ご褒美
二日目。
家庭教師授業の2日目になった。
今日からは朝10:00から夜19:00までつきっきりの授業だ。
俊哉は、濡れて問題が滲んだ宿題プリントを机に置いて、美人家庭教師を待った。
[ピンポーン]
「はーい」
来た。
昨日のドキドキを胸の奥底に封印し、真面目に授業を受けると誓った俊哉はそっと玄関を開けた。
「俊ちゃ〜ん、おはよう笑 昨日はいじわるしちゃってごめんね。今日はちゃーんと授業しようね笑」
笑顔の麗華は俊哉の覚悟を1秒で粉砕した。
短いショートパンツに胸元の大きく開いた白Tシャツ。俊哉と目線を合わせるためにかがんだため、豊満な胸が目に突き刺さった。
「どうしたの俊ちゃん?お部屋行こ?」
「う、うん!行こう先生。」
俊哉は重い足取りで麗華を部屋に招いた。
「さぁ俊ちゃん、先生が渡した宿題プリント、ちゃんと出来たかなぁ?」
「そ、それが先生…、昨日お茶をこぼしちゃって、ほとんどビチャビチャになっちゃった。」
「え〜、ほんと〜!?今日の朝で宿題の直しをしたかったんだけどなぁ。仕方ない、じゃあこの復習のプリントやろっか。」
もちろん麗華はお茶をこぼしたことをわざとと知っている。ただ、問いただすのは今じゃないと踏んだのだ。
復習プリントを開始して20分、半分ほど埋まったところで、麗華が小話を始めた。
「先生ね、嘘つく人って嫌いなんだよね。もし嘘つかれちゃったらその人絶対許さないんだから。」
「そ、そうなんですか…。」
「なーに俊ちゃん、その素っ気ない反応!まさか先生に嘘ついてることあるんじゃない?」
「そそ、そんなこと、ないですよ」
「ちゃんとこっち見て!」
図星を突かれ、麗華と目を合わせるもすぐにそらしてしまう。
「ねぇ、ほんとに嘘ついてな〜い?すっごく心臓早いよ?」
麗華の手が俊哉の胸にのび、耳元で囁くように尋ねてくる。
「せ、先生が近いからじゃ、な、ないですか?」
「うーんそうかなぁ。例えばだよ?例えば〜、宿題のプリントのお茶。これがわざとだったりしてな〜い?」
俊哉の体は真実が的中し、ビクんっ!と震えた。
バレている。隠してもこの恐怖から逃れられないと悟った俊哉は、半泣きになり麗華に謝った。
「ご、ごめんなさい…!出来ないって諦めて、わざとこぼしました……。
麗華先生に嘘ついちゃってほんとにごめんなさい…。」
だんだん涙が溢れてきた俊哉を麗華はニコニコして見ていた。
(か、かわいい〜♡もう、とことんいじわるしたくなっちゃう!)
「俊ちゃん、泣かなくてもいいよ笑 先生もちょっと難しい宿題出しちゃったしね。ほら、このプリント出来たらご褒美あげるから、ね?」
優しい笑みに俊哉は心を奪われた。
そしてどうにか、麗華の救いも受けながらプリントを解き終わった。
「すごーい俊ちゃん、100点!やれば出来るじゃん!ご褒美あげちゃおう〜」
俊哉は、ほとんど麗華のヒントだったが100点をとった。
「ご褒美は何がいい?俊ちゃん。」
「うーん、食べ物がいいです…。」
「食べ物かぁ〜。あ、それじゃあ美味しい〜ものあげちゃおうかなぁ」
と言った途端、俊哉は目隠しをされた。
「え、え!?せ、先生ちょっと待って!やだよ…!ご褒美じゃないの!?これじゃあ昨日のお仕置きと一緒じゃん!」
「大丈夫、くすぐりはしないよ笑 手を縛ってないでしょ?ほら口開けて俊ちゃん。はい、あ〜ん」
と言われ口に入ってきたのはなにか細長いものだった。先端はかたくなめやすく、他は柔らかくプニプニとしゃぶるようなものだった。
少し口でしゃぶり、転がした後、俊哉は気付いた。
「先生これは…!」
「ん…、そうよ、先生のゆ・び♡どうかなぁ、嫌だった?」
「そ、そんなこと…ありませんけど…」
俊哉は戸惑いながらも、後ろから耳元で聞こえる『ん…』という麗華の声が聞きたくて一生懸命しゃぶった。
「ん…、いいよ俊ちゃん…。もっといっぱい…ん…、しゃぶって…。」
麗華は自分の敏感な指を小学生にしゃぶってもらえる至福の時を過ごし、どちらかというと、麗華がご褒美をもらっているような状況だった。
どんどんハードになっていきます。