70話 神殺しの剣
ふと思ったとき、私はルンダさんにこう言った。
「そういえばセラフィスの依り代ってどこにあるの?」
「セラフィスの依り代かぁ……こっちに来て」
ルンダさんは付いてこいと言い、船に入った。
「船の中豪華ですね……」
「そうでしょ?旅で手に入れた品物でね、とても綺麗でしょ?」
そして船の奥に案内された。
「ここにあったんだよなぁ……これだ」
ルンダさんが体に見合わないような剣を持ち上げた。
「これがセラフィスの依り代の剣だ」
「とっても豪華な装飾ですね……」
「そうだな、それに強度が凄いんだ」
「それってもらえないの?」
「……無理だね。だけどあなたのペンタグラムとこの剣の組み合わせだととても力が出せないけど?」
「ペンタグラムの兼ね合いもあるかぁ」
「一応レプリカあるけど持っていっていいよ」
「ありがとう……」
「そういえば、この武器って興味ある?」
ルンダさんが持っているのは銃だった。
「それって……」
「ああ、過激派の信仰者からぶんどってきた」
「あらぁ~」
「これを私なりに改造をしたんだけど、これがその改造した奴」
その銃のマガジン部分は紫になっていて魔力が詰まっているようだった。
「これは魔力を打ち出すんだ。それでこの紫の物質は魔重石っていう物質でね、魔力を生み出していくからリロード無しなんだよね」
「それって便利なのかな」
「威力もそこそこだし持っていくといい。それにあなたのペンタグラムとの相性抜群だと思ってるけど」
「威力を増幅させるペンタグラムだもんね、バッチリじゃん」
「近距離は剣、遠距離は銃っていう感じね」
そんな話をしていると瓶からガタっと音がした。
「あの瓶が動いているような気がするんだけど」
「あれにはスライムが詰まってるからね」
「スライム?無害だと思うけど」
「いいや、あれは強いスライムだ、男は溶かし女は凌辱するっていう欲にまみれたスライムだね」
「そんなスライムがいるんだ」
「そうなんだよね~これでやることは終わったのよね?」
「そうだね、帰るよ」
「ほーい、ならまた会う日までね~」
私は船を降り、セラフィスと合流した。だけど剣と銃を持っているからかとても重い……すごく重い。
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