和葉視点 VRMMOアニメの候補-1
打ち合わせが大体終わった後、キナさんはVRMMOアニメに関しての話に変わりました。まぁ、一応私も運営側のプレイヤーになった訳ですので視聴者側からの意見も欲しいのでしょう。
「そういえば今回作成されているVRMMOアニメってゲーム原作の物は無いんですね……。まぁ、安全パイにならないのが目に見えているのもありますけど。」
高校時代の友人もゲーム原作はある意味爆死しやすいとコメントしてましたからね……。有名なゲームはアニメ化した時に違和感が多くなり、マイナーな物はヒットの切っ掛けにもなりますが爆死すると目も当てられない結果になりますしね……。
「実際爆死するのが怖い事に代わりはありませんよ。次回からは最初よりもプレッシャーが小さくはなっていますけどね。でもゲームだと声優さん辺りもまた問題になってくる訳です。まぁ、声優殺しと噂されている作品が出てこない事を祈りますが。」
「……『雨宿りの館』シリーズの事ですか?有名では無いけど良い声をする人を主役や準主役に持ってきていますが……発売後1年以内にその声優さんが亡くなってしまい結局ボイス無しで発売する様になった感じの……。」
『雨宿りの館』は謎解き系のゲームなのですが声優さんが必ず死亡しているんですよね……交通事故やら急な発作等で。それでもゲームシステムは面白いので声優を無くしてどうにか続いている感じのシリーズです。遺族の方には何度も謝罪しているらしいですけどね……。
「とりあえずビルこれってわけにも行かないんだよなぁ……。キャラが多すぎてどうにもできない。小説をアニメ化するのもありだけど声優関連でまた大変な事になるし……。」
「安易にスピンオフをアニメ化するのも抵抗されるからな…。」
「ならMMO等の世界観を使うのはどうですか?」
「それも良いかもしれないけどその辺りは爆死を恐れて話しを聞いてくれないんだよね……。」
完全に手詰まりじゃ無いかと思っているとティアさんがある意見話話してきました。それは爆死しても大した問題にならないかもしれないという感じの考えなのでした。
「数年前にサービス終了したまぁまぁ有名だったMMOの『ディメンジョン・アクセラータ』ならどうだ?」
「……ストーリー作家をどうにかすればいけるかも知れないね。まぁ、ダメ元だけど話してみるよ。舞台としては数年後の世界とかにすれば良いしね。」
ティアさんが言った『ディメンジョン・アクセラータ』というゲームは2DでのMMOである。2Dマップの為操作が単純であり外付けコントローラーが無くてもマウスとテンキーにEnterボタンがあれば充分プレイできたゲームなのだ。
「まぁ、明日暇ができたら交渉してみるよ。」
キナさんは満足しながら別の候補について意見が欲しいとあくまで予定となっている作品のデータを取り出すのだった。ただその中にはグロ要素たっぷりのホラー系も入っているのでした。




