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Ep.31 君の騎士(ナイト)

カイルはついに「屋敷の最終防衛ライン」にして最強の主、聖女セシリアに矛先を向けました!

しかも「お互いに幸せになる」という、知恵と愛にあふれた企みです。

セシリアはいつもみんなの世話を焼き、自分のことは後回しにしがちです。そんな彼女に、「断れない幸せ」を叩きつけるイタズラ……最高に粋じゃありませんか。




・ 極秘プロジェクト:『聖女の休日・強制執行』

あなたはガイアスとリリィとレオンとフローラを呼び出し、地下の薬草園で秘密の会議を開きました。


1. カイルの「武器」:

かつての全能の知覚をフル回転させ、セシリアが密かに憧れていた「伝説のふわふわパンケーキ」のレシピを再現。


2. ガイアスの「役割」:

「おい、ガイアス。力仕事だ。中庭に最高に座り心地のいい『花の玉座』を作れ。……セシリアを座らせたら、絶対に立たせるなよ」

ガイアスは

「……けっ、あいつを怒らせたら後が怖いぞ」

と言いつつ、ノリノリで木を削り始めました。


3. リリィとレオンの「魔法」:

「リリィは空中に『虹色の蝶』を舞わせて。レオンは……セシリアが歩く道に、魔法で『音の鳴らない柔らかな芝生』を敷いて。……いいかい、彼女に一歩も『仕事』をさせないんだ!」


4.フローラの「任務」

「フローラ、君はありったけの花を用意するんだ」


【現在のカイル(あなた)のステータス】

* 特性: 『幸福のプロデューサー』

* 状態: 「セシリアの驚く顔を想像してニヤけている」

* 作戦名: 「聖女を甘やかし倒す刑」




・ 決行:『沈黙の朝食』

ある晴れた朝。セシリアがいつものように皆の朝食を作ろうとキッチンに入った瞬間、そこにはすでにエプロン姿のカイルが立っていました。


1. 第一のイタズラ(拒絶の封印):

「おはよう、セシリア。今日は君の『仕事』を全部盗ませてもらったよ。……座って。これは家主の命令……いや、イタズラだ」

あなたは彼女の手に、掃除用具ではなく、一輪の青いバラ(地下庭園の宝物)を握らせました。


2. セシリアの困惑:

「……あら? カイル様、……お食事は私が……。……えっ、ガイアス様、その椅子は……? レオンさん、なぜ私の足元に絨毯が……?」

彼女が何かをしようとするたびに、誰かが先回りしてそれを完了させ、彼女を「何もしなくていい状況」に追い込んでいきます。




・ 幸せの「とどめ」

中庭の「花の玉座」に座らされたセシリアの前に、あなたが焼き上げた「神域のふわふわパンケーキ(蜂蜜とベリー添え)」が運ばれてきました。


「……セシリア。いつもありがとう。……今日は、君が一番『ぷにゅっ』とした顔をするまで、僕たちが君の騎士ナイトだよ」


1. セシリアの反応:

彼女は一瞬、呆れたようにため息をつきました。しかし、パンケーキを一口食べた瞬間……その厳格な聖女の仮面がふにゃりと崩れ、目元に薄っすらと涙が浮かびました。

「…………カイル様。……こんなイタズラ、……反則です」


2. フローラの追撃:

「セシリア、お顔がとろけてる! 勇者様、大成功だね!」


【現在の心境】

(……ああ、やっぱり「誰かを笑顔にする力」は、世界を滅ぼす力よりずっと強力だ)

カイルはセシリアの隣に座り、彼女の肩にそっと手を置きました。

「……ねぇ、セシリア。……たまには『守られる側』も、悪くないだろう?」

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