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【揺花草子。】[#5235] 古傷。

Bさん「引き続き『サブタイ★トーク』。

    通算10回目となる今回のテーマは『阿部さん散る』です。

    これは楽しくなりそうだよ。」

Aさん「人の散り際に期待してワクワクするんじゃないよ!!」

Cさん「散るって言葉は戦場で討ち死にする事を指す事が多いけれども、

    幸運にも日常的に戦場からほど遠い我々には縁遠い言葉ね。」

Aさん「それは、そうですね。」

Bさん「そうすると、この散るって言葉は我々の文脈では

    専ら失恋を表すものとして用いられる事が多いと言えるでしょう。」

Aさん「んん・・・まあ、そうかも知れない。」

Cさん「そして今日のテーマが『阿部さん散る』と言う表題である事から、

    今日は阿部さんの手酷い失恋話を赤裸々に

    語ってもらわなければならないと言うわけよ。」

Aさん「ならないって事はないでしょう?

    それに手酷い失恋話があると決めつけられるのも癪ですね。」

Bさん「阿部さんが修学旅行で遊園地に行ったときに

    同じ班になった子とペアでお化け屋敷に入る事になって

    怖いなら手つなぐ?と訊いたら敬語で断わられた話

    今でも面白いんだよね。」

Aさん「やめて!!! そう言う話やめて!!!

    ずいぶん昔にそんな話したのぼくもすっかり忘れてたわ!!!」

Cさん「でもこれは失恋と言うほどではないわよね?」

Aさん「そう・・・ですねえ。

    恋と言うには幼すぎる感情ではあったかなと思います。」

Bさん「阿部さんなんかはぶっちゃけ同級生よりも

    その妹とかの方に興味があった方だもんね。」

Aさん「そう言う決め付け何!!?」

Cさん「可愛い子はみんな好き、ぐらいの感覚だったでしょ?

    ぶっちゃけ仲良くしてくれる子なら誰でも良いって感じだったでしょ?」

Aさん「何でそんな無節操なクズ野郎みたいな扱いなんです?

    と言うか失恋の話なんてそんな嬉々として

    人にするもんじゃないでしょ・・・。」

Bさん「そう言うある程度身を削っていく気概がないあたりが

    阿部さんのフリートーク下手の原因の気がするよ。」

Aさん「すごい酷い事言われている。」

Cさん「トークのネタとしてライトな失恋話の1つや2つ

    持っといた方が良いわよって事よ。」

Aさん「そうですかねえ?

    と言うかライトな失恋話って何なんですか。」

Bさん「阿部さんの恋敵だったクラスメイトのシンヤくんとかいないの?」

Aさん「シンヤくん誰だよ。

    そんなクラスメイト居なかったよ。」


Bさん「そして恋のお相手をまんまと奪われて

    『謀ったなシンヤ!!!』と叫んだとか

    そう言う話を聞きたいんだよね。」

Aさん「失恋話を捏造しろって言うの!!?」


 ネタのためには過去も改竄する。

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