【揺花草子。】[#5351] なるべく動く。
Bさん「今日もまた『サブタイ★トーク』。
昨日は言い忘れたけど今日が通算17回目です。」
Aさん「ふむ。」
Cさん「昨日は阿部さんが3日間の独房入りを命じられたから
今日は面会時間の短い尺の中でお送りするわ。」
Aさん「やめて下さい。そう言うガセネタやめて下さい。
いつものようなうらぶれた場末のスタジオでの収録でしょう。」
Bさん「で、今日のテーマは『阿部さん脱走』です。
逃げ癖がある阿部さんには好適な話題だね。」
Aさん「ぼくに逃げ癖があるって?」
Cさん「重要な事から何となく目を背け見ないふりをしながら
日々の享楽だけを貪っているでしょう?
『まだ大丈夫』『来月になったら』『来年になったら』を繰り返して
もう何年も大事を成さずに来ているでしょう?」
Aさん「ちょっ・・・ガチ目の説教やめてくれますか・・・?」
Bさん「まあそれは『脱走』と言うには些かささやか過ぎる嫌いはある。
脱走と言うか逃避に近いものね。」
Aさん「んんっ・・・。」
Cさん「とは言っても、強い信念を持って、あるいは自らの身を守るために
自らの寄る辺から出奔する事は時には大きな決断でもあるわ。
居場所を失いここで戦い続ける事はできないと感じた山南さんが
明里とともに脱走し腹を召す事になったのも
悲しいけれども彼の選択だもの。」
Aさん「懐かしい話をしますね。」
Bさん「やけにすんなり入社が決まったなって思って意気揚々と出社したら
めちゃめちゃブラック企業だった、一刻も早く脱走しなきゃ
みたいな事だって昨今珍しくないんじゃないかな。」
Aさん「あぁ・・・あるかも知れない・・・。」
Cさん「就職とは縁遠い阿部さんには実感はないかもだけどね。」
Aさん「何度も言いますがぼくだって普通に働いてはいますからね?」
Bさん「そんなわけで『阿部さん脱走』。」
Aさん「んん。」
Bさん「阿部さんもちょっとやる気を出すために
もっと塩分摂った方が良いんじゃないかな。」
Aさん「これ以上?」
現代人は油断すると塩分過多になりがち。




