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就職氷河期
その予算を使って国民の給与を増やす政策に変更したのだった。
給与が増えると高卒で働く人が増えた。
よって、国の進学率は下がったのだった。
楓自身、高卒である。
しかし、運の悪いことに就職氷河期が来てしまった。
祖母の若い頃にもコロナという流行病がおき、就職は厳しかったという。
おかけで、楓の就職や仕事に対して余り厳しい事は言わない。
楓は感謝している。
両親があまり就職に苦労していない世代のクラスメイトには就職難を理解してもらえずに罵られたりしている者も多かった。
「楓ちゃんは運が悪かったわね。本当に世代によって就職率が違ってきてしまうからね」
と、祖母は言ってくれる。
かと言ってひとりで両親のいない楓を育ててくれた祖母に迷惑はかけられない。
だから、楓は宇宙基地で頑張らなくてはならない。




