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魔王をたおした真面目な勇者は、グレました‼︎  作者:
3章:元魔王の孫、アイ
53/97

アイと一緒に学校に戻る。魔王学校 1年目(4月22日。23時ごろ)

薫はアイとのんびりと学校に戻った。


学校の保健室で、アイとナナ、アキ、フミが起きて待っていてくれた。


「本当に無事でよかった」

と、言いながら、アキがアイに近寄って、抱きついた。

「うっ。

うぅ〜〜〜。

……、……。

みなさんの前で恥ずかしいから、早く離れてください」

と、アイは、恥ずかしそうに、バタバタしている。


「薫のおかげで本当に無事に終わってよかったよ。

やっぱり、流石だな」

と、フミが薫に向かって言いながら、頭を撫でる。

「フミさぁーん。

どさくさにまぎれて、薫に触らないでください。

薫は、私のものなんですからね」

と、ユイが言いながら、薫の右腕に抱きついてくる。

「本当に戻ってきてよかった」

と、ナナが言いながら、左腕に抱きついた。


「あなた達、私の奴隷に手を出さないでくれる?」

と、アイが、ユイとナナに割って、入ってきた。

「奴隷?」

と、ユイが聞き返す。

「そうよ奴隷よ」

と、アイが満足そうに、右手を胸に当てて話す。

「奴隷ではないでしょ。

実は、アイのボディーガードなのですよ」

薫は、言ったあとに、ユイそういうことになったということと、後で説明するという合図のために目配せをした。

「だが、俺は知らなかったぞ」

と、アキが、驚いたように、ちょっと疑いの目を向けながら、薫とアキの顔を見た。

それに対して、アイは、

「お兄様が知らなくて当然ですわ。

薫は、ボディーガードですもの。

だから、身辺警護上、素性等については、お兄様であっても、伝えられませんわ」

と、答えた。

「そうか、わかった。

兄弟であっても、身辺警護のようなことは極秘だったりするからな。

薫、アイをよろしくな」

アキは、腕を組みながら、頷いて、納得していた。

そのあと、夜遅いということもあり、少しした後、薫は部屋に戻って行った。


薫は、部屋に戻り、色々とひと段落し、今日は、ゆっくりと眠れると布団の中に入った。


薫が、寝ていると、いつの間にか体の上が重くなった。

ベットが、『ギシリ、ギシリ』と、音がする。

目を開けると、アイがいた。

「なっ、なんでここにアイがいるんだ?」

「当然、夜も守ってもらうためよ。

王族である私と一緒の部屋で眠れるのだから、喜びなさい」


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