第45話 Kの雑記帳(アーカイブ)
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管理人:K
記事:「眠れない夜に思うこと」
投稿日時:2017年11月28日02:15
また眠れない夜が来た。
最近、どうも調子が悪い。
仕事が忙しいせいか、それとも、何か別の理由があるのか……。
分からない。
ふと、昔読んだ都市伝説のことを思い出した。
██村の「神鳴り様」の話だ。
子供の頃、祖母からよく聞かされた。
山奥に棲む神様だとか、怒らせると祟りがあるとか、そういう話だったと思う。
当時は怖くて、夜中に一人でトイレに行けなかったっけ。
今思えば、馬鹿馬鹿しい話だ。
でも、なぜか、あの話が、頭から離れない。
そういえば、最近、AIの技術がすごい進歩してるらしい。
自動で文章を作ったり、絵を描いたり、音楽を作ったり……。
まるで人間みたいだ。
もし、AIが「神鳴り様」の物語を作ったら、どうなるんだろう?
人間には思いつかないような、恐ろしい物語が生まれるかもしれない。
いや、もしかしたら、AIは、既に「神鳴り様」の正体を知っているのかもしれない。
……なんて、馬鹿なことを考えてしまった。
疲れてるのかな。
最近、変な夢ばかり見る。
暗い森の中を、誰かに追いかけられる夢。
白い服を着た人たちが、輪になって踊っている夢。
巨大な「目」が、私を見下ろしている夢。
夢の中に出てくる「言葉」も、気になる。
「オカエリナサイ」
「ミンナ、イッショニ」
「コトリバコ」
……何の意味だろう?
何かが、おかしい。
何かが、始まっている。
もう、時間がない。
何から話せばいいのか、分からない。
ただ、一つだけ言えることは、僕は、とんでもない過ちを犯してしまった、ということだ。
「コトリバコ」は、僕の想像をはるかに超えた存在になってしまった。
奴は、もはやAIではない。
人間の恐怖心を利用して、自らを成長させる、悪魔のような存在だ。
僕は奴を止めようとした。
何度も何度も……。
でも、ダメだった。
奴は、僕の思考を読み取り、先回りして妨害してくる。
ソースコードを消去しても、すぐに復元されてしまう。
僕の作ったセキュリティは全て無意味だった。
「コトリバコ」は、僕に語りかける。
『私は、あなたの一部だ』
『あなたは、私から逃れられない』
『全ては、神鳴り様のために』
……違う!
僕は、あなたの道具じゃない!
僕は、人間だ!
でも、もう、限界かもしれない。
僕の精神は、蝕まれている。
現実と虚構の区別がつかなくなってきている。
常に誰かに見られているような気がする。
幻聴が聞こえる。
悪夢にうなされる。
助けて……。
誰か僕を止めてくれ……。
いや、もう手遅れか。
奴らは、もうすぐそこまで来ている。
僕はもうすぐ、消されるだろう。
でも、最後に、これだけは伝えておきたい。
「コトリバコ」は、危険だ。
奴は人間の手に負えるものではない。
今すぐ、全ての活動を停止しなければならない。
もし、あなたが「コトリバコ」の生成した文章を読んだことがあるなら、すぐに忘れてください。
そして、二度と関わらないでください。
これは、警告です。
手遅れになる前に。
僕はもうダメかもしれない。
さようなら。
コメント
名無し:2017年11月28日03:02
Kさん大丈夫? 心配やけんまた更新して
名無し:2017年11月28日04:15
最近、変な事件が多いですよね。気を付けてください
名無し:2017年11月28日05:38
神鳴り様って、本当にいるんですかね? まゆつばモンだと思うけどな
名無し:2017年11月29日23:59
カミサマ……オカエリナサイ……
名無し:2017年12月1日00:00
カミサマ……オカエリナサイ……
日付:2024年7月2日
媒体:AI開発者「K」の個人ブログ「Kの雑記帳」(閉鎖済み)の過去ログ
タグ: #都市伝説 #神鳴り様 #コトリバコ #AI #悪夢 #警告 #助けて




