読者への挑戦
さて、賢明なる読者諸君には既にこの事件の真相がお分かりだとは思うが、ここで身の程知らずにも読者諸君に挑戦をしてみたい。
挑戦内容はシンプルだ。すなわち、
「誰が首飾りを盗んだのか」
そして、
「マサカドはどこから首飾りを持ってきたのか」
この二つに答えてもらいたい。
これまでの話の中に全ての手がかりは出てきていない。マサカドも直感で動いている。
是非、見事勘で答えて事件を解決して欲しい。
なお、この挑戦がフェアなものではないことを明確にするため、以下に推理をする際の前提条件を示す。
・この物語において、主人公のアオイは「信頼できる語り手」である。つまり彼、じゃなかった彼女が幻覚を見ていたり、あるいは二重人格であったりはしないし、犯人ではない。
・犯人は登場人物紹介に名前があがっている人物である。と思ったが、そもそも登場人物紹介がなかった。
・マサカドは最初期の段階で犯人と首飾りの場所を直感で分かっている。
・物語内に描写や言及のない高度な科学技術が使われてはいない。
・物語内に描写や言及のない特別な能力、技能を犯人が使用してはいない。ただし、マサカドは超能力に分類されるレベルの直感を使用している。
・物語内に描写や言及のない限り、物語の世界の物理法則は現実の世界のものに則する。
・犯人、首飾りの場所が勘で分かった後のマサカドは、事件解決のために動いている。
・動機についてもマサカドは分かっている。というか、勘で動機から犯人を見つけている。
・あまり真面目に推理してはいけない。




