した時点で、ベスト4で一回買ったら準優勝らしくて、口が変な風に曲がった。
早いことで大会がもう始まった。もうあれから半年も経っているのかと回想していた僕の尻を黄門先輩が叩いた。
「ぼけっとするな」
「はい」
団体戦のメンバーで出場した僕は、ゲップをした。しかしそれは1分以上続くゲップで、音としては一定の澄んだ音で会場ないから拍手喝さいで、結果は準優勝だったけど、僕は個人としてのMVPをとった。
「成長したな」
黄門先輩の父親で今回の優勝校の顧問が言った。名前は知らない。
「ゲップ」
黄門先輩はゲップで返事を返した。
僕は個人戦にも参加して優勝して全国NO1になったけど心のどこかで何か虚しくて、僕はその後すぐに部活をやめた。
結果翌年、部は廃部になって全国大会も開かれなくなったって風の噂で聞いたけど僕の知ったこっちゃなかった。
そして僕は高校を卒業して、黄門先輩と死ぬまで会うことはなかった。




