絵とか文章のこと
絵が好きです。
描くのも見るのも好きです。なろうで挿絵付きの小説を見付けると嬉しくなるし、活動報告で素敵なイラストを展示しているかたを見付けると小躍りします。
自分には、絵の上手な友達が複数居ます。
そのひと達を見ていて思うのは、「模倣って大切だな」、です。
少女まんがふうの絵を描く子は、普段から少女まんがが好きで、アニメもそれ系を見ていました。当然のように親しんでいる作品のキャラを描いていて、絵柄が自然に少女まんがふうに収束されていった感じです。
少年まんがふうの絵を描く子は、その少年まんが版。やっぱり、はじめは模倣なのです。
わたし自身は、なに系といったらいいのかわからない絵柄ですが、素敵なイラストを見付けると真似はします。輪郭ってこう描いたほうがいいかな、とか、目の表現はこんな感じでいきたいな、とか。色のついているイラストから頑張って、睫やフリル、レースがどんなふうに描かれているか、線をさがしたりもします。
文章もそうだと思います。
わたしは二次創作がスタートだったので(公表はしていませんが(__;))、原作の作者さまに文章を寄せられるよう、原作を読んでは書き、読んでは書きしていました。
結局、ノートに数ページで頓挫した二次創作作品でしたが、その数ページ分の試行錯誤は楽しく、今も生きている経験です。
なろうには沢山の作品があります。
わたしはなろうに投稿し始めて、文章が上達したと感じています。普段、なろうで、いろんな作者さまの作品を読んでいるから、かもしれません。
沢山の作者さまが、沢山のジャンルでいろんな作品を書いている場所です。
普段は読まないジャンルでも、タイトルにひかれたり、その作者さまの別作品が素晴らしかったから読んでみて、そこから別の作者さまへつながってやっぱり普段は手を出さないジャンルを読み……と、芋づる式にいろんな作品に触れたのが、自分にとってはいいことだったと思います。
素敵な作品に触れ、この単語は知らなかった! と調べたり、こんな植物や動物があるんだ、と調べたり、沢山の発見があるのも、なろうの楽しさだと思います。
パクりはよくないですが、自分の上達のために、好きな作者さまの作品を「解剖」してみるのもいいかもしれません。
こちらのエッセイは、ひとまず、今回で完結です。今後、書きたいことができたら、またこちらに投稿するかもしれません。
読んで戴いてありがとうございました。