表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
54/97

プロローグ

天界の中心部にある天使の部屋。

部屋の内部は、白い家具などで取り揃えられている。


その部屋の中に、2人の天使がいた。

ベットの上にいて、重なり合っている。

2人とも女性で、黒色の羽がある。

肌は白く、とても綺麗だ。


「魔界ではどうだった?」

下にいる天使が、上にいる天使の顔を、両手で包み込みながら話す。

「おねいさまの想像していた通りでしたわ。

でも、何んでおわかりになられたのですか?」

上に乗っている天使は、不思議そうに聞く。

「今のところ、あの予言通りになってるわ」

「あの予言ですか……。

でも、あれって……、……」

「言いたいことは、わかるわ。

でも、気になったことは、調べておいた方がいいような気がして……。

いわゆる、直感ってところかしら……」

話をした天使は遠くを見ながら言う。

「そうですね……。

おねいさまがそうおっしゃるのであれば……」

もう一人の天使は乗り気ではなさそうに答える。

「そんな顔をしないで……。

面倒かもしれないけど……。

今度は、人間界に行ってくれる?」

「おねいさまがそうおっしゃるのであれば、仕方がありませんわ。

でも、今度、戻ってきたら、ご褒美をお願いしますね」

と上にいる天使は言いながら立ち上がり、黒色の羽を開いて、ふわりと飛び上がり、どこかへ消えて行った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ