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無駄に重い話があります、気を付けてね。
あっさり風味仕上げたつもりだけども・・・
「死ねぇぇええ!!火炎槍」
振りかぶった吸血鬼の手には、鋼鉄すら溶かし貫く魔法の槍が・・・出なかった。
魔法系スキルが発動しないのは当たり前、デスペナルティですよ吸血鬼。吸血鬼はプーに1度殺され、私に蘇生失敗でもう1度殺されてるようなものなので、デスペナが重いんです。
ゲーム内で出回ってた低品質の霊薬【ソーマ】だと蘇生失敗確率が約50%で、私の使用した霊薬【ソーマ】は低品質だけど失敗確率は10%まで下げてあるがデスペナがその分重くなる仕様なんですよねぇ~ニヤニヤ。
デスペナの内容は、1度目だと15分間全ステータス半減で、デスペナ中にもう1度死んだ事になるので2度目は30分間全ステータスが4分の1にされスキルも使用禁止になっちゃうんですよ~♪HPやステータスは1以下になる事は無いでが、MPやSPは0にはなります、そしてこの状態でのデスペナはレベルが下がります!
まぁゲーム初期の物なのでデスペナがきつくてもこれしかなかったんですよねぇ蘇生薬は、今は高品質の霊薬【ソーマ】が失敗率が0.005%だったりデスペナ緩和したり無効化したりする物も結構あるんですが、その分高いのです!
大体ゲーム時の相場は低品質の霊薬【ソーマ】1万マドカに対して、高品質の霊薬【ソーマ】は50~120万マドカ位ですかね?それ以上の品質の蘇生薬はあるにはあるんですが、製造の難しさと素材のレア度と製造者の数が少ない関係で造れる奴は身内か自分で使うし常時販売できないしで、希にオークションに流れる位でしか御眼に掛かれないのよねぇ~普通の人は。
ちなみに蘇生魔法はあるけども、スキルカンストしても低品質の霊薬【ソーマ】以下なのよねぇ・・・蘇生の失敗率が高すぎてデスペナが緩和されてるんだけども低品質の霊薬【ソーマ】を使った方がだいぶマシな上に1回の蘇生魔法で使用者のMPの20%とHP5%使用するので残念スキル筆頭でした。
悠長にデスペナと蘇生薬と蘇生魔法の事を考えてたのは、吸血鬼が、哀れ過ぎて見ていると私の腹筋が大変な事になりそうだっからですw
あ、もう無理お腹痛いップフフフフアハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
「火炎槍!火炎槍!火炎槍!火炎槍!!火炎球!火炎球!!火炎球!!!火掌!・・・・・・灯火!!!!」
どんどん使用する魔法の位階が下がってるし、最後の灯火に至っては本来の用途は薪に火付けたりする程度で攻撃用途には向かない物だし楽しすぎるコイツw
これは折れたかな?orzって生で初めて見たな~おっ絶望しきった顔になりましたね♪
さてと仕上げです。
ゆっくりと歩きながら近づき、しゃがんで頭両手でがっちり掴んで眼を合わさせます。あーまだですね、目が反抗的です。なので、顔面に膝蹴りをぶち込みます、肉と骨が潰れた感触と音が小気味良いけども血と肉と脳漿で服が汚れてしまったのですよバッチィ~。
また死んでしまうとは情けない。
この間に着替えますか、フワフワスカートのドレスにカチューシャと手袋とストッキングにブーツと全身真っ黒~まぁゴスロリって奴ですよ。
なんとまぁ・・・私かわいい・・・先人は言った可愛いは正義と!
これに合わせると武器は、銀の銃弾にクラシックな銃が似合うかなぁ?モーゼルにしよっと。
ん~っと悪の美学的には、椅子に座り見下ろして殺ると良い感じなんですけども、こうなんと言うかアンティークで豪奢だけども落ち着いてて領主が使ってそうなそんな椅子ってあったかなぁ?イベントリで椅子で検索して、椅子の名前じゃ分かりづらいので画像表記に変更っと・・・これで良いかな~候補いくつかあったけども、気に入った奴から7番目位にしておく。
ほら、汚れちゃうと思うしね。
死体を跨ぐ様に椅子を設置して、座って椅子の位置を微調整・・・腰の辺でいいか、私の御御足は胸に載せてっとOK~なんか背徳的な構図です。
後は作業ですね~蘇生させる、銀弾を打ち込む、死なせるを続けてもはや何回殺して何回蘇生させたのか覚えきれない程(と言うか元から数えてないんだけどさ)、飽きて来た所で吸血鬼のステータス見たらレベル2まで落ちてました・・・えっと危なかった~レベル1で殺してたら2度と蘇生できないからなぁNPCは、おっと後1回殺しておこう。
良い感じに目が死んでます、やっと尋問に入れますよ。
どうしよう・・・聞かなきゃよかった。
このおっさんにあらかじめ精神系のスキル掛けてから、嘘を付けないようにして尋問開始したんだけど。
重いよおっさん、しかも記憶が何度化切れてるみたいだし。
まずこのおっさんは、ダグマ・ホリアーって言うAランクの冒険者で14歳の病弱な娘が1人いたそうだ。
ある時街のそばに未踏破の遺跡が見つかった、それは街の拡張工事で丘にある巨石をどかしたら地下に続く階段があった。
直ぐに作業を中止し、そこの街の領主が冒険者と学者に探索を命じられた、その中にはおっさんと奥さんその仲間で5のPTも含まれてたそうだ。
地下1階は広々とした空間があり、モンスターの気配は全く見られず罠も発見されなかった為ダンジョンではなく古代の遺跡と考えられた。
数日の探索後、別の冒険者チームが強力な霊薬・・・状態異常のそれも【病弱】等にも効くレシピの残骸を発見した事が解った。
それを使えば娘の【病弱】を直すことができるかも知れないと、わざわざダグマの元に情報を届けに来てくれたそう。同じ街の冒険者は皆顔見知りで、ダグマの娘の事も知っていた事もあり、学者達も製法を見つけ製造したら贈呈しようと声を掛けてくれた。
街で初めてのAランクで冒険者仲間からは英雄等と持て囃されていたが、堅実で真面目なダグマのPTはそれを驕らず行動していた為、娘の事もあり何とかしてあげたいと街の者は思ってくれていた。
順調に探索し地下7階で事件が起こった、奥さんのタナーは斥候職で鍵の掛かった扉をなんとか開けてその中であるものを見つけた。
状態異常【病弱】直すポーションとその製造レシピだ、普段冷静なタナーも涙を流し浮かれ罠が有るのを見逃した。
入口に金属の格子が落ち徐々に天井が下がり始める、ダグマは格子を壊そうとするが魔法は掻き消され仲間の斧の一撃も傷一つ付かない。焦るダグマ達にポーションと製造レシピを渡し、タナーは言う。
この手の罠は近くに解除スイッチかレバーがあるはずと、言葉道理に探しなんとか見つけ解除し、タナーはまだ生きていた。
が、格子は元に戻ったが天井が上がらない。長い年月を経て罠が壊れていた。
なんとか引き釣り出した時には、虫の息だった悪いことは重なる。
ポーションや魔法が効果が無い、それはここを作った錬金術師の罠の1つアイテム無効・魔法無効のエリアトラップだった。
急ぎ治療の為に、階を駆け上がるが1階の拠点を目前にタナーは死亡。
のちに無効エリアは5階層以降から解り、後悔を残す結果となった。
1階で待っていた領主はタナー死亡を知り、契約では見つけた物は全て領主が買い取る事になっていたがポーションは娘に使いなさいと譲り受け、遺跡探索は一時中止となった。
娘にポーションを使用し、娘とともに2人で泣いた。
2人共泣き疲れ泥の様に眠り混んでいたが、深夜に窓からの月明かりで目を覚ます。
娘は泣き腫らし、腕にしがみついて眠っていた。
娘の寝顔をに違和感を持つが何がおかしいのか解らない、気の所為だと思いながら頭を撫でる。
娘が起き上がり、お越して済まないと言おうとして、息を飲んだ。
タナーと同じエメラルドの瞳が黄金に変わり、ダグマと同じ薄い茶の髪の色は銀髪に、そして口から2本の白い牙・・・娘は吸血鬼になっていた。
眼が会った瞬間娘は微笑み、身動きできないダグマは血を吸われそこからしばらく記憶が飛び、気づけば娘に忠誠を1人の吸血鬼になっていたそうです。
私の人形がどうたらこうたらと言っていたのは、娘にプレゼントとして同じ年頃の少女を攫って転化させ世話をさせてたらしい。
新魔王連盟を名乗っていたのは、娘の元に使者が勧誘をしに来たことがあった、その使者は真祖となった娘より強い力を持っていたのは明白だったが、主の命を受け魔王候補として保護と同盟を結びたいとの事だった。
娘も逆らえば命が無いと解ったのだろう、ダグマを幹部として受け入れ貰えるならとの条件を出し使者はそれを飲んだ。
それ以降は、連盟で冒険者のAランクだったダグマが今まではお遊びとも思える過酷なレベル上げと、冒険者のAランクの肩書きでの情報収集の仕事ばかりだったそうです。
んでここの遺跡の調査があるとの話で、連盟の上から指令がありなんとか紛れ込んだそうだ。
後は知っているだろう?と、私の前のくたびれたおっさんは言った。
うん、コイツなんにも情報持ってないや・・・ただ重い話聞かされただけじゃねぇか・・・もうやだ。
しばらくこいつ監禁する事に決定。
なんか憑き物が落ちたみたいな顔しやがって、精神系の状態異常掛かってた理由じゃないからスキルや魔法じゃなく技術で思考操作されたのが溶けたっぽいけど・・・ただたんに諦め切っただけじゃないコイツは!
腹立つは~コイツは絶対使い潰す一歩手前まで使い込んで、無理やり回復させてを繰り返しちゃる。
あそうだ、死なれるとまずいからモンスター用の隷属の首輪・腕輪・足輪のセットで装備させて過ごして貰おうかね。
簡単に死ねるなれると思うなよ?
よろしくね奴隷さん。




