城壁都市?
「次の人〜。」
やっと自分の番か。軽く30分待たされたぞ。
「身分証は?」
「ありません。」
「じゃあこの魔道具に手をかざしてくれ。」
ピトッ ピカーン
「赤だと?この男を捕らえろ!」
「待て、誤解だっ!」
その声も虚しく俺は捕まってしまった。
今私は牢屋にいる。どうしようか?
「手錠壊せるかな?」バキッ
やばい真っ二つになってしまった。
うーん……脱獄しよう!
俺は牢屋を壊し、兵士を倒し、脱獄したのだった。
まあ、当然指名手配されるはずだから出来るだけ離れたい。
「そうだ!森に行こう!」
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森に来たのは良いが寝床がない。
おっと!あそこにいい感じの洞窟が!
バキッ! ボコッ! グシャ! パァン!
何か先住民がいた気がするが多分気のせいだろう。
まぁ、疲れたし寝ますか!
布団 《万物創造!》 スヤァ
おはようございます。異世界生活2日目です。
幸い俺には万物創造があるおかげで、衣食は心配ない。
だがまだ"住"が揃ってない。
なので今いる洞窟を進んでみる。
あれ?何かおかしい。綺麗すぎるのだ。
洞窟にしては綺麗とかのレベルではない。
床や天井などがツルツルでゴミも落ちていない。
ついでに光源が無いにも関わらず明るい。
奥に進んで行くと、大きな扉があった。
扉を開けるとそこにはゴブリンに似た何かがいた。
ゴブリンなのだ。だがデカイ。5メートルはある。
筋肉隆々で3メートルはあろう大剣を担いでいた。
初手で放ってきたのは叩きつけ。
大剣の大きさを余すことなく使い放ってきた。
ドゴッッッ‼︎ 比喩ではなく大地が割れた。
「今のは俺でも危なかった。」
だが今度は俺の番だ!
エクスカリバー!《万物創造‼︎》
そこには大量の光を放つ大剣があった。
「やればできるものだな。オラァ!!」
グワァァアッッッ⁉︎
ガードした大剣ごと腕を斬られたゴブリンキングが悶えている。
「この住処はオレのものだ。」
ピコッ 『ダンジョンの譲渡の意思を確認いたしました。これよりダンジョンマスターは丈治様です』
マジか!




