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りせた。小噺 ~温度差で風邪ひくエッセイ集~  作者: Resetter


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壊れたものは直らない



 皆様ご機嫌麗しゅう。


 筆者は、新作のPVが思ってた通り伸びなかったので、予想は当たったわけだが——しょぼんとしています。


 頑張って書こうが、人気には関係ないのである。知ってる。知ってるさ。


 さて。表題の件ですが。


 おそらく、生きてる上で、皆何かしら壊したことあると思うんだけど、どう?

 今までなんにも壊したことないよって人、いる?


 いないと思うんだけど、まぁ、いたら教えてね! とても興味深い。


 筆者は、というと。

 わりと壊し気味なんだよね。お腹も壊しやすいし。


 以前の会社で

「これ、外れちゃったんですー」

 って、プラスチック製のタオル掛けを渡されたからさ。


 直そうと思って。

 ふん! って、力入れたら。


 メキョッ! と、へし折れた。というか、裂けた。

「ちょ、プラスチックが裂けるってなんですか!? チーズじゃないんだから!」

 そんな言葉が、給湯室に響いた。


 あっ……ってなった。


 そうして、筆者は、破壊王と呼ばれることに……。


 あ、もちろん、直したよ? 直した。接着剤と、パテ成型で。わりと修理は得意だからさ。

 何というマッチポンプ。


 まぁ、でもさ。

 直すっていっても。元通りでは、ないんだよね。機能としては、使えるけど……さ。

 見た目は全然違うから、ね。


 一度壊れてしまったら、元通りにはならないのだ。絶対に。


 それって、人間にも当てはまることだと思うんだ。


 人間関係も、もちろんだ。

 一度壊れた信頼関係は戻らない。

 そんなことは、何度もあった。

 


 心の問題も、そうだ。

 深いダメージを受けてしまった心は、もう二度と元通りにはならない。


 割れたコップやタオル掛けみたいに、継ぎ接ぎして誤魔化すしかないのだ。


 だから、長年ダメージを負い続けた筆者は、とっくの昔に壊れている。


 継ぎ接ぎして、誤魔化してるけど、壊れている。


 そして、それは誰にも直せないのだ。

 どんな名医にだろうが、無理だ。

 傷痕は、ずっと残り続けるのだ。


 形を変えて、なんとかする。

 そう。継ぎ接ぎなのだ。


 もし、楽になれる時があるとするなら、なんだろう?

 継ぎ接ぎの最上位といえる、代替物。そんなものがあるとしたら。

 それは一体、なんだろう?


 大金を手に入れて、将来安泰になった時——だろうか?


 まぁ、想像でしかないんだよなー。

 だって、大金持ってないしね。

 大金があれば、あれこれ出来そうだし、継ぎ接ぎを作るにはいいのかなって。

 そんな浅い想像である。


 それとも。愛、というものに生きる時——だろうか?

 

 それは幻想でしかないんだよなー。

 だって、打ち砕ければ、余計に傷痕が増えるだけだしな。

 そもそも。他人に期待などしてはいけないのだ。期待をしたら、必ず裏切られる。

 そして。自分にも、何も期待してはいけない。

 そんな痛い教訓である。


 まぁ。

 ひとつだけ言えることとしては。


 死人に口なし。だよな!

 そんなことを考える脳も、受けた傷痕も、きれいさっぱりなくなるしな!

 スッキリ解決ってースンポーさ!

 HAHAHA!



 さーて。

 今日も頑張って継ぎ接ぎするとするかね!

 最期は多分、無になれるはず——だからな!


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