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りせた。小噺 ~温度差で風邪ひくエッセイ集~  作者: Resetter


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老害の秘密に気付いてしまった



 皆様ご機嫌麗しゅう。


 筆者は、クッソ暑い中、車で走っていた。YouTubeのざまぁ系動画を聴きながら。

 ——すると。

 ふと、全然関係ないことを思い付いてしまった!

 だから、ここに記そうと思う。


 ……え?

 いや、別に遺書じゃないよ?


 それというのも、表題の件。


 巷にあふれる、老害について、だ。


 これって、割と最近——ここ10年くらい? に流行り出した言葉だと思うんだ。


 古い時代の常識を、威圧的に押し付けて来る、アレだ。


 あなたは、被害にあったことある?

 それとも、加害するほう?


 さて。

 筆者が何を思い付いたのかというと。


 この老害という概念は、情報化社会によって発生したものではないか? ということだ。


 例えば、江戸時代などの、古い時代。

 老人は敬われ、大切にされることの方が多かったそうだ。特に、長老とか、そういう感じの人。


 これは、何故かと考えると。

 原因は、主にふたつ。


 ひとつは、儒教的な考え方に起因するもの。これは、教育の成せるものなので、詳しい説明は割愛。

 めーっちゃザクっと述べると。"年長者を敬おう"的な教えの部分ね。


 もうひとつは、情報だ。

 先祖代々伝わる秘伝! みたいにイメージしてもらうと、分かりやすいだろうか。それとも、おばあちゃんの知恵袋で伝わるかな?

 長生きしたことによる、経験の蓄積を、後身に伝える。そこに価値を見出されていたのだと思う。

 こうして耕すと、作物は良く育つんだぞー。みたいなやつね。


 かくして、現代。

 インターネットの普及で、急速に情報化社会が進んだ。今は、AIが、何でも即答してくれさえする。まぁ、ハルシネーションしやがるけども。

 

 それはそれとして。


 ネットに比べたら、歳上からの与太話なんて、ただの古い情報なのだ。かつての常識など、今の非常識。何の価値もないものだ。

 それどころか、社会は常に目まぐるしく変わっていくのだ。

 だから、古い時代の情報や常識の押し付けなど、聞くに値しない迷惑行為だ! と、断じられるものに、成り下がってしまった。


 もちろん、継承が必須のこともあるが、その範囲も縮小の一途を辿ってる。

 専門的なことでもない限り、一個人の発する情報なんかより、大多数の意見であるインターネット情報の方が、いいじゃん! という感覚が浸透してしまったんだろう。

 

 余談だが、この"情報"というものは、ビジネスの入り口になっていたりもする。まぁ、玉石混交なんだけど。

 それすらも、社会的感覚変化の促進には繋がってるだろうね。再現性がーとかいう、アレね。ついでに、個人主義社会を加速させる要因にもなってるんだろうな。

 

 この辺りは、受動的に得たものより、能動的に得たものを信じやすい——という人間心理も大きく作用してるだろうね。

 

 そして、もうひとつのほう。

 儒教的な教えは、道徳教育として、少しは残っている。


 ……残っては、いるのだが。


 年功序列的に生きてきた感覚のある人は、どうしても潜在的に"歳上は敬われるべき"として、振る舞いがちになる。

 蔑ろにされればされるほど、憤りを覚えるのだ。

 まぁ、蔑ろにされて憤るのは、程度はあれ、全人類共通ではあるんだけどさ。


 だからこそ、個人主義になってきている昨今に、それをやってしまうと……。まぁ、大惨事よね。

 上下の感覚が、薄れてるんだもの。虐げられたと感じる人々が、世代間で、罵り合うことになるわけだな。よろしいならば戦争だっつってな。

 そうして、老害という言葉——概念が、完成していったのだろうね。


 そういえば。最近の若いもんは~という言い回しは、平安時代くらいには、もうあったらしいしね。

 長生きが困難な時代だと、長生きしたこと自体に価値があり、プライドが育つ……ということもありそうだ。

 老害という概念はなかったかもだが、同時代に生きる違う世代が相容れないことは、古い時代にもあったんだろう。

 おそらく、血を見るような……命に関わるような、そんな事態になったんだろうけど。

 

 何というか。

 ずいぶんと切ない話……というか。まさに人間の業でしかない野蛮な話だなー。やはり人間は、争いを放棄することは、絶対に出来ないのだねー。人間だもの。りせた。


 そんなことを……車を走らせながら、ふわっと考え付いてしまったのだ。


 何故だ。

 筆者は、老害被害に遭ったこと、あんまりない……というか、理不尽なのは年代関係ないよね。性格だよね。としか思ってないから、老害とは認識しない。

 自分の常識は他人の非常識——だと筆者は思ってる。

 だから老若男女関係なく、意見を押し付けて来る相手には、普通に殺意湧く。まぁ公的な場では、怒りは基本的に出さないけどね。後々めんどいからさ。

 

 あと、意見として受け入れたほうが良さそうだなーって思うものは、発信源関係なく聞く主義でもある。

 だって、わざわざ語ってくれるんだぜ? それが正解なんだったら、調べるより楽やんな! コスパよしだろ。


 うーん……。

 本当に……何でこんなことを思い付いたのか、自分でも全然わかんないんだけどさ。

 

 暑くて脳がやられたんかなー?

 甚だ謎である。


 まぁ、小説が全くウケない現実逃避ですな! たぶん。

 どうせなら、ウケそうな小説のネタ思い付けばいいのにねー。

 

 人生とは、ままならないものデスな!

 HAHAHA!

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