第1話-残された少年達-
「人類は一度絶滅している。
いや、エネミーによって、絶滅させられてた
とでも言おうか。
そう、8人の精鋭を除いて、の話だが。」
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今から12年前。街は一遍した。そう、エネミーと呼ばれる、敵の襲来によって。高層ビル群はあっという間に倒壊し、住宅街は跡形もなく消えた。そんな中、首都圏中心にある、最大の上級学校である、「エンゲージメント学院」だけが唯一の建造物である。
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ここはエンゲージメント学院。かつて、首都圏最大の上級学校だった。僕はこの学院に通っている、神崎春馬っていうんだ。通っているって言っても、僕一人なんだけどね。12年前、僕はまだ四歳だったんだ。誰もいない、静かな、真っ暗なところでずっと独りだった。外は凄く騒がしくて、何があったのかは僕には分からなかった。目が覚めたら教会みたいなところに居た。なんで僕はそこで一人だったのかは未だによくわからない。でも、僕以外にも誰か居たような気がしたんだ。僕以外には誰も、いるわけないのにな。
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エンゲージメント学院からおよそ50キロメートル離れた住宅街。ここはかつて、エンゲージメント学院に通っていた学生が多く住んでいた。そして俺はエンゲージメント学院の学性だった、井上大樹。人類が絶滅したその日、俺は真っ暗な闇に閉ざされた。体が動かなくて声がでなかった。そして、もの凄く静かなところ。あの場所はいったいどこだったんだ。俺以外にも人がいた気がしたんだけど。12年前はまだ6歳だったから、記憶が曖昧なのもあるけど。
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住宅街の中心部には大きなアパートがある。私、小泉七歌は人類が絶滅した後、ここで目が覚めたの。そこで知り合った大樹君。今ではダイって呼ぶほど仲良くなったんだけど、今では私たち二人以外には人類は存在していないのかな。それにしても、何も食べなくても生きていけるなんて、なんでこんな不思議な体になってしまったの?私は、人類が絶滅しているときはどこにいたのかな。なんで私とダイはまだここに存在しているのかな。
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住宅街から更に50キロメートル離れたところに荒野が広がっている。住宅街より人は少ないが、ここには小さな共同住宅がある。俺は斎藤十夜。俺は生まれがあまり良くなかったからこの共同住宅に住んでいた。そんな中人類絶滅とかって言うのが起こって、俺は一人になった。こんなところに居たくなかった。だから俺はひたすら歩いた。そこで出会ったのが春馬だ。俺は春馬のことをハルって呼ぶほどに仲良くなった。二人とも人類絶滅の時は静かで真っ暗なところに閉じ込められていたって言っていて、同じ境遇にあったのが仲良くなった一番のきっかけだろうな。なんで、人類は絶滅したのに、俺らは・・・。他に人は存在してないのか?
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荒野にある小さな共同住宅。俺はここの生まれだ。比較的裕福じゃなかったから、ここに住んでたんだ。俺、藤宮和一輝は、人類が絶滅する前は、裕福じゃなくてもそれなりに、楽しく過ごしてた。人数が少なかったけど、学校にも通えてた。でも、人類が絶滅してから生活がガラリと変わった。周りに人がいなくなった。もう、俺以外の声は聞こえない。こんな世界、楽しくない。なのに、俺はなんで生きてるんだろう。
今回もエンゲージメント読んでいただき
本当にありがとうございます。
今回から、人物が登場しました。
自分で書いていてなんですが、
私は斎藤十夜が好きです(笑)
名前を考えているときに一番「あ、これだ」
ってなった人物です。
性格などは、後々内容を読むとわかるかと思います。
もちろん、その他の人物も好きですが(笑)
ということで、また次回、第3話もお楽しみにしていてください!




