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パンダさんのパン屋さん  作者: 山田靖
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パンダさんの天気晴朗波高し!

世界を揺るがす大決戦!海賊団vs海軍の頂上戦争が勃発した!

七つの海を結ぶ偉大なる航路。世界中のタンカーや豪華客船が航行している。

その海域に、海賊が出没し船舶を襲ってきた。石油の供給が滞り世界経済は大混乱。

事態を重く見た世界政府は、電撃的に海賊団の幹部を逮捕し公開処刑を決定する。

仲間の死を絶対に許さない海賊団のボスは、幹部奪回に乗り出す。

他の海賊団と連合し、世界政府に挑戦!迎え撃つは、世界政府海軍本部!

両陣営とも全戦力を投入。海軍本部は、兵10万、軍艦50隻に新型大量破壊兵器まで。

片や海賊連合は3万人、装備も古い。だが、脱獄囚など命知らずの猛者が集まり戦意旺盛!

どちらが勝っても時代が変わる!史上空前の戦いが今、火ブタを切る!


敵艦見ゆとの警報に接し、連合艦隊は直ちに出動、これを撃滅せんとす!

世界の興廃、この一戦にあり。各員、奮闘努力せよ!


野郎どもぉ!褒美は望みのままだっ!遠慮はいらねぇ!ブチ殺せぇぇぇーっ!


海軍元帥と海賊団大ボスが互いの旗艦艦橋に仁王立ちでにらみ合う。

世界の正義を貫く元帥と世界を滅ぼしうる大ボスの一騎打ち!

新世界への扉を開くのはどちらの英雄かっ?!

海賊団は猛然と海軍本部へ殺到したが海峡手前でピタリと停まり隊列を整えた。

海軍主砲の射程距離ギリギリ!

風がある。波は白くうねっていた。日差しがまぶしい。


双眼鏡から目を離し元帥は額の汗をぬぐった。血の気の多い大将がにらんでいる。

今朝の味噌汁は薄かったな。花の水を取り替えねば。手紙はもう届いただろうか?

何にせよ、あと数時間で世界は変わる。美味い酒を呑もうではないか。

元帥は「攻撃開始!」を告げるため、ゆっくりと右手を挙げ・・・


その時である!

今まさに火花が散らんとする海域に、一艘の小舟がスルスルと割り込んできた。

釣り舟?10人くらい乗ってて明らかに定員オーバー。船頭はなんと、パンダ!

「さあさ、みなさーん!ここが戦場ですよぉ。これから海軍と海賊がドンパチ始めるんですよぉ。みなさんには特等席でリアタイ観戦していただきます。向かって右の湾に集結してるのが海賊、左の港側が海軍本部ですね。ああ、これがモノホンの戦艦ですよ。色っぽくないし服も破れたりしません。では、みなさん!戦争とは何か?平和とは何か?その目でしっかりと学習しましょう!」


修学旅行のJKたちはスマホを取り出し海賊船バックにキャピキャピ自画撮り、SNS投稿!

「あーっ!麦わら帽かぶった赤髪のオジサン、イケテるぅ!シッブーいっ!」

ええっ、どこどこどこぉ?キャーッ!ステキー!パシャパシャパシャ!

JKたちが一斉にそっちに駆け寄ったもんだから舟はバランス失って、あらあらイヤダ!

ドッブーン!


本日予定されていた海戦は転覆船救助のため、明日に順延となりました。



パンダさんの天気晴朗波高し!

海は死ますか?山は死にますか?


・・・・・・・・To Be Continued


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