42話 ふふっ、下品なんですけどね
ナナシの元に戻った私たちは暇を持て余していた。
「ねぇ、この国に居る理由って何だっけ」
「私の信仰者増やし、だけどこういう国で信仰する神がいないって言う人は一人か二人なんだよな……」
「でもこういう風に旅をするのって楽しいよね」
「まぁ……そうだな」
その時、体の臭いが限界突破している感じがした私たちは体を洗える場所を探した。
「風呂場はないかなぁ……公衆浴場みたいな感じの」
「あると思うけどな……町の人に聞いてみたらどう?」
私たちは町の人に浴場がどこにあるかを聞いていった。
「あの~この国の浴場ってどこにあります?」
「あそこにあるね、もしかして冒険者かい?」
「そうですけど……それがどうしました?」
「体が臭くてね……なんだか……ふふっ、下品なんですけどね……ふふっ……体臭が臭かったら勃起しちゃうんですよ」
「そうなんだ~」
(なんだコイツ後で〆てもいいかな)
突然爆弾発言をした男の人はとりあえず〆るとして私たちは浴場にたどり着いた。
「しかし何なのよあの男……でも臭ってるのはサンドワームの臭さなんだよね」
「そうなんだよな……間抜けだな」
そして私たちは服を洗濯機にぶち込み、風呂に入っている間に服を洗濯するというシュバルァーさん風に言うなら合理的洗濯っていうところかな。
「セラフィスの服って普通に洗ってもいいのね」
「ああ、一応布と少々の金属が使われてるからな、普通に洗うことが出来るんだ」
「でも異世界に洗濯機があるって事自体珍しい」
「そうだろう、とある島との貿易が始まったと同時に入ってきたんだ。あの国は本当に技術が進んでるからな……恐ろしいよ」
そして私とセラフィス、おまけでナナシは体を洗い、そのまま風呂場に突撃していった。
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