ざまぁ
やっほー。みんなー。
りせた。だよー。
元気してるー?
筆者は頭が働かない! って時は、朝から湯船に浸かったりする時あるんだけどさ。
そんな時は大体、ちゃぷんとしながら、ポケッとスマホ見てんだよね。夜とかだと、3時間ぐらい浸かってる時あるかな。最早漬物。
流石に……朝は、そこまでじゃないけどね。
で。
今回は、いつも執筆とか作業しながら、耳だけで聴いている……聞き流してる系YouTubeを、湯船で聴いていたんだけど。
ソレに集中してる状態で聴くって、滅多にないからさぁ。つい、色々考えてしまったんだよね。
いわゆる、不倫ざまぁ系動画なんだけどさ。合成音声のヤツ。
アレって、シナリオライターが付いてんのかな?
動画作成者が考えてるのかな?
どちらにしろ、結構儲かってるんだろうなー。
登録数も、視聴数も、高評価も、再生数も、すごいもんな。
ちなみに、筆者は登録してないけどね。
オススメに勝手に出てくる。
後は、動物とか、外国人さんが集まってるヤツとかが多いかな?
一時期は、株系……投資系とか、ビジネス系ばっかだったけど。
ずいぶんオススメが変わってしまったものだ……。
しかし、だ。
当時見ていた (聴いてた) チャンネル——お勉強系と、不倫ざまぁ動画。おそらく、人気は大きく変わらないんだろうなー。
それぐらい、不倫は人気なんだろう。
そういう小説やら映画やらも、相当数あるもんな。
世間的にも、芸能人の不倫報道とか、めっちゃ人気のコンテンツだもんねぇ。
個人的には、そんなこと地球の裏側に落ちてる小石程度には興味ないけど。
でも、何故か大人気なのだ。おそろしあ。
ちょっと理由を考えてみよう。
① 『正義』が気持ちいい
② 『勝ち組』の"転落"が気持ちいい
③ 『共感』したり、参考にしたりしている
辺りだろうか?
個人的な関係性を持ってる相手にならまだしも。メディアの中にいる知り合いでもないひとに対して、こんな強い感情を抱くってのも、ある意味凄いなぁ……。と、思わなくもない。
さて。
では、個人的な場合ってのは、どんな感じだろうかね?
不倫するひと、結構いるよねー。統計的には、女性の方がかなり多いそうだが。まぁ、お小遣い制の男性は、そもそも無理という話らしい。金のないおっさんはモテないんやろねー。世知辛い。
ああ、まぁ、浮気も同じカテゴリかねぇ。若い内だと、割合も変わりそうだけどな。
まぁ、既婚かどうかの違いが、法的には結構違うけど。心理的には大差ないだろう。
結婚というものにピンとこないひとは、そんな感じでよろしくなのよー。
でさ。
一口に『不倫』といっても、いわゆるW不倫なのか、片側が不倫なのかってのもあるよね。
もちろん、相手が既婚者って知らずに騙されちゃってるひとは、残念でしたって感じだけどさ。
しっかりお互い認識してる場合。
独身側目線だと……。
① 自分の価値が、相手のパートナーよりも上だと錯覚している
② 奪いたいと思っている
③ スリルを楽しんでいる
④ あまり深く考えていない
辺りだろうか?
既婚者側目線だと……。
① パートナーに不満がある、と正当化している
② 結婚していても自分には市場価値があると思っている
③ スリルを楽しんでいる
④ 性欲の解消・性癖
辺りだろうか?
まぁ、どれも自己中な感じだな。だから、すんごく叩かれるんだろう。
なんてゆーか、恋心って感じだねぇ。
個人的に重要だなぁと思う要素だけどさ。子供の有無もあるわな。
子供を預けて不倫してるってのは、流石にエグイと思うわ。
子供を放置して不倫してるってなら、流石に死ねと思うわ。
大人の事情に、子供は無力なのだから。
そういえば。
以前勤めていた会社で、こんなことがあった。
「あのさ。話しがあるんやけど」
「ん?」
出張先。
ホテルの部屋。
ソファーに、男女が座っていた。女は、男の肩に頭を凭れかけている。
筆者は、絨毯の床に座って、スルメを齧っていた。もちろん、ジュースで。
そんな時、男——仮にKとしよう——が、話かけてきたのだった。
「りせた。君さぁ、何か気付いたこと、ない?」
「ん? ……ちょっとこのジュース、スルメに合わんかなー」
「いや、そうじゃなくって……。ほら、俺たち見てさ」
「……? 仲良さそうね?」
「えーっと、そうなんやけど、そうじゃなくって……」
Kが、もごっと口籠った。そこへ、隣に座る女——仮にSとしよう——が、スッとKの肩へ手を置いた。
「ほら、やっぱりちゃんと言わんと伝わらんって。頑張って」
「あー……うん。あのさ、りせた。君。不倫ってどう思う?」
「ん? いや、オレ独身だけど」
「そうじゃなくって。不倫するひと」
「んー。興味ないかなー」
「そ、そっか。……あ、あのさ。俺たちが付き合ってるって言ったら、どう思う?」
「あー……。まぁ、いい大人なんやし、何があってもきっちり責任取れるってんなら、自由にしたらいいんやない?」
Kも、Sも、既婚者であった。
「俺たちさ、三人さ、ずっと一緒に働いてきたやん。やでさ。りせた。君には報告したくってさ」
KとSは、見詰め合っていた。
お花、お花畑……ッ!
そんな報告は、要らぬッ!
「応援……してくれる?」
いや、そんなわけなかろう。
「いや。応援はせんよ。幇助になるだろ。巻き込むんじゃない。まぁ、別に誰に言うこともないけどさ」
ちなみに。筆者はKの結婚式に参加してるからな?
奥さんとも顔見知りだぞ。
まぁ、だから、バラサナイデネって話だったんだろうけど、さ。
「そっか。やっぱさ、仲間にはさ、ケジメっていうか、さ。ちゃんと言っといたほうがいいかなって」
ケジメって、こんな時に使う言葉だっけな……?
まぁ、恋心暴走中だと、知能が下がるってことだろう。
バラして欲しくないってんなら、もっと違う言い方すればいいのにね。
「てかさ、りせた。君も、そろそろ立ち直って恋愛したらどうなの?」
そして、急に斜め上から何かよくわからないモノが飛んできた。スルメ美味い。
「そうそう。アレから結構経つよね。懐かしいねー。相談乗ったよねー。あ、なんなら、私が女の子紹介しよっか?」
相談……ってか、お前らが根掘り葉掘り聞いてきたから答えただけだったろう。
相談した覚えは全くないんだが。脳内変換すっごいな。
「いやー。別にいらんかなー」
Sの友達とか、ヤバイ臭いしかしないんだが。
「え、じゃあ、俺の奥さんの妹とか紹介しよっか?」
Kさんよ……。キミは今、誰の隣にいて、何の話をしているのか、自覚があるのかい……?
「いや、それはマジで勘弁だわ……」
てかよ。
さっきまでオレの過去恋愛の件、言ってたろ。相手に浮気されまくってた話だったろ、ソレ。
当時も、面白がってそうな感じで聞いてきてたけど。すげーな。
「そうなのー? 恋愛っていいよー? ねー?」
「うん」
視線でレーザービームってか。
いやいや。
君たちのソレは、世間でいう『W不倫』だからな? バツイチ子持ちのBBAが何言ってんのさ。連れ子の面倒までちゃんと見てくれる現旦那さんなのに。裏切っといて悪びれないとは、中々やるなぁ。
Kの奥さんはモラハラ気味だから、外に救いを求めるのも、解らんことはないけど……。この女に落とされるほどに、精神やられてたのかぁ……。いや、でも、キミ、毎日オレに電話で愚痴ってたよね? そういう解決方法試しちゃったかぁ。
そんなことを考えながらも、筆者に逃げ場などなく。
この後、散々馴れ初めやら惚気やらを聞かされたのであった。
結婚は、人生の墓場っていうけどさ。
マジで、ざまぁだよな。




