表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26.ワン様漫遊記  作者: ひろーら


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
1/2

第1話 ワン様...えっ...マジ?

登場人物紹介

らっちー  ご隠居さん、しゃべる犬

ちょまる  くのいち、らっちーのお供、しゃべる犬

チロ子   女サムライ、しゃべる犬

たんとむ  商人

ツェペラ  カラクリ職人


*登場する名称は全てフィクションです。

ここは平和な町、ワン•だーらんど。

ここに...。

『暇じゃのぅ...。何かたのしーことないかのぅ...。』

『らっちー、いいじゃない。平和なんだからさ。』

『だけどのぅ...ちょまるよ...。退屈すぎるんじゃよ...。』

『そうねぇ...、最近流行りのバカンスとかは?』

『誰がバカじゃ!わしゃバカじゃないもん。』

『あのさぁ...バカじゃなくて...バカンスよ。旅にでもってこと。』

『た...び...?足に履くやつ?』

『アンタ本当にボケてんじゃないの?それは足袋でしょ。旅行に行くってことよ。』

『ああ...時代劇でよくやってたOOOO(ピー)じゃな。』

『何言ってんのよ、伏せ字になっちゃったじゃない。しかも...ピー...だって...。』

『ワシ...知らんかったんだよ...。』

『まあいいわよ。それで、らっちーは行かないの?止めるの?キャンセルするの?』

『ちょまる...行きたくないじゃろ...。』

『えっ...何で分かるのよ。いっ...いっ...いき...たい...かな?』

『ふぅ...分かりやすいヤツじゃな...。』

そこに誰か来た。

『あの...こちらにらっちょーさんっていますか?』

『アンタダレ?らっちーならいるわよ。』

『らっちょーさん...では無く...らっちー...。』

『ワシに用事が無いんなら、帰ってくれんかのぅ...。ワシ、これからバスタブに出かけるんじゃよ。』

『へ?お風呂に入るんですか?』

『バスタブじゃなくて、バカンスよ。らっちー暇だから旅行に行くんだって。』

『そういや、お主...なにおやつ?』

『えっ...アタシの...おやつ?何ですか、おやつって...。』

『ああ、気にしないでいいから。らっちーってこう言う犬なのよ。』

『はぁ...、私はチロ子。とある城に仕えるサムライです。』

『そのサムライさんがワシに何の用があるんじゃ?』

『うちの古文書に、ピンチの時にらっちーアリ...とあったんです。』

『胡散臭い古文書ねぇ...。らっちーがイタズラ書きでもしたんじゃない?』

『ワシ...やっとらんよ...。』

『ここにらっきょーと言うご隠居さんがいると聞いて訪ねて来たんですよ。』

『ワシ...らっきょーじゃないよ...。』

『ですから、是非らっぴょーさんには、我々の城に来て真相を確かめて欲しいのです。』

『絶対わざとだよね...らっちーって言ったし。』

『すみません、らっちー様がボケる天才と聞き、私もボケてみました。』

『ワシ...そんなにボケなん?』

『まあ...いいじゃない。らっちー、チロ子さんの城まで旅行に行きましょうよ。』

『そうじゃな...暇だから...いいよ。』

こうして、アホ3人組の愉快な旅は始まったのである...。


『そういやちょまる、ワシ...印籠とかあるんかのぅ...。』

『ある訳ないじゃない。首輪の鈴くらいでしょ。』

『ワシ...ご隠居さんじゃよ。ひかえおろおろ...とかしたい...。』

『アンタいつもオロオロしてんじゃない。』

『あの...ちょまるさん...。らっちーさん大丈夫ですか?』

『大丈夫よチロ子さん。こう言う犬だから。』

『ちょまる、ダレか来るぞぃ。』

怪しい人物が3人の前で立ち止まる。

『ダレ?アンタ...。』

「はいはい、わたくしたんとむと申します。この度、お客様には大変お得な商品をご提供させて頂きますです。」

『商品ってことは、武闘家ね。』

「いえいえ、わたくしは戦いませんよ。お3方に良い品を紹介させて下さい。」

『え~と...たん.........なんとかさん?』

「はいはい、たんとむです。」

『あなた...武闘家でなければ...魔法使いね。』

「いえいえ、商人でございます。」

『ワシら...金...ないよ...。』

『そうね、らっちーが団子食べ過ぎちゃったからね。』

『私も城を出る時...財布忘れました...。』

「はいはい...えっ?無一文...ですか?」

『そうじゃよ。なっ、ちょまる。』

『そうね、どっかのご隠居さんとは大違いよね。』

『それでも私達は旅をしてます。』

「えっ...マジ...?」

『そう言う事じゃから...買えんよ...。』

「ちょ、ちょっと待って下さい。」

『まだ何か用なの、たんとむさん。』

「はいはい。わたくし商人を随分して来ましたが、あなた方のような方々は初めてです。お金についてはわたくしが出しますから、旅のお供にして頂けませんか。」

『なんで?ワシらと一緒がいいんか?』

「もちろんですよ。こんな楽しい方々と会えるのは、恐らく最初で最後。ならば、共に行くのがわたくしの使命でございます。」

『大丈夫ですか、たんとむさん。私も先程から旅をしてますが、あのらっちーさんですよ。』

「まあまあ、何とかなるのが世の常。大丈夫でしょう。」

『アタシちょまる、よろしくねたんとむ。』

『私はチロ子です。よろしくお願いします、たんとむさん。』

「ちょまるさんにチロ子さんですね。らっちー一行に幸あれ。」

『変なヤツが...来ちゃったよ...。』


第2話 予告

旅に出たらっちー、ちょまる、チロ子、たんとむの前に現れたのはおかしな職人だった。

次回 「おかしなお菓子なカラクリ職人」

らっちー漫遊記の始まりです。

いやーたのしーうれしー旅が始まるねぇ...。

ではまた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ