応用座学
放課後。特別教室。
前方に白板×2、机上にケースカード束/音源ボタン(拍手・金具・放送・ベル)/
A6ミニ辞書(1.2案)/色ボード(緑/黄/赤)/タイマー。
壁には三行横断幕と小札『外部音→二拍/自発音→静足』。
床の中央だけ黒円+四角白点(角濃)+退避線(一足幅)のミニ一式。
【応用座学】
短く言って短く動かす“言葉の側”を鍛える。EP-1辞書の拡張、ケース分岐、役割別の置き場所。
E-12b(二拍)、方位=記述/EPは別、手サイン=運用外。
(今日は座学+ちょい実演。胃評議会はプリンとココアを要求……スプーン小さめで可決)
司会は三ノ宮、設計はミレイユ教官。志水=ログ/ルナ=時刻。受講は二年中心+一年数名。
実演補助にA=俺/B=黒鐘イツキ/C=楓。
◆四問で固定(座学)
ルナが短く整える。
「対象=二年+一年一部、場所=特別教室(ミニ一式あり)、主体=生活指導(座学)、**時間=45分」
三ノ宮が三行で上書き。
『最後で数える』
『前後半拍』
『退避=一足』
(中身は変えない。言葉を整える)
◆シラバス(本日の3章)
EP-1辞書:1.0→1.2案(短語の追加/重複回避)
ケース分岐:A or B(胸の中にポコン……から短語→動作)
役割別の置き場所(走者/非走者/案内/監督)
◆第1章:EP-1辞書 1.2案(配布)
既存(抜粋):『合図→止まる』『前後半拍』『交代=角』『時間の穴→静止』『退避=一足』
新規(提案):
『角、最初だけ』……最初→必要時を口で思い出す
『切替、二拍頭』……右上↔左上などの角順位
『拍手、後で』……E-12bの直後に再開用
『外枠、角』……縞は見ない→外枠角の口短縮
『中点、吸う』……流れを中点で吸う
『口で三語』……手サインの芽の置換
『静足、お願い』……自発音を静足で消す
『休憩帯、どうぞ』……照射/撮影を帯で切る
【被りルール】一巡に一人一個まで。札(EP-1)を机に置いて可視化。被ったら後の人が温存。
—練習は声に出す。難しい言い回しはしない。
◆第2章:ケース分岐(カード演習)
白板にカードが貼られる。ルナがタイマー30秒×6本。
ケースA:拍手の先走り
状況:0.3秒後にぱら… 選択:A続行/B二拍
「B。二拍」——最後→二拍。再開で**『拍手、後で』**を一回だけ。手サインなし。
ログ:正答率98%/言い換えの位置良。
ケースB:銀風船→上辺まぶむ
状況:上辺がまぶむ 選択:A左上維持/B右上へ
「B。右上」——切替=二拍頭。角順位。短語は**『切替、二拍頭』**で十分。
ログ:正答率96%/半拍遅れ→呼吸前倒しで回復。
ケースC:縞に吸われる
状況:床に縞 選択:A細帯へ/B外枠、角
「B。外枠、角」——口三語→視線右上→安定。
ログ:正答率93%/語が長い→短語へ置換の指導。
ケースD:放送(迷子)
状況:校内放送 選択:A各自判断/B二拍(同期)
「B。二拍」——インカム記述『放送→二拍』。延長不要。
ログ:正答率95%/同期宣言の短語が明快。
ケースE:自発音(靴コツ)
状況:自分の靴 選択:A二拍/B静足
「B。静足」——母指球優先→踵薄。速度一定。
ログ:正答率91%/E-12bの誤用が数名→**『外部音のみ』**の注記を再掲。
ケースF:照射(撮影)
状況:スマホ照射 選択:A注意だけ/B休憩帯、どうぞ
「B。帯へ」——名目干渉−2。三語で帯へ誘導。
ログ:正答率90%/語尾が長い→三語へ圧縮。
◆第3章:役割別の置き場所
走者:『前後半拍』→『交代=角』の順で一本に1回まで。
非走者:『退避=一足』/『白線、見て』。視線を下に。
案内:『OK、進め』/『拍手、後で』/『休憩帯、どうぞ』。
監督:『角、最初だけ』/『切替、二拍頭』の短い指示。方位=記述。
【重複回避】代表が掲示にEP-1札を立てる→被った人は温存。
—被り0の一本を、薄く通す。
◆ミニ実演(教室ALT-02)
前静0.5→ベル1/2/3→後静0.5。
A=俺:合図後にEP-1『前後半拍』。
B=イツキ:0%。角=左上は最初だけ視線。
C=楓:交代の二拍にEP-1『交代=角』。
旗金具カラン(廊下、前静0.3)。——「二拍」。
再開前に俺が短語。『拍手、後で』(先回り)。会場ふふっ。
集計
R-21(ALT-02通算/座学)
誤読:0/E-12b×1(金具)
三語率:97%(授業内)
◆テスト(8問:○×と短語穴埋め)
平均正答:92%(一年:88%/二年:94%)
穴埋め:『外部音→二拍/自発音→静足』=正答95%
弱点:『中点、吸う』が長くなりがち(→**『中点、吸う』**固定)
—次回はケースの混在をやる。
◆掲示(辞書1.2案)
【辞書1.2案】
合図→止まる/前後半拍/交代=角/時間の穴→静止/退避=一足/角、最初だけ/切替、
二拍頭/拍手、後で/外枠、角/中点、吸う/口で三語/静足、お願い/休憩帯、どうぞ。
—短く言って短く動く。
◆パッチ提案 1.2(辞書)
EP-1札セットに**『角、最初だけ』『切替、二拍頭』『拍手、後で』**を追加(色:薄青)
授業用アイコン:↖↗↙↘/●(中点)/||(二拍)の小シール
テスト小冊子をA5で配布(○×→穴埋め→短語記述)
三ノ宮「1.2、試行」——全会一致。胃評議会はプリンの角を最初だけすくって満足。
◆廊下(二択)
窓の影がゆっくり。掲示の角をぺた。声は短いほうが記憶に残る。
胸の中にポコン……。
A:この学園で静かに暮らす / B:全力で勝ちにいく
「保留」——言葉が薄く強ければ、線は一本。今日の速度は、これでちょうどいい。




