【揺花草子。】[#5204] ポアソン。
Bさん「作中の登場人物にしっかり誕生日を設定してる作品ってあるじゃない。」
Aさん「んん。まあ、確かに。」
Cさん「キャラクター性をより高めるためとか掘り下げるためとか
色々理由はあるけれども、
個人的には
『この誕生日くらいに生まれたって事は親御さんはこのぐらいの時期に・・・』
って考えちゃうわね。」
Aさん「下世話な言い方しますねえ。」
Bさん「もちろん、作中全てのキャラクターにってのは稀で、
メインキャラやその周辺の数人にのみ誕生日の設定がある、
ってのがだいたい良い線って感じです。
恐らくだけど『きんモザ』でも
カレンちゃんに席を取られた男子生徒の誕生日とかは
さすがに設定されてないと思うし。」
Aさん「そりゃそうだろうね!!? モブキャラだしね!!?」
Cさん「『まどマギ』の中沢くんくらいなら
誕生日の設定があってもおかしくないかもだわ。」
Aさん「どうですかねえ!!?
上条くんならともかく!!?」
Bさん「作中の登場人物が多ければ多いほど、
その全員に誕生日の設定をするのはなかなか難しいと思われる。
誕生日って言うのはとてもパーソナルなデータだし、
そこには単なる日付以上の意味合いを含有させることもあるでしょう。」
Aさん「日付以上の意味合い。」
Cさん「例えばみこりんの誕生日が2月14日とかね。」
Aさん「んん! なるほど!! そう言うのですね!!」
Bさん「その一方で、基本的に我々は生まれて来る日を選べないわけだし、
日付はしょせん日付に過ぎない、つまり特に意味を持たせない事こそ
まさに作品にとっての意味付けとなると言う事もあるでしょう。」
Aさん「何かややこしい言い方をしているけれども。
それはつまり変に意味付けしない方が逆にリアルでしょって事かな?」
Cさん「そう言う事ね。
現実に1年365日まんべんなく・・・
と言うほどでは実際にはないみたいだけど、
それなりには365日全てが誰かの誕生日であるわけだから。」
Aさん「ふむ。」
Bさん「ところで、登場するキャラクターが多い作品と言えば
我々にとって特に身近なものとして『ワールドトリガー』が挙げられるね。」
Aさん「んん、そうだそうだ。
ボーダーの隊員がたくさんいるもんね。」
Bさん「基本的にB級以上のほとんど全ての隊員、
それに城戸指令や忍田本部長など幹部まで含め大部分のキャラクターに
顔と名前、それに各種パーソナルデータが設定されている。
その中には当然誕生日のデータも含まれるわけ。」
Aさん「ほほう・・・?」
Cさん「オフィシャルデータブック『BORDER BRIEFING FILE』、
ファンたちの間では専ら『BBF』と略される書籍で
かなり細かく解説されているわ。」
Aさん「なるほど。」
Bさん「この『BBF』の出版時期はけっこう早いタイミングで、
B級ランク戦の中盤くらいだったから、
B級上位、具体的には弓場隊や生駒隊、王子隊など
シーズン後半で当たったチームのメンバーは
まだプロフィール未開示のものも多かったりする。
それにランク戦を破竹の勢いで駆け上がった三雲隊が
当たる機会のなかったB級下位の面々も顔なしだったりする。
それでもチームの隊員構成と氏名、ポジションは概ね明かされていて、
紹介されているキャラクターは総勢130人以上と言う
データブックの名に相応しいボリュームです。」
Aさん「130人以上!! それはすごいね!!」
Cさん「この他にアフトクラトルやガロプラなどの
近界民のキャラクターたちもいるわけで、
現時点でもう名前がついてるキャラは
150人は下らないんじゃないかしらって思っちゃうわ。」
Aさん「それは・・・すごい・・・!」
Bさん「さっきも言った通り『BBF』は出版時期が割と早いので
既に作中でガッツリ活躍している弓場隊や生駒隊などの面々は
データとして明かされていないだけで恐らく設定は存在すると思われる。
150人くらいの全キャラクターがとは行かなくとも、
まあどんなに少なく考えても100人くらいは誕生日の設定があると思うんだ。」
Aさん「そうかも知れないね。」
Bさん「そうなると同じ誕生日の人が
1組以上現れる確率は
実に99.99997%に達する。」
Aさん「誕生日のパラドックス!!!!!」
100人いたら50%の確率で14組くらい誕生日が同じペアが現れるとの事。




