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第1話 未完成悪魔機械化事典 七祭
新宿駅地下333m、そこに一つの小さな部屋があった。
その部屋はどこにも繋がっておらず、入口も出口もない。
その部屋を人間が使うことは永遠に無い。
その部屋に、六人が居る。
いや、七人だ。今一人部屋に現れた。
真ん中に立っていた、真っ黒な服の男が、自らの目に、指を突っ込み、
目をえぐり取った。
その目は、人間の目ではなく、黒い宝石のようだった。
その宝石を、地面に放り投げ、黒い男は霧のように消えた。
今度は青い髪の男が、同じように目をえぐり取った。
その目は、青い宝石のようだった。
七人の人ではない何かは、それぞれ片方の目をえぐり取り、
地面に放り投げた。
そして、消えていった。
跡には、誰もいない部屋、七つの宝石。
部屋の地面、壁には、溝があった。何かの模様、文様、回路のような。
それが、ゆっくりと動いていく。
700年に一度の
七祭が始まる。




