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パパ嫌いって言われたくないと涙をボロボロと流すミードにやっと娘離れ出来たとバービーはミードを慰めた
ゴーディルスとミルクランもやって来て両家仲良く食事をしたのだった
「しかしこれでゴリュディーア家もハイニー家も益々発展する事だろう
最初からワイリー公爵家を選ばずハイニー家にしていれば良かったなぁ」
「いえいえ、流石に敷居が高過ぎますぞゴーディルス様!」
「謙遜は寄せ、ミード殿」
「ご覧下さい、バービー
マニカ嬢から受け取った石鹸を使ったのだけれど」
「まぁ、とってもお綺麗ですわミルクラン夫人」
両家の父親も母親もお互いが仲良く会話をする様を見てとても嬉しい気持ちになった
ベリーの時では考えられなかった光景にフォルマリックはマニカの腰に手を当てて喜んだ
『どうかなさったの、フォル様?』
「いや、、、とても幸せだと感じたんだ」
『まぁ、そうですの
それは良かったですわ』
そう言って笑うマニカを見てフォルマリックもニコリと笑い返したのだった
数日後ガタガタと馬車に揺られながらワイリー公爵家領地を走っているのはベリーを乗せた馬車だった、しかもその後ろには旅行先でホレンに購入して貰ったドレスやプレゼントを乗せた荷馬車も連なっている
「あの忌々しい男爵令嬢めっ!
あの田舎令息もですわ!
まさかわたくしにあんな顔を隠していたなんて、、、っ!」
ベリーは婚約したての時からフォルマリック・ゴリュディーアとの婚約を不満に思っていた、その理由は顔だ
長い前髪で隠れたそばかすの顔にオドオドした態度、子供の時からそんな美しいと言われてきたベリーに不釣り合いなフォルマリックが嫌いだった
「おとうさま!
わたくしあんなみにくいうえにいなかのれいそくにとつぎたくありませんわ!」
「分かっている、分かっているさベリー
それならお前の美しさで愛人を作るか、あの田舎貴族より高い地位の男に乗り換えなさい
それに彼等との結婚は政略結婚に過ぎない、別に愛す必要なんて毛頭ないよ」
父親カルロの助言を聞いたベリーは自分の意思なのも相まってフォルマリックに対して酷い態度を取り続けた
そしてその美貌で多くの男性を虜にしてきたベリーが選んだのが王太子殿下であったホレンだ
「あぁ、こんなに美しいベリーを婚約者に持つフォルマリック・ゴリュディーアはなんて罪深い男なんだろう」
「それならばホレン様、あの男との婚約を破棄するのを手伝って下さいな
次期国王となられるホレン様が言えばあの男は頷くしか有りませんもの」
学院で出会いお互いの美貌に釣り合うのは自分だと信じていた者同士だった為直ぐに恋仲になり卒業パーティーでベリーはフォルマリックに婚約破棄を突き付けた
父親も王族との繋がりが出来た事に喜び、その婚約破棄を受け入れたのだった
「でもそうね、、、あんな姿を隠していたなら、わたくしの愛人位にはしてあげても良いかしら」
あの時のフォルマリックを見て少し見てくれは良くなったと思ったベリーがそんな事を考えていると自宅である公爵家へと辿り着いた
「只今戻りましたわ!
お前達、早く荷物を運び出して!」
何時もの様にそう使用人達告げたベリー、しかし何時もなら自分の帰りを迎えて待っている使用人達の姿は無くドタバタとした音でやって来たのはカルロとその夫人だった
「ベリー、お前いったい何をした!?
このままでは我が家は終わりだ!!」
「、、、え?」




