険悪なお話(全然できていません)
「シ◯ト、思い付きで紙袋で入場したは良いがこの後ずっとこのままなのはキツいぞ」
「そうだな」
「何より俺見てくれの通り大男だからな。さっきから周りの目が痛い。ねえもうやっちゃって良いかな?」
「忍者が見てる」
EGEイベント会場の一角のベンチで、紙袋を被ったら大男と少女がいる。
ガルバにセブンス。
流星院芽衣を殺すための揺動としてゲーム大会に選ばれた刺客だ。
羽馬村桐谷に李凛花など、超精鋭のSPがゾロゾロいる中で、どんな殺し屋も敵わないだろうと正直どの勢力も思っていた。
実際懸賞金投稿サイトに引っかかった連中で、入ってきた連中は大体捕まった。
奴ら自体も、護衛サイドの動向を探るための揺動であり、自分たちはメイン行動のための揺動役となっている。
まあそんな作戦の中で、彼らを知っていれば、これ無理なんじゃないか?と正直思って憂鬱にもなる。
「オイオイ憂鬱そうな顔してどうしたんだいガルバ君?」
「そりゃああんたらの…おい待てテメエ俺の肩に乗ってんのか!?」
重さも感じずいつの間にか、ガルバ肩に桐谷が乗っていた。
それと同時に、目の前に現れた相手にセブンスが殺意を向ける。
「オイオイとんでもないビッグゲストじゃねえか」
「セブン!」
「気持ちは分からなくもないけど、ソレは抑えてよセブンス」
「じゃあ本題と行こうかお前らなんか飲む?」
「あ、コーラゴチになりまーす」
「気にすんな。お話ししにきたんだからな」
てことで、個室ありのカフェでお話し開始としました。
にしても、一部険悪なムードを出しているのだが。
「オイオイお二方、もうちょっと仲良く行こうぜい」
「…毒とか入れてないよね?」
「君にソレは効かない。第一やる意味がない」
うーんこの姉妹めんどくせー。
コイツらは『人形屋敷』という表向き孤児院を騙っている殺し屋養成施設の出身だ。
そこでは、より強力な殺し屋を生み出すために超能力を人工的に発現する実験も行われてきた(モチロン超違法)。
そこで、姉妹で成功した7番目の成功者ということでセブン、セブンスという名を与えられた。
なんともまあお粗末なネーミングなので、セブン…今のゼノを俺が捕縛した時、たまたまそばにあったフィギュアの名前をつけたのだ。
因みに、そのときセブンスは別の場所にいたのでそのまま逃げられて今に至るのだが。
「オイガルバ。なんでココこんなに険悪なの?」
「知らん。俺も今回の作戦で初めて会ったし」
ええーってなりたいけどこういう状況だと普通にありえる。
まあとりあえず本題だ。
「『骨砕き』のガルバさん。あなたに聞きますがあなたの仕事を中止させられる方法はありますか?」
「………………」
決まりだ。
「ぐっ」
「あっ」
突然、2人が固まった後に突っ伏しちゃいましたー。
さてさてどうしたことやら。
「わざとらしい」
「そうですよ兄弟子様」
「ナンノコトヤラ」
「全部は見えてないけど対小型爆弾ケースにチップを突っ込んだのは見えたよ」
ああラストの行動でバレたか。
彼らが答えられない。
てことは何か埋め込まれていて、仕事内容に関わることを言えば即ドカンという状況なのだ。
少なくとも、ガルバの方は大丈夫そうなら金次第とかで軽々乗り換えするくらいのやつなので、ペラペラ喋れなくしている線が濃厚だ。
で、お話ししながら5感をフルに使って感じ取ったところ、1番人気の脊椎にチップ型爆弾が埋め込まれていたので、安全範囲内でちょこっと頸から摘出したのだ。
「まあ応急処置しかできていないから一度医務室に送らねえとだがな」
「そうですか。ではお目覚め次第買収を迫りましょう」
ササっと忍者たちを呼んで医務室に…今セブンスからなんか聞こえた気がするけど、まあ一旦無視無視。
「おーい仙女ババア聞こえる?」
『首の爆弾ならコッチの方もあったぞ。他も上手くやっておるじゃろうし問題ないのじゃがのう』
「どうしたん?」
『いやなに。儂ら1日目第二部で早速出るからのう。儂らとはかち合わんとはいえ、奴らも出場する予定じゃからそれまでに目覚めようかと心配でのう』
あー気絶具合にもよるけど、瞬時の摘出でも脊椎にダメージが入るから、ちょっと心配になるな。
「まあ頑張れ。その間俺たちはコイツらの買収とかを進めるから」
『頼むぞ。この大会、儂も正直楽しみたいのでな』
フフッ。
仙女ババアが楽しみに思っているなら、なんとしてでも完遂しねえとな。
てことでゼノの正体について軽く掘り出し
因みに桐谷たちに遭遇した時点で爆破した方が良くね?って思った方々
特定電波に対して妨害できる電波で外部からのスイッチオンとかは不能になっております




