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5月のまぶしい空  作者: 青井 海
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エアメールの続き

勘違いしないでね。

県立高校の入試、白紙で出したのは、知世ちせと一緒にいたいからって優弥ゆうやが言ったみたいだけど、私が女子高に行きたかったからだよ。女子高に行きたかったのは、父にB国に来るように言われていたから、提携校がある女子高に行きたかったの。母にはまだ父との約束のこと言ってなかったから、母の手前、県立受けないわけにはいかなくて、白紙で出したら、入試点数公開で母が確認しに行って、母と優弥に追及されて大変だった。

母と優弥と一緒に居たくなかったわけではなくて、私の拠り所の音楽で私が夢を実現するには、父に融資してもらわないとだめだと思ったの。

母は私が父を選んだことで、私に失望しているだろうけど、いつか私が私の夢を実現できたときに母には感謝の思いを伝えたいと思います。

優弥にも、知世にもその日がきたら、必ずありがとうの気持ちを伝えたい。


それまで、しばらくさよなら  

知世のことだから元気だろうけど、元気でいてね                 

                              美優みゆより


PS 夏休みの最後に、北海道で最後の家族旅行をしたの。そのときのお土産を渡せずじまいだったので、送ります。


美優の手紙にはラベンダーのサシェが入っていた。

美優の好きなラベンダーだった。隣町の植物園に中学校のころはよく電車で二人で行ったものだった。




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