"第3話でやっと戦闘なのを見て「展開が遅い」とか言うやつはケーキのイチゴは最初に食うし牛丼もライスだけ残ってしまうタイプ"
「というわけで時刻は20時30分だよ!」
「流石やな輝楽蘭。時間係が板についたやないか。」
「そお?えへへ〜/////」
「輝楽蘭ちゃんそれ雑用押し付けられてるだけだよ…。」
え〜、なぜ17歳の女の子たちがこんな夜道で待ち伏せしているのかと言うと、話は今日の放課後まで遡るわけでございます。
「あ、回想だ。」
「良いから春佳。いちいち指摘しなくて。」
「ポワンポワンポワンポワーン。」
「鳳華も良いから。なんとなく脳内再生されるから。」
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「というわけで、お前達のその強さを見込んで頼まれてほしい。」
「な~んでウチらがそんな自警団活動せなあかんねん。」
「俺今日はジム行きてぇから帰りたいんだけど。」
「キララもドラマ見たいから帰りたーい!」
「おっぱいボインボイーン。千早のおっぱいボインボイーン。」
「千早、君は弟君のこともあるから帰って良いよ。」
「あ、ううん大丈夫。うちの弟しっかりしてるから。それに、みんなのこと見守る保護者が必要でしょ?」
「ボインボイーン。」
「ね?」
「う…うん…。」
「それはそうと力奈。」←急にボインボイーンやめた春佳
「どうしたのかな?」
「報酬は出るんだろ?」
「はい?」
「当たり前だろう。タダ働きなんかしないぞ。」
「よりにもよって1番経済力のあるキミがそれを言うのかい?」
「経済力のある人間は常に報酬を求める。それが成功者のあるべき姿だ。」
「せやせや。ウチらみんな予定あんのに残ったるねんで?それなりのご褒美貰わんとやってられへんわ。」
「なるほど…まあ、一理ある。」
「こーら。わがまま言っちゃダメだよ。」
「ではこうしよう。まずは輝楽蘭。」
「はーい!」
「キミが欲しがっていたシャネロの香水を生徒会の活動費から出して買おう。」
「うっそー!?ホント!?キララやりまーす!」
「聖には…はい、ザマスのプロテイン。半年分。」
「あらかじめ用意して断れないようにしてたな?力奈。」
「千早。」
「え?良いよ私。困ってる人のためだから。」
「君の家のエアコンを買い換えるよ。」
「え…わ、悪いよそんなの!」
「これから夏だよ。君たち2人が倒れたら、ソッチのほうが悪いことだから。」
「え…え〜…じゃあ…あの!お金!バイトして返すから!」
「大丈夫だよ。」
「へ…なんだなんだお前ら、物につられてホイホイと。」
「せやせや。言っとくけどな、ウチと春佳はそんな簡単に物で釣られたりせぇへんd」
「春佳には今日発売の仮面ドライバーZの変身ベルト。派生形態アイテムフルコンプリート付き。」
「あーい!ハルカいっきまーす!」
「そして鳳華。」
「なんや。」
「まだお互いに母親の母乳を飲んでいた頃からの幼なじみだからね。一緒に大阪から東京まで出てきてくれた恩には本当に応えたいと日々思ってるんだ。長い付き合いの"よしみ"もあるから。」
「せやで。ホンマにオマエは昔から世話の焼けるやっちゃな。」
「ちゃんと元気にやっていることを、お前の代わりに実家に向けて報告する役目も私がやってあげているよね。」
「めんどいやんかだって。実家隣同士やからお前が言うたらエエねんから。」
「君の母親に"毎日授業をサボって遊び回っている"と報告することも簡単にできるんだk」
「今宵の御依頼喜んで引き受けさせていただきます。」
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というわけで、5人仲良く不良退治にやってきたと言うわけであります…が。
「春佳?」
「なんだ千早。」
「それは何?」
「夜襲だと聞いたからな。一応フル装備で来たぞ。」
「うんそれは…知ってるけど…。」
「市販のエアガンの10倍の威力の"ハルサーP37"だろ?」
「う、うん。」
「カーボンニュートラルの峰打ち刀。斬撃力皆無だから実際は鈍器。」
「う、うん…。」
「閃光弾。」
「う…うん…そこまではいつもの春佳の装備だからわかるんだけど。」
「その肩の物騒なのは何?」
「何って…ショルダーキャノンに決まってる。」
「ショルダーキャノン?」
「あれだろ春佳、あのほら、あれがつけてるやつだよ。」
「そうだぞ聖。ヤ◯ー◯ャがつけてるやつだ。」
「なにそれ?輝楽蘭ちゃん知ってる?」
「プ◯デターでしょ?」
「知ってるの!?」
「実際にあんなわけわからん光弾は出ないから安心しろ。」
「よ…よくわかんないけど大丈夫ってことね?」
「先端が返し針になってる爆竹が飛んでいって対象に刺さったあと爆発する。」
「怖い怖い!怖いよ!」
「それ作ったん?凄いやんか春佳。」
「2000万で作った。」
「もっと幸せになることにお金使いませんか?」
コレを読んでるみんなは、お金は計画的に有意義に使いましょう!
「透明にもなれるんか?」
「桜はなびらの裁量次第でなれるぞ。」
※なりません。
「ならへんねんて。」
「しかたない…作者が言うのなら。」
「そんだけ気合入ってるならお前がやれよ。」
「え〜?良いの?春たん1人に任せて。」
「ま、聖大先生の言うことなら仕方ない。お前らは先に帰っていいぞ。」
「帰んないよ。仮にも保護者なんだから。」
「じゃあ〜俺と輝楽蘭と鳳華はコンビニに買い出しでも行くか。」
「行く行く〜!」
「ウチ帰りたいんやけど。」
「弱み握られてんだろ?」
「ウチだけご褒美やなしに脅迫されてんねんで?」
「春たん。何かいる?」
「ハッシュドポテト。」
「あ、ちょっと待ってよ〜!私と春佳だけ置いてかないでよ!」
「いや、千早。」
「何?」
「もう春佳いないぜ。」
「うそぉ!?」
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「いいじゃんかよ。」
「や…やめてください!」
「俺らと遊ぼうぜ?な?」
あらあら…まるでお手本のようなチャラ男が5人!可愛い女の子1人を囲んで、迷惑防止条例スレスレの行為じゃないか!
「へへへ…なぁ、いいじゃねぇか。」
「警察呼びますよ!」
「おっと!」
パシッ
「あ!スマホ返して!」
「俺らと遊んでくれたら返してやるよ!」
「ハッハッハ…ん?おいお前、それなんだ?」
「それ?それって何だよ。」
「その背中のマークだよ。そんなの付いてたか?」
「あ?なんだこれ?」
「なんかどっかから当てられてねぇか?ほら、あっちの電柱のとこr」
バシュッ
ヒュンッ
グサッ
「いってぇ!?」
「うわ!どうしたんだよ!」
「何か刺さってんだよ背中に!針みてぇなのが!」
「針?どれ、ちょっと見せてみろよ。」
「お、おう…なんかよ、背中の真ん中のところに」
ドパァーン!
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
「うわーーーーっ!?なんだこれぁ!」
「きゃー!」
「爆発したぞ!」
「おいコウダイ!大丈夫か!」
「何が起きてんだよ!あぅ」
「ん?」
「お、おいショウゴどこいった?」
「今、"あぅ"つってたよな?」
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「ショウゴの声だぞ!?」
「な、なんなんだよ!何が起こってんだ!」
「おい!逃げるぞ!」
「ショウゴとコウダイはどうすんだよ!」
「知らねぇよ!俺たち3人だけでも逃げるぞ!」
タタタタタ…
「あ…あわわ…!」←残された女の子
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「ハァ…ハァ…!ここまで来たら大丈夫だろ!」
「ここの団地…もう誰も住んでねぇんだ…へへ!それに、ここはチンピラの溜まり場で先輩たちg」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
「なんじゃこりゃ!」
「ひぃぃぃぃい!」
「お…お前等…!」
「せ…先輩!」
「あいつ…が…まだ…いる…俺たち…わざと…誰も…殺さず…誘き寄せる…エサに…」
「あいつ…!?」
バチンッ!
「いってぇ!?」
「なんだトシオ!」
「い…いてぇ!何かがコメカミに…!」
「んだコレ…BB弾か?」
バチンッ!
「ぎゃぁぁぁぁぁあ!目が!目がぁ!」
「ひぃぃぃぃい!トシオ!目が潰れてるぞ!ぎゃあああ!」
「ま…待ってくれよ2人ともぉ!」
コツ…コツ…コツ…
「へ?」
ぎゃああああああああああああああああ!
〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜
「トシオの声だ!」
「お…おい!コウジ!」
「お、おお!」
「俺がここに残るからお前は警察に行け!」
「タカシ!」
「補導されるかもしれねぇが痛い目見るよりマシだ…!お前だけ逃げろ!」
「わ…わかった!助け呼んでくるぜ!」
タタタタタ…
「さあ…来やがれ化け物!」
ヒュッ
「後ろk
バキョオッ!
〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜
「ハァ…!ハァ…!もうすぐ人通りがある場所だ!」
ドサッ!
「うお!なんだ?」
「コウジ…!」
「うぎゃぁぁぁぁぁあ!タカシ!」
カラーん…コロコロコロコロ…
「なんだこれ…!」
ピカッ!
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次の日!
「お疲れさま。」
「ハルカが1人でやったんだからハルカには追加で何かくれ。」
「まさか不良どころか、町外れの廃団地に屯していたチンピラまで纏めて片付けてしまうとは。」
「ほれ、とっとと。」
「聖、輝楽蘭、千早、鳳華。4人もよく頑張ってくれた。」
「無視してんなよゴリラこの野郎。」
「っていうか鳳華ちゃんは?」
「俺、今日は鳳華見てねぇけど。」
「またどこかでサボってるんだよ。」
「やれやれ…まあ良い。一応こちらの依頼を聞いてくれたんだ。今回のおサボりは水に流してあげようかな。」
「リキちゃん優しいね。」
「私は優しいぞ。」
「良いから追加のご褒美をよこせ。」
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「………………………………。」
「な…なあ!許してくれよ!俺ただちょっと中坊から金巻き上げただけじゃねぇか!な?ほんの出来心でよ!金は返すよだから」
「…………………………………!」
おーっと!一難去ってまた一難!?またキャラの濃ゆい女の子が出てきたぞ!
この包帯美女剣士!果たして敵か味方か!その気になる正体は!
次回明らかになるのか!?ならないのか!?
続く!
「ハルカまだ追加のご褒美貰ってないぞ。」




