道化の独断
道化の独壇
「皆さん、どうもこんにちは。ご機嫌いかがでしょうか。あぁ、ご紹介が遅れました。私、生徒会書記局長を務めております、酔狂と申します。以後、お見知りおきを」
いやいやいやいやいやいやいやいや、
おかしいでしょ。何このどこぞのSF的展開。
何で審査会に道化がいるの?
まずまず、上学年はさっきから思ってたけど性悪すぎるし?
まじで愚豚だし?
1年は使えなすぎて愚豚だし?
…とまぁ少し達観視(?)してしまうほど困惑する状況である。
鳩が豆鉄砲を食ったようとはまさにこの事であるなぁと少しことわざの意味がわかってスッキリしていたりもする。
なんて事は置いて置いて、だ。
私、マドンナは今どう行動すべきなのだろうか。
マドンナはこう言う時物怖じしないのか。
いや、可愛よき乙女はやはり引っ込んでおくべきなのだろうか。
…まさにこれまたあちらを立てればこちらが立たぬと言うやつである。
くそ、苦渋の決断をする時が来てしまったか…
私は…
静観する!
「おい、くそ生徒会。くそ道化。審査会には部外者立ち入り禁止だ。例に従い、お前を処刑する」
えぇ。何か申し訳なくなりました。
心で謝罪謝罪。そう言えばめっちゃ険悪な空気だったんだよね。
真面目霧島に戻ります。
と言うわけで、冷川(姉)は酔狂を目の前にして血相を変えて彼を睨んでいた。
あれほど優しそうなマドンナだった冷川はどこへ行ったのだろうか。と言う疑問が湧いてくるほど、彼女の顔は歪んでいた。
まるで、それは何かを失ってしまったかのように。
「あははっは。面白いですね、あなた」
「はぁ?」
「今は無法国家ですよ。誰が何を破ろうと誰も裁けない。そうでしょう?」
それは正論だ。今は無法。
秩序は消え失せ、混沌が満たされた国家。
そんな中の所詮一学校の生徒は考えた決まりなど取るに足らぬ物なのだ。
「っは。何を言うかと思えばそんな事だったのね。それに対する答えは勿論Noに決まってる。この学校ではこの学校のルールに従ってもらう。仮にそのルールが出来てなくても、この部外者立ち入り禁止と言う仮ルールもルールである事に違いはない。そうでしょう?下衆さん?」
「これはこれは阿婆擦れさんが言ってくれるではないですか。でぇすぅがぁ、あなた方は法よりも大切なモラルを崩壊させましたよねぇ?平等というモラルを」
「は?それがどうしたって言うの?」
冷川のかなり憎しみの籠った疑問を聞いて道化は頭を抱えて笑い始めた。
「フフフフフッ」
不気味とも楽しげとも言い難い笑い。
あの方という人物とはまた違う不可思議さを持っている。
「貴様らゴミは、手足の存在でありながら新入生に対する“平等”を破った。これほどの、これほどの傲慢はーーーー」
「万死に値する」
彼の手には血に塗られたペンチが握られている。
あ、どうも。
色々あって全然連載という連載ができずにすみません(ペコッペコッ)。
というか今回もそんな長くないです……
というのも新生活が始まるとともに私自身がこの作品に飽きてしまいまして……全く別の作品を書いておりました。
そちらは後日出しますので楽しみにしていただくと嬉しいです。
こちらの作品も不定期ではありますが連載は続けていきます!
それではまったね〜〜




