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蒼い空のその下で  作者: 柊 ピロシキ
第二章 一学期
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09.初登校

初めての高校の制服は自分の元いた高校の制服とはかなり勝手が違っていた。

なんと言うか、The 今風!と言う感じの服で、昔いた高校のとは対照的だったのだ。蜜柑はチャッチャと着替えてしまい、玄関で待っていてくれているのだが、外に出られる気がしないのだ。


「おねーちゃん!そろそろ出てこないと遅刻するよ!」


「待って!今行く!」


笑われる覚悟で外に出た。自分ではなんか違うし会わない気がしてならないのだ。


「か、可愛いよ!お姉ちゃん。でも、なんか制服を着ていると言うより制服に着られている感が満載だね!」


「外に出たくない。今日欠席してもいいよね?」


「ダーメ!今日欠席するなら、ご飯なしね。」


「それはキツいよ!分かったから、行くから。」


そんなこんなで、家を後にした。蜜柑が言うにはここら辺から登校している子はいないみたい。でも、周囲の目線が気になる。


制服に着られていると言うのはドンピシャな訳で、なんか恥ずかしいのだ。


しかも、今日は新しい高校のテニス部に仮入部するため、大きなラケットバックを持っているから、それも原因な気もする。


桜緑高校おうりょくこうこうと言う名前の高校で、バスにのって20分で、なんとテニススクールには歩いて15分というところなので、自分的にはいいね!ってところです。


蜜柑によると、登校して直ぐに体育館に集合して始業式を行いそこからクラスごとに別れて移動するらしい。


クラス分けは掲示板で見たのでわかっている。2-Cだ。担任は分からないけれども、職員室に寄って行かなければならないので、行ってみた。


「今日は。転校してきました。四柳柊です。担任の先生はいらっしゃいますか?」


「私が担任の望月花奈です。えっと、確認するわね。あなたが、四柳柊さんですね?」


やっぱり、こうなると思っていたのだ。僕は身長があまりないのだ。150あるかないか位。だから、こうなるのだ。


「私が四柳柊です。」


「これから始業式があるので体育館に行きましょう。」


細かい説明もなく、体育館にいく。始まった始業式はどこの学校でもお馴染みの校長の話が長い。眠くなったところで、話が終わり、僕にとって大変な事態が起きた。


「本日から高校二年生に転校生が入りますので、紹介させていただきます。四柳柊さん、前の方にお願いします。」

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

学園の方も始まりました!ここからはどんどん行きたいですね。

これからもよろしくお願いします。

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