始まりの事件
初めまして。鬼鉄スパイです。
小説なんて初めてなので、拙い点も多いかと思いますが、温かい目で見守ってくれると嬉しいです!
タイピングが遅めなので、投稿のペースが遅いかもしれません!そこはホントにすいません!
今後色んな小説を投稿していき、それらをクロスオーバーさせられたらなぁなんて考えています。よろしくお願いします!
あるビルの一室に、その犯人は立てこもっていた。
女児連続誘拐事件、聞くからに胸糞悪くなるこの事件だが、世間一般に言われる女児誘拐事件とは少し違う。犯人が狙うのは中学生ほどの女児だらけなのだが、一晩のみの拘束で、わいせつな行為をした形跡はなし、被害者の話では乱暴な行為どころか手厚くもてはやされたという。そして驚くべきことにこの犯人は、なんと女性だというのだ。
被害者の証言から、犯人の居場所をあるアパートの一室まで絞った我々は、ついにその部屋への突入を決意したわけである。だが奴のもとには人質が一人いるという。
犯人は二階、一番奥の部屋。部屋のドアの前に自分を含む三人の刑事が待機している。ベランダ側からはメガホンでの必死な呼びかけが始まっていた。犯人はどう来るか。ドアの内側からは何の反応もない。メガホンでの必死な呼びかけが更にやかましくなる。犯人は寝ているのか?我慢の限界に達した先輩が、部屋のドアに手をかける。僕はこれを制止した。ここで人質を殺されてはたまらない。先輩が何か言いたげな顔でこちらを見る。そんな顔をされたって、指示すらもらってないので突入は無理だ。と、そのとき、ドアの向こうから小さな足跡が聞こえてきた。これは大人の足跡じゃない。息をひそめ、拳銃を構える。足跡が近くなる。そしてついにドアの鍵が開く音がした。
現れたのは一人の少女。きっと人質だろう。僕は人質とおぼわしき少女を抱きかかえると、そそくさと現場を離脱する。あとは先輩達がうまくやってくれるはずだ。
僕が非常階段で二階から下へ降りる途中、大きな銃声が二発。嫌な予感がした僕は、無線でSWAT隊を出動させるよう指示し、急いで階段を降りたのだった。




