水底の国21 ボスモンスター出現とギルドの思惑
仕事忙しくて遅れてしもてん
待ってくれている人いたら本当に申し訳ない。
追記:
タイトルついてなかった
日本時間18:00
海底都市アトラシアの研究区と商業区と呼ばれているフィールドが破壊された。
その結果、研究区と商業区での情報収集をしきれていないプレイヤー(主にウィズダム・サイト)は、発狂した。
出て来たモンスターの名は、『統充蛸ハルサグーラ』と『鎧岩礁ツジクライ』だ。
その見た目だが、
「タコといろんな貝を纏った岩礁なんだよなあ」
「そのはずだよなぁジンちゃん」
片や、8本どころではない数多の触手を持ち、その隙間から尖兵と言うべきモンスターを出し、プレイヤーを動けなくし、尖兵ごと食べるとかいうヤバいモンスター。
「アレでタコって、どっちかというとヒラヒラが外側に垂れてるイソギンチャクだろ」
「いや逆さになってるタコだろ。少なくとも尖兵っぽい『メトハルサ』とかいう奴はタコっぽいぞ」
片や、岩礁というか三角錐の塔に貝がひっついているような見た目の建物。
「アレって岩礁で合ってんのか?」
「よくは知らんけどそうなんじゃね?それよりかは貝の方に砲塔ついている方がヤバいだろ」
確かに、それなら貝が分離して襲いかかるパターンもあるのだ。
その場合、本体と思われる岩礁の方は守りが薄くなるくらいにはなりそうだが
「まあキツイだろうね」
それだけでどうにかなるほどの相手だったらボスなんてやっていないだろう。
「まあ答えはすぐに分かるだろうしこのまま視聴しようか」
とまあボスモンスターが出現した直後は、タイミング的に夕飯と被るので、飯を済ませてとりあえず視聴することにした。
そのタイミングで一度ログアウトし、再度ログインしたら、ジンちゃんが来ていたので、そのまま雑談することになった。
そろそろ画面越しのプレイヤーの幾人かが、ボスモンスターとエンカウントするだろう。
だが、そんなことよりもだ
「そろそろ聞こうかジンちゃん。お前どこの間者?」
「王様」
そう平然と答える。
その言葉を受けて、忍者達が構えるが、一旦制する。
「どうせ第一王女関係だろ。後にしてくれや」
「いやいやそうも言っていられなくてさ。もうそこらじゅうに潜んでんのよ」
なるほど。
さっきからこの店を見張っている連中は、衛兵とか暗部とかか。
「要件だけは聞いてやるよ」
「受ける気ゼロだな。要件は第一王女並びに第七王子と王女の近況報告だ」
「なるほど。まあそれくらいなら受けてもいいけど」
「ならこの後玉座まで来てくれるか?」
「断る。元気な写真付きで仔細をお前が報告すれば済むだろ」
なーんで俺とかが行かなきゃなんねえんだよ。
「一応連れ添った張本人とかの口から聞いておきたいんだと」
………まあちょっと納得できた。
だが、今は行きたくない。
「せめてそこの忍者達に情報提供任せられねえか?」
「うーんまあできなくはないんだろうけど………なんでお前行くの渋ってんだ?嫌でも大丈夫なら行くだろ」
いやお前ら何か忘れているだろ。
「俺今魔女の術で女になってんだが」
「あっ」
前に言ったはずなんだけどな
流石に、初対面で最高権力者相手に一時限りの姿で会いに行くのは後が拗れそうだ。
「わ、分かった。とりあえず元気であることを伝えてもらっておこうか」
「ありがと。てことでさっきから水面下で喧嘩してる忍者ども、エリシアとかから状況を聞いておけ」
「分かったでゴザルがオダイカンサマ、ワイスチャンの筆が」
どうしよう。ちょっとぶっ飛ばしたいけど、ここミコ姉贔屓の店だからやりすぎると面倒臭いんだけどなあ。
忍者たちは画面外で周りの迷惑にならないように争っています。
ウィズダム・サイトの方々はショックで周りの話を聞けていません。




