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後編「A.K.音色」

ようやく完成しましたあああ!

疲れた(´°‐°`)

まだほんっとに小説初心者すぎて自分でも書けてるかよくわからないのでアドバイスくれたら嬉しいです!!

一応この話は世界観を理解してほしいっていうか、こっからDis Sword本編までの流れを書きたかったのと本編への土台作りをしたかったので書いたまでなんです!!

なので温かい目で楽しんでいただければ幸いです!!

  これは「嶺域事変」から数ヶ月過ぎた話である。

この数ヶ月間でいろいろなことに変化があった。

 まず、「守護隊本部.支部」というものが「マイスターセンター」というものに変化し、もちろん「守護隊員」だった者達もDis Swordを握ることになり、「マイスター」と呼ばれるようになった。

マイスター達には強さによりC〜A、特別枠のSまでの階級が与えられ、一村はSクラスである。

現在ではマイスターも増え始めて「嶺域事変」以降、クレボス程協力なザシュタリアンは現れなくなったので想定より早く町は発展し、復興も完了している状態である。

そして、一村には「刀流 斬良(とうる きりよ)」という名の後輩ができ、嶺域事変の悲劇でできた心の傷は少しずつ治っているのであった。

だが、そんな平和も丸ごと焼き尽くされる程の悲劇が、銀色の邪悪が蠢いているのであった。


________________________


ここは「仙雷町(せんらいちょう)」、嶺域町の下に属する町で今日もザシュタリアンとマイスターの戦いが行われていた。

「【属性】[水]!!

くらえっ!ウォータースプラッシュ!!」

水の刃がザシュタリアンを襲う


ジュキイイイン!


「【属性】[爪]!!

いっけえええ!!スパイククロー!!!」

火花をあげるほど、強靭な爪のような刃がザシュタリアンを切り刻む。


ザジュザジュザジュッ!


「【属性】[煙]...スモークワールド...」

ザシュタリアンの周りが煙に囲まれた

「いきますよ...ミッドナイトシャドウ..!」


......シュッキンッ!


煙に紛れたマイスターが四方八方からザシュタリアンに攻撃する。

ザシュタリアンは手も足も出ず人間に一方的に駆逐されてしまった。

「いや〜やっぱDis Swordはいいなぁ!

この[水]の力も剣に触れるだけで手に入ったし、持ち主によって力だけじゃなく剣の形も変わるのがいいよな〜!

属性と一緒に剣の名前も分かるから余計愛着が湧く♪」

とあるBクラスのマイスターが話していた。


その時とある男が通りかかり、それだけでさっき話していたBクラスのマイスター達が騒がしくなった。

「おいおいっ!!あの人って!!」

一人のBクラスの[爪]属性使いのマイスターが指を指す。

「えっ....初めてみます....!」

と[煙]属性使いのマイスターも驚きをみせる

「一村さんじゃんっ!!!ヤッバ!!」

[水]属性使いら三人のマイスターは一村を目撃しただけで凄く喜んでいる。


「一村さんってやっぱり人気ですなぁ。

さすがはヤマト最強の男です!」

「そ、それほどでもないよ...嬉しいけど彼らになんて言ってあげるべきかあんま分かんないんだよね」

一村と刀流が歩きながら話していた。

二人は今から嶺域町の上にある川風町を改め、「佐神町」にあるマイスターセンターで特殊任務の受注に向かっていた。


「一村さん!最近の自分はどうっすか??」

刀流が聞いた

「最初と比べてすごく動きが良くなった!

これだけ飲み込みが早ければSクラスも夢じゃないぞ!」

一村は微笑みながら言った

「そうなんですか!?

ありがとうございます!もっと強くなります!」

「うん。刀流君は誇張抜きで集中力を恐らく僕よりも遥か上まで高める事ができるから絶対いけると思う。」

「自分なんかが一村さんより集中力を高められる!?

そ、ひょんなっとんでもないっ!」

刀流は嬉しさが限界化している。


そんな感じの話をして行くうちに佐神マイスターセンターに着いたのであった。

________________________


 ...ここは佐神マイスターセンターである。

マイスターセンターは守護隊本部の施設だったものに加えて様々な施設が追加されている。

施設は今まで通りの食堂や任務受注室、医務室、本部長室などがあり、追加された施設は模擬戦場やマイスター達のチームが作戦会議などの集まりで使用する自由室などがあった。


そして一村は久しくあの人物らに会うのであった。

「あっ光輝くん!久しぶり!!」

そこにはリナがいた。以前会った時より更に綺麗になっていてメガネを着用していた。

リナは佐神マイスターセンターの専属医であった。

「リナさんお久しぶりです!

また一段と綺麗になりましたね!!」

「もぅ!そんな嬉しいこと言ってくれちゃってさ〜

光輝くんは最近は元気....?」

リナは心配そうに聞いた

「はい...!

一応マシにはなりましたけどやっぱりまだ...

でも優秀な後輩達を持ってからは早い段階で回復しました!」

一村は刀流を見て言った。

「一村さん、この人って知り合いですか?」

刀流はリナとは初対面だった。

「ええ知り合いよ〜。マイスターっていう概念ができる前からの付き合いなの。

君は光輝くんが言ってた後輩であってるのかな?」

リナは軽く一村との関係について話した。

「あ、多分あってると思います。というかそんな前からの関係だったんですね。

あともう一つなんですけど“回復”とかって一体何のことです?一村さん」

刀流は嶺域事変前の一村についてはあまり知らなかったので疑問に思った。

「こ、光輝くん...どうする?」

リナは伝えるか迷い一村に聞いた

「あ、僕の口から伝えます。

斬良、昔僕は最年少守護隊員だったんだ。そして僕の他に二人仲間が居たんだ。でもディスソードを生み落とすキッカケとなった戦いで僕の目の前で殺された。

それも僕を守るためにね。」

「そ、そんなことが....」

一村の過去に刀流は言葉が詰まった

「でも斬良君達のような後輩が得られてからだいぶ良くなったけどね

感謝してるよ」

一村は安心したような表情で言ったその時

「光輝くんそろそろ時間じゃない?」

リナは時計を見ながら言った

「あ、そうですね。

それじゃリナさんお元気で〜」

「いえいえ〜また会おうね」

三人は手を振った。

リナは医務室へ、刀流と一村は本部長室へ行った


コンコンコン

一村はドアをノックし、中にいる人物はそれに気付いた

「ふい〜入ってきていいよ〜」

「失礼します」

刀流と一村はそう言いながら部屋に入った。

「久しぶりだね、一村クン。」

本部長の席に座っていたのは佐神 煉斗だった。

「お久しぶりですね。元気そうで何よりです!」

「え、一村さんって本部長とも知り合いなんですか!?」

刀流は一村と煉斗の会話に驚く

「あ〜君が後輩クンか〜

あぁそうだぜ俺は一村クンの友達だ」

煉斗は笑いながら答える。

そして、

「本当は一村クンと後輩クンとはもっと話していたいが残念だが本題に移らせてもらうよ。」

煉斗は本部長らしく真面目な表情になった。

「実はココ最近、キリシア研究所の行動がめっちゃ怪しくてさ、夜な夜な子供を連れ回していただの、怪しい実験をしているだの、研究に熱中してるにしても日中には誰も外に出ていないだの黒い噂が絶えないわけよ。

正直俺もディスソードを開発できたのも偶然には思ってないけど、ディスソードができたことによって今こうして生きられている人間が居るっつう事実もあるから俺はアイツらには白であってほしい。

でもまぁ一村クン達が白を証明してくれりゃみんな納得もすると思うし万が一にも備えられるからガチで頼みたい!」

煉斗は頭を下げて頼み込む

「分かりました。でも僕たちは何をすればいいんですか?」

一村は聞く

「そうだね、君たちには潜入してほしい。

研究員達が何を企んでいるのかを君たちに調査をしてもらいたい。」

「分かりました。調査方法は刀流と決めます。」

「うん、頼むよん〜

いい報告まってんぜ〜」

煉斗は一村と刀流を見送り、一村と刀流はキリシア研究所がある「瑠々壱町(るるいちまち)」に向かうのであった。

 ________________________


 ここはキリシア研究所の最深室である。

最深室にはフリッツと研究員が2人居た

「ククッようやく完成したぞ....!

ザシュタリアンと人間とその他生物の優性遺伝子を用いて完成させた完全生物[A.K.音色(あかねいろ)]!!」

研究員の男が高らかに笑いながら言う

「ヘルマン博士....やりましたね...」

「ここまでの作品ができる中でたくさんの失敗作が...不完全生物のゴミ共ができてしまったが、こんな早くに最高作品ができるとはな....」

ヘルマン博士は言う

「ですがヘルマン博士...そろそろ我々の行動が怪しまれるのでは?」

研究員が言う

「大丈夫だ。そんなカス以下の雑魚人間共は[A.K.音色]が排除してくれるっ!!

あとはこの成果を[ラミアー]様に見てもらわねばっ!

....とその前に我々に牙を向けないように最高作品を最終調整しないとなっ!!

君達名誉研究員らも分かると思うが、A.K.音色には生物を超え神と相対するために多種生物の最高峰の知能、身体能力、特殊能力に加え100%の中の感情を無いに等しい段階...そう1%にまで抑えて我々の命令に疑問や感情の揺らぎによる隙、慈悲も全て出ないようにした!」

フリッツは作品について研究員に話した。

「ですね...しかも何が苦労したって感情は1%にも満たなければ生物としてはまず生命を保てなくなってしまうから調整が何よりも大変でしたね...」

研究員はフリッツの肩に手を置いた

そしてフリッツは悲しい表情で

「だからこそ...[M.R.咲(ムラサキ)]の処分は心苦しかったな...彼の能力はA.K.音色に匹敵するが[感情]がどうしても邪魔だった...」

過去の作品の中で完成に近かった作品を振り返った。

「だが過去はもうどうでもいい...!

今は最終調整に急がねばっ!!コイツがあれば一村だって殺せるっ!!」

「研究員総員!!心して取り組めっ!!」

フリッツは研究室〈裏〉に伝達をした。

 ________________________


ここはキリシア研究所の生物実験室

そこには白いワンピースを着た、感情のない一匹の少女が赤色の虚ろな目で横たわっていた。

少女の片腕にはザシュタリアンが持っている特徴と類似した鎧のようなものを装着していた。


「.....................」

(私....僕.....俺.........我..............)

彼女は自分をどう表すか考えた。

ただどうでもよくなった。

(生キテイル理由分カラナイ....)

彼女は生きる理由は何かを考えた。

与えられるのを待つことにした。

(パパ....ママ....ドコ......)

彼女は唯一知っている人間のことを考えた。

ただ、存在しているか怪しくなったので考えない事にした

(知ラナイ人...ナゼカ身体ガ震エル..)

彼女は曖昧な記憶...自分の身体を弄くり回してきた者たちを思い出し恐怖した。

彼女は敵意を向けた者は始末すればいいと考えた。


そう彼女はA.K.音色であり、今は彼女の中に眠る1%の感情と記憶が入り乱れている。

フリッツ達はそこに99%の支配を組み込むつもりであった。

彼女はそんな中でもどうしても知りたい事があった。

(外ノ世界.....ソレダケハ....)

彼女は天井に手を伸ばした。


だが何も無かった。


彼女は孤独でいた。


何も無い時間が流れる。


「ねぇ....A.K.音色さん?.....」

黒いフードの少年が声をかける。


「........ナニ」

A.K.音色は沈黙の後少年に要件を問いた。

「僕はさ.....君のせいで捨てられたんだ〜

だからさ.....死ねよ」

少年はナイフを懐から取り出した

(敵意....!ダメッ.....!!)

A.K.音色は手を振りかざして少年を突き飛ばした


シュンっ!!......バコオオオオオオ!!


「グッ!!...フフッ....これで....良かったんだ....」

瓦礫が崩れ少年の姿は見えなくなった


.....ピーッピーッ!!


警告音が鳴る


「何事だっ!!」「暴走!?なぜだっ!!」

「待てっ!!彼女を刺激するなっ!!」

研究員達が声を荒らげてA.K.音色の下に急いで来た。

研究員は焦りながらも彼女を刺激しないよう冷静を装うように努力した。

「ど、どうしたんだ...?今は敵はいないよ?」

だがそんな研究員たちの努力は無駄となった。

一人の研究員が実験用メスを持っていたのだ

そのメスをA.K.音色は凶器として見た

それは必然と敵意を向けられていると判断した

その瞬間A.K.音色は能力を展開し、彼女の全容が今研究員達の目の前で明かされた。


 これは突然の警告音により急いでA.K.音色のところに向かうフリッツが落とした資料の内容である。


A.K.音色(アカネイロ)

戦種:完全生物「全ての生物を越え、神を圧倒する存在」(戦種はザシュタリアンや人間「マイスター」などの分類)

真力解放(フルフォース)(能力):[破壊者]「全て(例外は存在しない)を分解し、抹消する物質「滅粒子」を扱う」

武器:[神誕]ザシュタリアンの特徴と類似している腕の鎧のようなもの。また、武器固有の能力として神話や伝説等に登場する神器を召喚する事ができる。(もちろん神器に備わっている固有の能力も所持している時のみ使用できる)

[その他の能力]

刻眼(コクガン)]:能力の分析、念力の使用(念力を応用したバリアの展開も可能)、緻密なエネルギー操作を可能とする。

不死体(フシタイ)]:最強の再生能力を有している。

*彼女は我々の完成品だが、最終調整の前に事故等で暴走してしまえば国が滅びかねないので、取り扱いには厳重な注意が必要である。


A.K.音色の現段階の能力が記されていた。

そしてフリッツ含めた研究員達はそんな能力を持った彼女のところに急いで向かうのであった。

だがもう手遅れだった。

 ________________________



その一方、一村達は「瑠々壱町」にもうすぐ到着してキリシア研究所に向かおうとしていた。

「もうすぐ着くからね。疲れたら無理をしないで言ってね」

一村は刀流に気を使いながら進んでいた。

「自分は大丈夫です!なので急ぎましょ!」

2人が会話していたその時だった。


 ドッゴギャゴグォゴゴゴゴゴオオオオン!!


「!?」

ものすごく大きな音が研究所方面から聞こえた。

一村達は研究所がある方向を目を凝らしながら見た。


午前の9時半に近い時間の事だ。

瑠々壱の空に一匹の少女と複数名の研究員と思われる人物の生首が少女の周囲を浮いており、その生首の中にはフリッツだと思われる物もあった。


その生首達はA.K.音色を崇め奉るかのように舞っていて、まるで世界の終わりの前兆にも思えた。


.....そして生首達の舞が終わり、舞っていた全ての生首はA.K.音色の周りに綺麗に配置されて、少女は虚ろだった赤色の目を血の色を彷彿とさせるように禍々しく光らせながら見開いた。


その瞬間に全ての生首は日の下を背景に灰と成り果てた。


そんな突然日常を破壊するような光景を人類は目撃したのだ。だからこそ落ち着いてはいられなかった。


この時、落ち着きを無くしたマイスター達が少女に剣を向けて、いつでも応戦できるようにした。

だがそれが裏目に出たのだ。

A.K.音色は剣を向けてきたマイスター達の、人類達の敵意を感じ取り、「.....ダメ」といいながら手を前にかざした。

手をかざしたその時に大量の魔法陣が少女の周りに現れた。

その魔法陣からは神話や伝説等でしか目にできなかった神器が召喚された。

その神器の中には

「聖剣エクスカリバー」、「魔槍ゲイボルグ」、「ザ・ケラノウス」、「破弓イチイバル」、「湖ノ剣アロンダイト」、「聖海ノ槍トライデント」、「龍剣バルムンク」、「ザ・ウロボロス」、「光の弓」、「聖盾イージス」、「オリハルコンアックス」、「妖刀ムラマサ」、「聖弓アルテミス」、「オーディンソード」、「豪剣ガラティーン」、「宿木ノ槍ミストルティン」、「羅刹」、「獄鎌ヘルヘイム」、「ザ・グラディウス」、「神槍グングニル」、「約帝剣テュルフィング」、「星ノ鎖アンドロメダ」、「カドゥケウスの杖」、「冥槍バイデント」、「Δドライバ」、「暗殺剣アゾット」、「天叢雲剣」、「マイティソード」、「如意棒」、「雷槌ミョルニル」、「奪命ノ笛ギャラルホルン」、「原初の刀・零ノ太刀」、「天沼矛」、「血槍ダインスレイヴ」、「封剣デュランダル」、「ソロモンの杖」、「ロンギヌスの槍」、「炎の剣レーヴァテイン」、「牙獣剣アンクス」...など空想の物語でのみ描かれていたハズの神器が少女の手中にあり、それが一斉に放たれた。


そうこの技こそ「神怒の雨(シド)


この技で召喚された遠距離武器は武器に込められている全ての闘気を使い切るように、近距離武器は被弾直後に爆散するような威力で放たれた。

もちろん伝説の神器の命を犠牲にした攻撃だからこそ、その破壊力はとてつもないものだった。


感情のない化け物を目の前に多くのマイスターが抵抗虚しく死亡してしまった。

(...こんなの勝てるわけ)

刀流は結構本気で絶望していた。

だがその時に一村が

「怖い?....嫌なら逃げていいんだよ..?

コイツはちょっと僕も相手したくないかな」

と刀流に語りかけた。

(一村さんだって恐怖を乗り越え戦っているんだし...こんな所で逃げたくないっ!)

「一村さんっ!僕も行きます!」

刀流は自分の決意を話した。

「分かった、ありがとう刀流君。

そして最後のお願いだけどさ」

「絶対生きて帰るよ」

一村はもう何も失いたくないという表情で話した。


そして会話しているうちに一村達とA.K.音色はとうとう対面した。

 ________________________


「やぁ...アカネイロさん....!

できれば君との戦いは避けたかったな!」

一村は少女に向かい話す


(コイツハ光ノ能力、モウ片方ハ斬撃カナ)

少女は二人の能力を分析しつつ戦闘の体制に入った。


(来るっ!)

一村と刀流は咄嗟の判断で

「属性[閃光]!」「属性!![刃]」

二人は属性を開示し、その時ディスソードも

一村の剣は刀身が金色の刀「抜光刀・光丸」

刀流は刀身が白色の刀「千刃の夜」

と姿を変えた。


その時

「[神怒の雨(シド)]....」

少女は神器の雨を降らせた


一村は[烈光]を発動し、光の速さで絶望の雨を避けた

「このくらいっ![光臨(こうりん) 瞬舞(しゅんぶ)ノ閃(のひらめき)]」

一村は避けつつも少女に一撃を加えるも念力によるバリアに攻撃を弾かれてしまう

「ぐっっっ!!!攻撃が通らないっ!!」

そして一村は念力により吹き飛ばされてしまう

また刀流は

「クソっ![衝斬]!!」

斬撃を飛ばして振ってくる神器の速度を低下させて上手く避けていた。


ビュオン!!...グシャア!


一村は地面に身体を叩きつけられてしまう

「かハッ!!!」

一村は気絶しかけるも降りかかる神器を咄嗟の判断で避けていた。


刀流はひたすら斬撃を放ちながら避けていたが「オリハルコンアックス」の能力「全ての撃ち合いに勝利する」を前にしては自力で回避するしか無かった。

「くっしつこいなっ!!」

刀流が苦戦しているその時「自身の姿を消す」という能力を持った「暗殺剣アゾット」が目の前に現れ、刀流は避けようとするも横腹を斬られてしまう

「ぐああああっ!」

二人は絶対絶命だったが、その時にマイスターセンターから派遣されたマイスター達が駆けつけた


「二人共!大丈夫かいっ!?」

心配している彼はAクラス「桑枝 信念(くわえだ しんねん)」で属性は[念力]

「二人だけでここまで耐えてたの!?」

驚いている彼女はAクラス「志馬 炎実(しま ほのみ)」、属性は[炎魔]

そして、Cクラス[雷]使いの「雷禅 優志(らいぜん ゆうし)」とBクラス[水流]使いの「水面 晴太(みなも はるた)」が駆け付け、

またその他Bクラス、Cクラスマイスター達も駆けつけて来た。Sクラスは当時一村含めて三人しか居なくて、この時武の国・ヤマトには残り二人不在だった。


味方が増えるのはたいへん喜ばしいが、また神器の雨が大量に降ってきた。

[神怒の雨(シド)]だ。


降ってくる絶望に対してマイスター達は抗っていた


「その程度!![エスパーブレイド]!!」

信念は念力を固めた斬撃で神器に対応した

そして「能力の強制解除」の能力を持つ「羅刹」に対しては[エスパーブレイド]は無効化されてしまうため、回避またはディスソード本体で「羅刹」を殴り破壊していた。そう「羅刹」は刀身が薄く、横から叩くと簡単にくだけるのだ。信念は「羅刹」に関する伝説を本で見ており、事前知識があったため対応ができたのだ。

善戦していた信念だったが「龍剣バルムンク」の能力で召喚された龍に身体を噛みつかれて下半身を噛みちぎられてしまう。絶対絶命だったが噛みちぎられていたこの瞬間に偶然、「持ち手を完全再生させる」能力を持った「聖剣エクスカリバー」の持ち手をギリギリのところでにぎり下半身が再生して間一髪を逃れた。

そして再生したその瞬間に信念が持った神器が手から抜けてしまい、地に衝突した「聖剣エクスカリバー」は砕け散り消えてしまった。


「まだまだねっ!![フレアバースト]!」

炎実は火炎を纏った剣で対抗していたが

「聖海ノ槍トライデント」の能力「大海を操る力」により炎が打ち消され腹部を貫かれてしまう。

「ぐああっ!」

血を吐く炎実を神器は待ってくれなかった。

血に反応して更に追い打ちをかける「血槍ダインスレイヴ」、そして「触れたものを粉砕する」能力をもつ「ザ・グラディウス」によって炎実は粉々に砕かれ、上半身が無くなり死亡した。


「はあああ![サンダーボルト]」

空から振る雷が「魔槍ゲイボルグ」、「破弓イチイバル」を撃ち落とした。

Cクラスながらも雷禅は神器に対抗できている

更に周りの仲間が殺される光景を見て神器の能力を分析して対応した。


「[ウッドスパイラル]!!こいつで防ぐ!!」

木が一気に生えて[木]属性使いのマイスターを守るが

「炎の剣レーヴァテイン」に焼き尽くされ、果てしない熱さに[木]属性マイスターはもがいていたが「神槍グングニル」でトドメを刺された。


「ここはっ![深海の魂(アビスソウル)]でっ!!」

大海のうねりが水面を守るが「雷槌ミョルニル」の「雷を操る能力」により感電した電気が水面を襲うが[深海の魂]を解除し対応した。


そして一村は神器を避けつつA.K.音色に向かってひたすらに攻撃をしていたが、まるで触れることができなかった。

「うおお![断光]!!」

一村は光速で縦に断ち切ったが攻撃は弾かれてしまった

「手数でそのバリアを壊してやるっ![廻光]」

[断光]に続いて光の斬撃ラッシュを披露するも、どれも攻撃を当てることすらできない。

だが、あまりにも一村が早すぎることからA.K.音色は一村を捉えられずに吹き飛ばしも出来なくなっていた。

繰り返し[断光]、[廻光]を発動する。

(あまりにも硬すぎるっ!!

こんなのどう攻撃を与えればっ!!!)

攻撃の直後ようやく一村を捉えたA.K.音色の念力によって一村は吹き飛ばされてしまった。

「ぐっっっ!!」


グオン!


この時、信念が念力で一村を受け止め反撃の[エスパーウェーブ]を少女に加えた

「大丈夫か!!一村さん!!

アンタは俺達マイスターには必要不可欠だ!!

ここで死ぬのは許さんぞ!!」

信念は大声で一村に話す

「死ぬつもりはないっ!!」

一村は答えた


刀流は回避に精一杯だった。

(斬撃で対応できるからまだしも、この威力が剣に直接ぶつかれば剣どころかこの身も壊される...)

「一村さんと信念は無事だ!

よし![十文字斬り]!!」

刀流は十字の斬撃を設置して、神器の雨と相打ちにさせて[神怒の雨]に対応していた。


そして激闘を繰り広げているうちに援軍がさらに来た。


(...敵意ノ増大ヲ確認)

A.K.音色は更なる敵意を感知しては[神怒の雨(シド)]をやめて新たに腕から紅い翼のようなものを放出した。


破滅の翼(ヨク)


紅の翼から羽根の形をした粒子が散布された。

これこそが「滅粒子」である。

散布された滅粒子はあらゆるものを分解した。

刀流と一村と信念は得体の知れないものは触れずに回避で対応した。

だが、水面は滅粒子に触れ分解されて死亡し、駆け付けてきたマイスター達は愚かにも滅粒子に触れてしまい身体全てが分解されたり、ディスソードが分解されて消えてしまった者も居た。

そして雷禅の左足は滅粒子に被弾してしまい、侵食されていくが咄嗟の判断で足を切り落として危機を間逃れて瓦礫の中に潜伏した。


瑠々壱はもうほぼ完全崩壊しており、瑠々壱の周りの町である春波、竜胆、東雲、郎内にも大きな被害が及んでいた。


そして刀流は武器を無くした者達の命乞いを耳にして恐怖を抱いた。

(彼らは...もうそうするしかないのか....?

俺は彼らには何もしてあげられないのか...?

何もしてあげられないまま俺もこうなるのか....?)

と自分までもが死んでしまうような気がしてしまった

だが、

(嫌だ....!まだ死にたくない!あの人に追いつきたい!!)

と一村の背中を追い続けたい自分の気持ちを思い出す

刀流は絶望を乗り越え、抗う意思が頂点に達した。

「抗うんだ!!最後までっ!!

属性解放!!「刄斬」!!」

刀流は新たな力に目覚め、ディスソードは「千刃の夜」から「兆刃の永夜」と姿を変えた。


(....この力は!)

一村は嶺域事変の頃の自分を思い出した。

そうあの時自分も属性が進化したことだった。


だが、新たな力に目覚めたはいいも次なる[破滅の翼(ヨク)]が放たれようとしていた

絶望は待ってはくれなかった。

触れた瞬間に全てが滅びる攻撃が今下された。

今回は出力が上がっており、確実に皆殺しの勢いだ。


「......[無間真打]!」

刀流は咄嗟に高密度の斬撃を剣を振るうことで生み出し、滅粒子を中和していた。

そう、全員を守り抜いたのだ。


「よくやった!刀流君!!」

一村はこの状況を打開できたことに希望を持ったのだ


そして彼らの反撃は開始した!


「...バリアがあるならその中身だけ攻撃すればいい!!

くらえっ![真空斬]!!」

見事にA.K.音色に直接攻撃が通った

「よっしゃ!!」

(きっと....これなら勝てる!!)

「一村さん!!俺絶対勝ちますから!!」

刀流は勝ちを確信した



が、その時だった。

「待って刀流君!!!

あの少女の姿をよく見るんだ!!」


刀流がA.K.音色を見たその時だった


少女からは傷が消えていた。

むしろ再生しているんだ。

そうこれは[不死体]によるモノであった(能力でも何でもなく体質)

刀流は事実を受け入れたくなくて、ひたすらに攻撃を加えた。

再生する度に攻撃を加えていたが、それ以上の再生力を少女は有していた。


「不可侵...ワタシ....」

バリア越しに攻撃されることはあまり予測していなかったため、自分に攻撃を加えることができる者がこの瞬間現れたという事実にA.K.音色も対抗に出ざるおえなかった。


少女は更に暴走し、滅粒子を爆散させて神器をも同時に召喚した。

そう滅粒子を纏った神器達が一村達を襲うのだ。


「....あっ」

刀流が呟いたその時に事は済んでいた。

 絶望の雨は降り注いでいたのだ。

何とか[無間真打]で滅粒子を打ち消して神器を避けていたのだが、その時瓦礫の破片が刀流の目に刺さり片目が失明してしまう。

痛みと衝撃で倒れてしまう刀流


一村は神器を避けつつ攻撃を加えていたが少女からの攻撃がかすってしまい、それだけでも重症を負ってしまう。正しくは重症で済んだのだ。


そして信念も念力でバリアを作ることに成功するも瞬時に砕かれてしまい、砕かれる度にバリアを貼り直して対抗するも破裂した神器に所々被弾してしまう。


そう、とっくにみんな疲労が溜まっており限界などとうに超えていた。

みんなはもう立ち上がれない

そんななのに少女は[神怒の雨(シド)]と[破滅の翼(ヨク)]を同時に放とうとしていた。


一村はもうダメかと思っていたその時にあることに気付いた。

人間本人だけを消されて主を失っていたディスソードが二本も一村の近くにあったんだ。

(コレがラストチャンスかっ....)

一村はイチかバチかまだディスソードを握った事がなく、能力が不明な逃げ遅れた人達に剣を投げ与えた。

「ハァハァ.....二人ともコレを使ってくれぇ!!」


「....!これはあの剣..!これさえあれば....!俺はっ.....!!」

「こ、これはディスソード!?

ぼ、僕だってえええ!!」

二人ともしっかりとディスソードを受け取り「属性」を発動した。


一人目は結婚式の最中をザシュタリアンに襲撃されて嫁を失ったが、マイスター上層部にこの事件を揉み消された過去を持つ「一前 蓮(いちまえ れん)」で属性は[零]


二人目は個人活動していたマイスター、ザシュタリアン研究家である「最無 霧亜(さいなき きりあ)」で属性は[心通]


「属性!![心通]!!」

「属性...[零]」

二人は属性に目覚めた

一村の「賭け」に関しては成功した。

だがA.K.音色は待ってはくれない

[神怒の雨]、[破滅の翼]がマイスター達を襲う


「うぐっ...ようやく掴んだチャンスだ....

絶対に繋げる!!!」

「俺だって...!こんなところで終わるつもりはありませんよっ!!!」

[手銃・光線] [剛・衝斬]

ギリギリで立ち上がった一村は光を最大まで固めた光線を複数放ち、刀流は更に密度が上がった[衝斬]を設置する。二人は技を使い滅粒子をなんとか打ち消す。

そして蓮は能力を発動する

蓮の剣は黒い気を纏った

[零]の能力詳細はあらゆる事を0に還す事だ。

そして蓮は神器達に対し技を放つ

「まずは試し打ちだな..[零冥・葬奏(レイメイ・ソウソウ)]」

黒色の気が神器達の勢いを0に返還し、空から落として無効化した。

「この力...素晴らしいな....」

蓮は何かが満たされた。

「な、なんとか防げたのか?」

一村は安堵する

「だけど...もう俺は身体が動かな..」

刀流は限界の先を行き過ぎていて、もう立つことすらできなかった。

(刀流はさすがに限界か...もう後はのこされていない...僕ももうさすがに立てそうにない...奥の手があるとしたら[心通]の力を持つ彼だな...)


「みんなは凄いなやっぱり...

だけど...だけど!!僕は...!!

この子を救いたいんだっ!!!!」

霧亜は奮起した。

そして、「みんなああああああっ!!攻撃をやめてくれえええええ!!」

少女を攻撃していたマイスター達を止めながら霧亜は少女に向かって飛び出した。

散布される滅粒子の放たれる神器を火事場の力で避けながら「バリアがあってもっ!!精神を繋げれば会話は...対話はできるんだっ!!![精神世界(せいしんせかい)]!!」

霧亜とA.K.音色は光に包まれて[精神世界]に入った。

 ________________________


〜ここは精神のみの世界である

現実世界と時間が切り離されているからこそ対話の時間はA.K.音色が拒まない限り十分に残されていた。

(せ、成功したのか...?

A.K.音色が目の前にいるから成功したんだ...!

あとは僕の発言次第で全てが決まるのか...)

霧亜は技が成功したことを確認してA.K.音色に近づいた。


「ココハ...ドコナノ...」

少女は口を開いた


「よかった...話してくれて...

君は戦っている時は何も喋らかったから...

ありがとう...!」

霧亜は盛大に安心した。


(彼カラハ敵意ヲ感ジナイ....ナゼ....)

「ナンデアナタハ....他トハ違ウ?」


「だって君は被害者じゃないかっ!!

こんな力....!望んでいないだろう!!

外の世界を....普通の人間の少女としての生活を望んでいるんだろう!!!」

霧亜は訴えかけた。


「アナタ二何ガ分カルノ....」


「分かるよ!!だって僕は君に似た子がキリシア研究所に連れてかれるところを見たんだっ!!

だからマイスター達にも捜査依頼も出したし、君が戦っている時は君が悲しい顔をしていたのも僕は見たんだ!!」


「ワタシハ...感情ヲ捨テタ...」


「それは力の代償だろっ!!

僕は君にいろんな物を見て欲しいんだ!!

この世界は君が見た事ない美しいものがたくさんあるっ!!!そして僕は君のその力を取り除く事もできるんだ!!!」

そう彼「最無 霧亜」はザシュタリアンについて研究しており、A.K.音色の力の摘出も粗方成功する見込みがあった。加えてザシュタリアンを用いた医療にも長けていた。


「力ヲ....?

ネェ...アナタハワタシガ自由二見エル?」

少女は問いた


「やりたくもない人殺しを押し付けられて自由なハズあるか!!そんなものっ!僕がくれてやる!!!

偽善でもなんでもいいっ!!僕が今の君の十字架を背負ってやるっ!!!だからこそ人を取り戻して...一人の人間の少女として生きてほしいんだっ!!!」

一人の研究員は返す


「ワタシハ許サレル?本当二外ヲ見レル?」

少女は1%の感情が他の景色を欲していることに気付いた。

「私ハ...ワタシは...知りたイ......」

少女は話しているうちに涙が出てきた

「こ、コレは...?」

少女は研究所に連れ去られて以来の初めての涙に困惑した。


「涙だよ...君は...君の本心は感情を欲しているんだ....

僕が....僕だけでも....君の味方として....家族として君を守りたいんだ....!

僕に守らせてくれ...!

だから...今だけは....僕が君を人間に戻すまでは眠っていてほしいんだ....」

一人の研究員は手を差し伸べた。


「アリガトウ....私....人にナリタイよ....

ダカラ....ワタシが目覚めル前に....この力ヲ奪っテ....」

少女は手を取り眠りについた。


霧亜が敵意を出さずに少女を助けたい本心のみで話したので対話は成功したのだ。


こうして精神世界が崩壊した

 ________________________


戦場から光が消えて霧亜が眠った少女を抱き締めたまま空から落ちた。

「これは終わった..のか?」

蓮は状況に理解が追いつかずその場でしゃがむ

「というかあの二人の安否が気になる...

行ってみるか」

一村は少女と研究員が落ちた場所に光速で向かう体制に入る

刀流は疲れてしまい、戦場なのにも関わらず爆睡している(攻撃が止まったのを確認して安心しきったのだ)

「俺がとりあえずマイスターやら怪我人やらまとめてマイスターセンターやその他医療機関に送るよう仕切ってやるからお前は行ってこいよ」

蓮は一村に言った

「だ、大丈夫か?君にそこまで任せちゃって」

一村は心配になった。

「他に誰がいるんだ?俺とあの研究員がこの中でも五体満足に近いだろ?

なんでもいい、アンタは早くそっち行った方がいいだろう」

蓮は一村を落ちた少女と研究員の所に行くように勧めた

「分かった、ありがとう。

でもあまり君も無理はするなよ」

一村はそう蓮に伝えて少女と研究員のところに向かった


「....今更遅いんだよ」

蓮は最後に呟く

 ________________________


「.....か?.......大丈夫か?」

誰かの声が聞こえる

(そうか僕は眠っていたのか....)

声によって霧亜は目を覚ます

目の前に居たのは一村だった

「....うわあああああ見逃してくれ!!

君たちマイスターの討伐対象を保護したのは理由がありましてえええ!!」

霧亜は大変焦った

「....分かってる。

元々キリシア研究所は彼女達子供を使った怪しい実験をしているって噂があったし、彼女はおそらく被害者なのだろう?

実際僕はキリシア研究所に潜入してその事実を暴く為にここに来たんだからさ」

一村は霧亜を安心させた

「あ...あああありがとうございます!

あっ僕は最無 霧亜です!

あの...頼みがあるのですが」

「僕は一村 光輝

そして頼みとはなんだい?」

一村は聞く

「できれば...少女を死亡扱いにして匿ってほしいんです....

どれだけこの子が被害者でも世間は絶対許してくれませんから....」

「....分かった

君がどのようにして彼女を救うのか僕には分からないが、君を信用して僕も協力しよう。」

一村は霧亜の頼みを承諾した。

「ありがとうございます!

僕の技術で彼女からこの力を取り除いてみせます!」


(そんな技術があるのか...?

だがとりあえずは彼を信用してみるか...

てか僕ホント賭けてばっかだな...)

「分かった、ただし絶対に彼女を助け出してほしい。

僕も定期的に霧亜君のところに寄っていくよ」

ギャンブラーの一村は霧亜に少女を託した。

 ________________________


ーそして数ヶ月がまた経とうとした。

蓮と刀流はSクラス認定され、雷禅はAクラスへと昇級した。任務自体は個人で受ける事が増えたが、蓮と一村は関わる機会が増えて刀流はかつての一村のように後輩を持ち、一村から独立していき二人で居る事も少なくなっていったのだ。

また、雷禅と刀流は負傷していたが雷禅は最新型義足を付けて、刀流は霧亜の研究所で改造された片目を付けてマイスター活動を再開していた。


そしてA.K.音色は力の摘出に9割成功しており、副作用として歳をとっても老うことが無くなってしまったり再生力が人間の平均より上になってしまったが、感情は取り戻していた。


ここは復興が完了し、新たに研究員が結成されたことによってできた「ミスティル研究所」で、佐神町と皿浮町の上にあるヤマト四大富豪の「神風町」にその研究所は建てられている。


「霧亜博士...そういえば最近よくあなたの隣に居る少女は何者なんですか?」

一人の研究員が聞く


「うーん、そうだな...僕の「家族」さ。」

霧亜は答える


「家族ですか....それは幸せそうで何よりですよ」

「そろそろ「茜音」の16歳の誕生日祝いだよ。

遺伝子情報から彼女の誕生日と年齢を予測したんだ。

おそらく....両親は既に....」

霧亜は下を向く


「まぁいいじゃないですか

あなたが彼女を幸せにしてやればさ

彼女は16で博士は21なんですし何も問題はないですよ」

研究員は真面目な表情で言った


「それは茜音次第だよ。

それが彼女の幸せなら僕はそうするだけだよ。」


博士になった霧亜と側近の研究員が話していると

元は「A.K.音色(アカネイロ)」で現在は「最無 茜音(さいなき あかね)」として今を生きている少女が帰ってきた。


もちろん以前とは姿を変えており、外に出ても何も問題がなかったのだ。

そして少女は言った

「アカネちゃん!ただいま帰りましたっ!!

霧亜!今日こそ結婚しなさい!!」

あの時とは大きく違ってものすごく元気になっていた。


「やっぱり彼女、望んでるじゃないですか...」

研究員はあきれて言った

「そ、そうだね...

でもまぁ茜音!!今日は君の16歳の誕生日だよ!!」

霧亜は茜音を部屋に招きながら言った

「えっ!!てことはアカネちゃん結婚できるの!?

嬉しいぃ!!霧亜!!これからも幸せにして??」

茜音は過去一の笑顔で言った

「あぁもちろんだよ...!僕は約束する!!」

二人は抱きしめ合った

「....はぁイチャつくなら私が居ないところでしてくださいよ.....」

側近の研究員はため息をついた


「....ご、ごめぇん」

二人は気まづい顔であやまった。


「やぁ、久しぶり!」

任務を終えた一村と蓮が研究所に訪れた

「霧亜君や茜音ちゃんが元気そうで何よりだよ!

そういえば今日茜音ちゃんの誕生日だもんね!!

ケーキとかパーティグッズ持ってきたよ」

「...フン仕方がないから付き合ってやるだけだ」

といい大きな袋を見せる

「おぉ!光輝さん!ありがとうございます!!

よし早速みんなで準備するぞ!!」


1時間後


「茜音ちゃん誕生日おめでとう!!」

霧亜や研究員達、一村、蓮はクラッカーを茜音に向かって鳴らして茜音は16歳の誕生日を迎えたのだ。

幸せな時間は流れるように過ぎていったのだ。


誕生日会はお開きとなり、これからまた日常に戻っていくのだ。

 ________________________


16年後


「お母さん!!行ってきます!!!」

16歳になった少年がマイスターセンターで、とうとうディスソードを手に入れるその時が来たのだ。

この少年こそが「最無 統真」であり、この先の物語の主人公である。

そして

「あっ....統真ちゃああん!!お弁当忘れてるわよ!!

アカネちゃん特性の愛情弁当!!絶対忘れちゃダメよ!!!」

この見た目こそ幼く見えるが幸せそうなこの少女こそが「最無 茜音」である

「うおっ!!お母さん声大きいって!!恥ずかしいわ!!

俺だってもう16だぞ!!こんなちんまりとした母親なんか世に見せられるかっつぅの!!」

統真が恥ずかしがりながら弁当を手に取る

「な、なんですって!!帰ったらお説教するわよ!!」

茜音が不機嫌になる

「ってかもう遅刻するじゃんか!!

とりあえずもう俺は行くよっ!!」

統真は急いで街を走る。

「もう!統真ちゃんったら!

最近、霧亜も研究所に泊まり込みばっかりで寂しいのにっ!!」

茜音は頬を膨らませる。

(統真ちゃんも大きくなったわね...

むしろ親離れは嬉しいわよ...)

なんだかんだで茜音は自分の息子を愛していた。


そして、統真は走りながらも

(お母さん今までありがとう!

俺は属性を手にして今度こそ俺がお母さんを幸せにしてやるぜ!!)

と心で思いながら佐神マイスターセンターに走って向かうのであった


そう、統真はこれからの物語で伝説になるのである


       〜Dis Sword 0 「A.K.音色」END〜

いかがでしたでしょうか?

こっから本編への準備も進めるので楽しみにしててください!!!

ちなみにちゃんと本編を通して0で不完全だったものも全部補完していくつもりです!!

というか僕は小中高生の頃の妄想を形にできることに幸せを感じてるので、人気出なくてもちゃんと全シリーズまで完結させるつもりです!!

学業に専念しながらなので更新はめちゃくちゃ良くて週一?ペースだと思います!!

これからもよろしくお願いします!!

次話投稿までに宣伝してくださる方がいればこれからは後書きに宣伝してくださった方のSNSと、そのSNSでの名前を載せる予定ではあります!!!

......あとあまり自信ないので感想やアドバイスなどは容赦なく欲しいです!

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