午后調整
昼食後。日差しがやわらかく差し込む体育館の隅に、三レーンの調整帯が敷かれている。
机の上には足型ゲージ/+半目盛り細テープ/色ボード/EP-1札/ベル。
壁には調整掲示『幅→半目盛り/色→緑基準/誤差→即補正』が貼られ、
全体試行の後の午後リカバリ回が始まった。
【午后調整】
午前で出た誤差や乱れを午後に吸収する。幅=±1目盛り以内/色=緑70%以上/誤差→即補正。
外部音→二拍/自発音→静足。EP-1=一巡一人一個。
(胃評議会はどら焼きを要求。……一枚だけで可決)
司会は三ノ宮、設計はミレイユ教官。志水=ログ/ルナ=時刻。各班は調整レーンに割り振られた。
◆調整1:幅補正
α班:俺・楓・一年代表
足型ゲージで+0.7目盛り。胸の中にポコン……。
A:そのまま / B:即補正
「B」——+半目盛り細テープで修正。楓が『白線、見て』。誤差0。
ログ(α)
幅:+0.7→±0
三語:『白線、見て』1回
誤読0
◆調整2:色偏差
β班:長谷・真白・霜月
色ボードが緑62%/黄34%/赤4%。基準未達。
霜月が『休憩帯、どうぞ』で一巡休ませ、真白が『緑、基準』を宣言。二巡後、**緑74%**まで上昇。
ログ(β)
色:62%→74%(+12pt)
三語率:96%
誤読0
◆調整3:リカバリ演習
γ班:早乙女・イツキ・俺(交代)
拍手+靴コツが同時に混入。胸の中にポコン……。
A:拍手優先? B:靴優先?
「A。外部音優先」——『二拍』で一時停止。再開中にイツキが『静足、お願い』で靴音を消す。
誤読0。
ログ(γ)
E-12b×1(拍手)
自発音:静足で0
誤読0
◆合流一本(午後ALT-02)
前静0.5→1/2/3→後静0.5。全班が一本の線に揃う。
α=俺:『切替、二拍頭』
β=長谷:『前後半拍』
γ=早乙女:『外枠、角』
旗金具カラン→「二拍」。誤読0。
◆集計(本日:午后調整)
志水が板書。
R-27(ALT-02通算/午后調整)
誤読:0
E-12b:×1(拍手)
幅:補正後=±0
色:緑62%→74%
三語率:96%
EP-1被り:0
三ノ宮がスタンプ。「午后調整:合格。乱れても短く」
ミレイユが二行で締める。
『優先:外部音→角/中点→口→静足』
『最初だけ→必要時』
—胃評議会はどら焼きを最後で数える。一枚で十分だったらしい。
◆掲示(調整札)
【調整】
幅→半目盛り補正/色→緑基準/誤差→即補正。外部音→二拍/自発音→静足。
EP-1一巡一人一個(被りは温存)。
◆パッチ 1.3j(午后調整・試行)
誤差ログを班単位で分離→全体へ週次提出
色ボード変動を%で毎回記録(緑70%基準)
リカバリ演習を午後固定メニューに追加
三ノ宮「1.3j、試行」——全会一致。胃評議会はどら焼きの皮を『最初だけ→必要時』で摘んだ。
◆廊下(二択)
午後の陽射しが窓影を伸ばす。線は補正され、色は緑に近づいた。
胸の中にポコン……。
A:この学園で静かに暮らす / B:全力で勝ちにいく
「保留」——乱れても短く。今日の速度は、これでちょうどいい。




