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5月のまぶしい空  作者: 青井 海
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軽音部

知世ちせ美優みゆと一緒に他のクラスのお好み焼きを食べた。

午後からは一緒に部活動の展示を見るつもりで知世は勝手にいた。


ところが、美優はちょっと行くところがあるとどこかに行ってしまった。

知世は女子高では浮いた存在の優弥ゆうやを見つけた。


 「おい、三山みやま、体育館に行くぞ」


優弥は知世を体育館に連れて行った。クラスメートや同じテニス部の部員が一緒に歩いている知世と優弥を冷かした顔で見るのが知世は恥ずかしくてたまらなかったが、なんかうれしいような気もした。


体育館のパイプ椅子に座ると、ステージ前に楽器が置いてあった。軽音部が演奏するらしかった。

演奏は午後1時からだった。

優弥が知世に話しかけた。


 「美優が出るんだ」

 「お母さんとおやじも来てるんだ」

 「美優、留学することになったんだ」


知世は優弥が言ったことが飲み込めなかった。


(美優が軽音部?美優が留学?

 何も聞いてないし)


よく理解できないまま、美優が出てきた。美優はキーボードだった。

衣装はおそろいのグレンチェックのどこかの高校のスカートを借りてきたようで、白いシャツに紺色のカーディガンで、シャツのリボンとポニーテールのバンダナはそれぞれボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラムと違った。美優はシャツのリボンが赤で、ポニーテールのバンダナは黒だった。










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