第23話 未解決事件の捜査報告
福岡県警察本部 捜査第一課 特殊捜査班
内部資料(捜査資料)
資料名:警察官連続失踪事件 捜査資料(一部抜粋)
作成日:2024年6月9日
作成者:山田 稔
役職:福岡県警本部長
機密区分:部外秘
備考:
この資料は、福岡県内で発生している一連の未解決事件(失踪、死亡、怪奇現象など)の捜査状況をまとめたものである。事件の関連性や、背後にあると考えられる要因について、現時点での捜査状況を整理するとともに、今後の捜査方針を示す。
一部の情報は、捜査に支障をきたす可能性があるため、黒塗りにしている。
捜査対象事件:
・警察官連続失踪事件
・テレビ番組出演者の突然死事件(福岡県内でも多発)
・アパート「黄泉館」の怪奇現象
・██村の土砂崩れ
・その他、福岡県内で発生している未解決の失踪事件、変死事件
捜査状況:
失踪した警察官の捜索:
・自宅、職場、立ち寄り先などを捜索したが、有力な手がかりは見つからず。
・携帯電話の位置情報、通信履歴、金融機関の利用履歴などを調査中。
・一部の警察官が「神鳴り様」「コトリバコ」「言霊の会」について調べていたことが判明。
福岡のテレビ番組出演者の死亡事件:
・死亡したキャスター、コメンテーターの死因は、いずれも急性心筋梗塞と診断。
・しかし、同時多発的に発生したこと、全員が健康であったことから、不審な点が多い。
・遺体から、微量の毒物(特定不能)が検出される。
・番組関係者への聞き込み、スタジオの科学捜査を実施中。
アパート「黄泉館」:
・再捜索を実施。新たな遺留品(手書きの日記帳)を発見。
・日記の筆者は、過去の入居者である山下陽子と判明。
・日記には「言霊の会」や「カミシロ」に関する記述がある。
・山下陽子は、現在行方不明。
██村:
・土砂崩れ現場の捜索を継続中。
・新たに数名の遺体を発見。(損壊が激しく身元調査が困難)
・村人への聞き込み調査を再開したが、依然として非協力的。
・一部の村人から「神鳴り様の祟りだ」「村に近づくな」などの証言を得る。
その他の未解決事件:
・過去十年間に福岡県内で発生した未解決の失踪事件、変死事件を再調査中。
・一部の事件で「神鳴り様」「コトリバコ」「言霊の会」との関連性を示す証拠や証言が見つかる。
・過去の事件の被害者の中には、アパート「黄泉館」の元入居者や「言霊の会」の元会員が含まれている。
容疑者:
・現時点では、特定の容疑者は浮上していない。
・以下の可能性を視野に入れて捜査を進めている。
1.カルト教団「言霊の会」の教祖「カミシロ」
2.AI「コトリバコ」の開発者、または関係者
3.██村の住民、または村に関係する人物
4.上記以外の第三者(未知の組織、個人など)
捜査上の問題点:
・事件の関連性を示す証拠はあるものの、物証が乏しい。
・関係者の証言が食い違ったり、曖昧だったりする。
・被害者(失踪者、死亡者)が多数に上り、捜査が難航している。
・警察内部にも、捜査に非協力的な者がいる。(情報漏洩、隠蔽工作の疑い)
・捜査員の間にも、不安や動揺が広がっている。(「呪われているのではないか」「自分も消されるのではないか」など)
今後の捜査方針:
・各事件の関連性をさらに詳しく調べる。
・容疑者の特定と逮捕に向けて、全力を挙げる。
・証拠収集、関係者への聞き込み、情報分析などを徹底する。
・専門家(民俗学者、宗教学者、精神科医、AI研究者など)の協力を得る。
・必要であれば、公安警察や、他県警との連携も検討する。
・国民への情報公開は、慎重に行う。(パニックを避けるため)
以上
2024年6月10日
福岡県警捜査一課 特殊捜査班
警視監 山田 稔
日付:2024年6月10日
媒体:捜査報告書




