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血は白き肌にこそ映える

遅くなりました;

あぁ、俺はなんて優しいのだろうか?

この悲しくも無情な世界に迷い込んだ哀れな生き物に、優しく、慈しみを持って






その生に終わりを与えてあげるなんて!


死に顔も先の2人と全然違うじゃないか!あんな安らかで、自分が死んだ事にすら気がついていないだろうと思える表情。

我ながら惚れ惚れするよ。っと、陶酔してる場合じゃないね


「さぁ、今度こそ君だけだ。君は大事な大事なおもちゃだから、すぐには壊さないよ?ゆっくり、じっくり壊してあげるね?」


出来る限りの笑顔で見たはずなのに


何故か彼女は眼を大きく見開き、歯をガチガチと鳴らしながら僕を見ていた。


おかしいな?何で笑顔で接したのに・・・・・あぁ、そうだ。昔どこかで聞いた気がする。笑顔は本来威嚇的要素をもつものだと。


怖がらせちゃったかな?まぁ、でも大丈夫だよ?すぐに全ての恐怖から解放してあげるから。


歩み寄る度に彼女の震えは大きくなって、大きな雫を目から零した。



優しく、壊れ物を扱うかの様に彼女の頬に手を当て


「ところで君の名前は何かな?・・・・・・あぁ、自己紹介がまだだったね。」


雫を拭いながら


「僕の名前はマギ。マギ・アルファルス。生きとし生ける全てのモノに終わりを告げるものだよ。」


そう囁いた。


「さぁ、今度は君の番だよ?名前は何て言うのかな?」


「え、エルリアです。」

その問いに彼女は震えながらも、小さな声で応えた。それはとても小さく聞き取りにくいものであったが、たしかに応えたのだ。


「そうか、そうか。エルリアちゃんかぁ。じゃぁ、エルリアちゃんに選択肢をあげるから選んでね?もし提案があって、それがどの選択しよりも優れてると思えたら考慮もするからね。」


その言葉に彼女は生きるという希望を見出したのだろうか。先ほどよりかは多少マシな顔になったと言える。でも、その希望は簡単に砕け散るものだった


「①生きてる事を後悔しながら殺される。②手足を全てそぎ落として、徹底的に凌辱されてから殺される。③手足を縛った状態でモンスターの群れに投げ入れ、生きたまま食われてく。さぁ、どれがいいかな?」


「い、嫌ぁぁぁぁ!私死にたくない!!お、お願い、殺さないで!」


そう叫びながらエルリアは僕の足にしがみ付くが、答えは決まっている。


「それは残念ながら無理なお願いだよ。僕は君の壊れていく姿が見たいんであって、君が生きている姿を見ていたいとは思わないもの。」


それでも彼女は生を諦められないのだろう。


「性奴隷でも何でもなるがら!だがら、ごろざないでッ!!何でもじまずがらぁぁ・・・」


足から腰へ、腰から局部へ手を伸ばした。



あぁ、なんて・・・・・






なんッて!






最ッ低なメインディッシュであろうか!!我らが種族を蔑み、自分らは高潔な種族とほざいておきながら、生きるためなら蔑んだ種族にすら媚を売り、股を開こうとする。

そんな彼女には僕から最高のプレゼントをあげようじゃないか。きっと泣いて喜んでくれるはず。


いや、鳴いて・・・・かな?まぁ、どちらでもいいか。


僕は彼女の手を取り、ほほ笑み


「わかったよ。君がそこまで言うならば、僕も考えを改めよう。」


そう告げた途端、彼女の顔には笑みが生まれた。でも、話は最後まで聞かなきゃダメだよ?


「そんな君には最も残酷で、残忍で最悪な殺し方をしてあげるね?早く殺してくれと・・・・殺してあげることに泣いて感謝する程に。」


その言葉と共に、僕は彼女、エルリアの腕をへし折った。


最初は何を言われ、何があったかわからなかった彼女だが、痛みと共に気がつかされたのだろう。耳をつんざくような悲鳴を上げた。


そして僕は失敗に気がついたのだ。ゲームであれば、どんなダメージを与えても叫び声等上がらない。それ故に忘れていたのだ。もうここはゲームの世界ではなく、現実であることを。


きっと今の叫び声で近くの住人がやってくるだろう。別にソイツ等も殺してしまってもかまわないのだが、それはまだ時期尚早であるかもしれないと思える。


まぁ、最終的には全ての生けるモノに終わりを告げるつもりではあるが。


とりあえず、早くプレゼントを与えなくちゃいけない。そう考えポーチから液体の入った瓶を取り出し、無理やり彼女の口に流し込んだ。


吐き出そうとするが、それを許すことはしない。


彼女が液体を飲み干すまで、そう時間はかからなかった。瓶を口から離してやると、激しくせき込みながら、こちらを睨みつけていた。


さっきまでの態度はどこへやら。やはり演技で寝首をかくつもりであったのだろう。やはり女は侮れないものだ

そう一人で考えていると、彼女は語気を強めて叫ぶように「な、何を飲ませたの!?」と聞いてきた。



「普通に考えて毒物しかないだろ?・・・あぁ、待て待て。別に死ぬようなもんじゃない。それに今更吐いたところでどうにもならん。」


その言葉に意味がわからないと懐疑の目を向ける。それは当然だ。まだ重要な部分を話していないのだから。


「ただし、死にはしないが一日に一か所が腐り落ちる。場所はランダムで俺も知らん。腐り落ちる際、この世のものとは思えない程の激痛で悶え苦しむが、その日の内に再生する。そしてここからが、重要だ。その毒に感染した場合、剣で首を切り落とされようが、心臓を貫かれようが死ねない。まぁ、痛みだけはあるがね。死ぬ条件はあるモンスターの毒をもって毒ごとお前を殺さない限りな。」


それを聞いたエルリアは絶望の表情を浮かべながらも、どこか嘘ではないかと信じてない気もする。


論より証拠を見せた方が早いと考え、瞬時にエルリアの心臓に短剣を突き立てた。


あぁ、また悲鳴か。これはもう誰かがくるのも時間の問題だな。


追ってこられるとめんどくさいので、両足をへし折り泣きわめくエルリアを背に「死にたくなったら、広場で俺の名を叫べ。」と言い残し裏口から店を出た。



店を出た後は、誰にも見られない様注意しながらアジトに戻りベッドに腰かけ溜息をついた。


「・・・・・失敗したなぁ。彼女の美しい顔が苦痛に歪む姿をリアルタイムで見れないなんて・・・・・」


ぼやかずにはいられない。こんなつまらないミスで一番楽しみにしていた時間を失ったのだから。


でも、まぁ、その顔を見るのは遠くではあるまい。恐らく一週間程度でエルリアは死を望むはず。


その時思う存分彼女の苦痛で歪み、憎しみで凝り固まった目を見てやろう。


そう考え僕はベッドに横たわった。




















さて、明日は誰をどんな方法で殺そうかな?

残虐ってムズかしいわ。

今度は正ルートの物語書くかなぁ?

もっとハートフルで楽しげなやつを。


でも、恋愛は書かない!だって女性の気持ちとか書くの難しくね!?残虐シーンより難しいと僕は思ってます!!

だって・・・・女性の気持ちわかったら、世の中の男性はこんなに苦労しないはずだもの・・・・・・・・。



感想や誤字・脱字報告お待ちしてます・w・`

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