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オヂモンバトル

また書いちまった…

「天下…?」

「ああ、俺と一緒に天下とるかい?」

「全然なにがなんだかわからないんですけど」


未来は街に戻る。小人のおじさんは相変わらず着いてきてる。

「どこまで着いてくるんですか」

「あ?天下取んだろ」

「言いました?」

「言わなくても分かる」

「分かってないじゃないですか」


『オヂモンバトル、勝者には50,000BayBay』

「べ…べいべい?」

「お、いいなこれ、キノコいっぱい買えるな」

「買えるって、これなんですか?」

「は?通貨だよ、ベイベイ。」

「Pay〇ayじゃなくて?」

「なんだそれ、ベイベイだよ」

「きも…」

「どうする?嬢ちゃん、出とく?」


この世界に来てから財布が見つかってない。そして謎の通貨、『ベイベイ』。そして見つかったところで、円が使える保証もないし、多分本家?の方も使えない気がする。今後のことを考えると、お金は必要だ。


「出るってこれどうしたら…というか私出れるんですか?」

「俺がいるから大丈夫、勝ったら俺にキノコ買ってくれよ」

「分かりました…。」


「どうぞ!参加者の受付まもなく終了します!」

「あの、参加希望なんですけど…」

「はい、そちらのオヂモンでエントリーですね?珍しいオヂもんですね!」

「は、はあ…。」


意外と参加者が多い。色んな人が参加してる。小さい短パンの男の子、身体の大きな男の人、水泳キャップみたいなのを被ってる人もいる。なんだこれ。というか、どうやって戦うんだろう、みんな小人がいるわけじゃなさそうだし。しかもすごいこっち見られてるし。見んなよ。


「さあ!第1回戦!まずはこの街の優勝候補!マイケルぅぅう!」

ワーーーー!!!!!!

「さて、今回も俺の勝ちかな…」

「対するは隣町から参戦!ボブぅううう!」

ワーーーーー!!!

「俺がこの街の王になってやるぜ…!」


なんか騒がしいなあ。なに?なんか格闘技的なやつ?これ私大丈夫?でもあれか、男の子とかいるし、でも戦えとか言われたらどうしよう。てか戦わすとかある?女の子と男の人戦わすとかある?あるか、転生モノだと別にあるか普通に。私は嫌だな、どうしよう。


「あの…これ私無理なんじ」

「いけ!ジャクソン!」

「でたー!マイケルの相棒オヂモン、通称MJ!」


小人のおじさんがカードから現れた。


No.013 中堅オヂ

分類:なかだるみオヂモン

口癖「俺の若い頃はさぁ」

特徴:後輩と上司に挟まれる。ストレス耐性が高い。酒属性を覚える。


「うわ、なんか登録された。」

「オヂモンノートだろ、それ。そりゃ登録されるだろ」


なにこの説明文。ファンタジー感ないっていうか、まず可愛くないな。てか小人同士を戦わせるってこと?小人同士を戦わせるのがオヂモンバトル??てかマイケルのジャクソンは色々大丈夫なのか。


「いけ!トール!」

またもカードから小人のおじさんが現れる。


No.001 新人オヂ

分類:しんじんオヂモン

口癖「最近の若い子は優秀だよね」

特徴:まだ希望を捨てていない。上位種に怯える。


ちょ、なにこれ。おじさん?おじさんモンスター、縮めてオヂモンってこと??おじさん同士が戦うってこと…?見てられないかも。んでトールってなに。なんか分かんないけどこの説明ならトオルの方がしっくりくる。


「さあ、お互いのオヂモンが出揃いました!それではファイッ!!!」


MJがトールに向かって歩く。


「おーっと!トールが怯えている!中堅の威厳に怯えて足を震わせて頭を下げている!!」


見てられない。


「俺の若い頃はさ…」

「ここでMJの武勇伝の時間が始まってしまった!!トールはただただ頷くばかりだ!!これは為す術なしか?!」


見てられない。


「勝者、エムジェェエイ!!」

ワーーーーー!!!


見てられなかった。なんか社会の縮図の煮詰めたヤツ、みたいな展開。なんで転生してこんなもの見なくちゃいけないんだろう。


「さあ、お次は前回大会準優勝!マイケルの永遠のライバル!エムネミVS今回大会初出場、ニューヒロイン!ミクぅ!」


「おっし、俺らだな、そういや、俺の名前どうすんだ」

「名前?」

「名前付けてくれよ、俺に」

「キノコ好きのおじさん…マリオとかどうですか?」

「いいねえ、気に入った、それでいこう」

「いいんだ」


「若い女だからって手加減しないぜぇ?」


前回大会準優勝者ス〇ちゃんみたいだな喋り方。服装も。嫌だな、なんとなく。


「いけ!ゴジラ!」


No.047 課長オヂ

分類:ちゅうかんかんりしょくオヂモン

口癖「俺も言われてるから」

特徴:上司と部下の攻撃を同時に受ける。HPだけ異常に高い。


うわあ…いやーな説明…。


「行こうか、嬢ちゃん」

「はい、お願いします」


「両者出揃いました、それではファイっっ!!!」


「まあ、そう言わずやってよ、俺も言われてるからさ」

「おーっと!板挟み!I.TA.BA.SA.MI!!上からも下からも言われて心中お察しします!このメンタル攻撃に果たしてマリオはどう出るか?!寄り添ってしまうか?!」

「……」

「おー!?微動だにしていない!なんなら気にもして無さそうだ!」

「上から言われちゃっててさ…俺はいいと思うんだけど、上がダメだってさ…」

「でたー!必殺の『上からダメが出てる』だ!これはしんどいぞ!提出の時は良いって言ってたのに1からやり直しだー!もっと早く言って欲しい!」


キッツ…なにこれ…メンタルエグられる…おじさんは…?


「……いいからもう1回持ってけよ」

「?!」

「どこがダメか聞いたのかよ、出した時良いって言ってたろ、俺も暇じゃねえんだよ。お前の仕事は中継か?中継するだけなら俺でも出来んぞ。お前は下からの意見を上に伺い立てながら通すことだろ、ダメって言われたからって降ろしてくるだけならその辺のガキでも出来るわ。てかよ…」


うわあ…めっちゃモラハラ…


「おーっと!!ゴジラ効いているぅ!ラップのようにまくし立てる正論で効果は抜群だー!もうダメそうだ!ゴジラ泣きそう!勝者、マーリーオー!!」


「言い過ぎじゃないですか?ハラスメントですよ」

「関係ねえな、俺は間違ったことは言ってない。」


この調子でマリオは決勝まで勝ち進んだ。

次回更新は未定です。WONDERZに疲れたらまた書きます。

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