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超チートで超お人好しな幼馴染二人のせいで異世界でも面倒事に巻き込まれる?!  作者: 巌参
3章 地香砕く!地香潰す!地香滾る!地香荒ぶる!地香激おこプンプン丸の助!優フラグ回収!優またトラブル連れてくる!俺………もう鬱になるってぇ!!!
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エピローグ2 お姉ちゃんはそんなの認めませんっ!

姉には、譲れないものがある。


妹にも、譲れないものがある。


ここの作者にも譲れないプライドがある。

(はっ?えっ、はぁ?)


ニエンティのドシスコンでド変態な姉ことナーフェルは現在、とても…いやとてつもなく困惑している。


これ以上の場面に出会った事がない。今、姉の思考にあるのは、可愛い可愛い妹が私の目の前から消えてしまうと言う事実だ。


それも、何処との知れない…いいえ知ってはいるけど男とカ、カカカカ駆け落ち宣言だとぉぉぉぉぉぉぉ!!!


認められる筈がない。妹に軽蔑されるのは心が壊れそうだな慣れれば『我々が業界ではご褒美だっ!』と言える程になって私をそれを意図的に求める更に底辺の変態に成り下がるだろう。そう想像を膨らませると濡rゲフンゲフンっ!


昂りを抑えられないが、無視が…堪える。



流石に無視とか、家から出ていくとかもう無理っ!

耐えられる訳がないっ!

こういう系のご褒美はご所望じゃあないわ。


うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!イヤダァァァァァァァァァァァァ!!!


こうなったらあの野郎ぶっ殺―













(いや、それこそ私にはなんも言う資格なんてないわね)


姉失格だって言うのに、妹を取り戻せて終わりよければ全て良しなんてふざけてるわね。


都合が良い奴よね。私ったら、妹の身を案じてはいたものの長い間牢獄に監禁したしね。私は妹の心を傷付けた。傷付け過ぎた。


こんなクズな姉は死んで詫びましょう。

でもあの男は、果たして妹に釣り合うのやら…




そうっ!そうよっ!


あんな男が私の妹に釣り合うか否か私が判断してやるわっ!一度は会ってるし中々の優男だが、果たして妹はあの男の何処に惚れ込んだのだろうか。少し気になる。


「ね、ねぇ…あの男の、ドコがいいの?」


「御姉様…ユウさんの事。キニナルノ?」


「ゑぇっ!?」


突如、我が愛しい愛しい妹の瞳から光が消え、私の事を鋭い眼光で睨んで来た。その目はまるで、狩りをする狼の如し。こんな雰囲気の妹知らない。私、知らないんですけど!?


「いや~妹とあの男の馴れ初めってさぁ~姉的に気になる訳よ。だ、だからさっその…別に変な事はないわよ。ね、ね!」


「うふふっ、御姉様も乙女なのですね。分かりました♪それではお時間を少々お借りしますね」


良かった。妹の瞳に再び光が灯った。ヤバかった…あんな妹、私知らないっ!恋は盲目って言うけど妄信的過ぎ。



「あれはそうね、私とユウさんがメグルさんの部屋で二人っきりになった時のこと」



はぁ?男女が個室で二人っきりですって!?

いきなりヤバイわ!






            ☆






それは夜の事、恐らくはメグルさんが夜逃げをした当日の夜でしょう。そこで私は最初はチカさんと一緒に寝ていたのですが、チカさんの寝相が悪かったので中々寝付けず、1人で広間の方に行きソファで寝ようとしましたが、急に不安な気持ちに刈られまたも寝付けず、まだ眠気が取れずに朧気な足取りでフラフラと歩いていると…


私ったらまさかユウさんの寝室に入ってしまったのです。なんて事ですっ!


「ニエンティさん。どうしたんですか?」


「いえ、急に…不安になりましてその…チカさんが…」


「あぁゴメンゴメン。地香のヤツ、寝相が悪かったの忘れてたよ。ゴメンね、良かったら僕のベットを使ってよ」


「えっ!ユウさんのベットを!?」


「僕は床でも寝れるし、それにニエンティさん…とても疲れてるでしょ?」


「////~っ!!」


気付かれてた。ついぞそんな様子は見せまいとしていたが、ユウさんには見抜かれてた。流石の観察眼。これまでの逃亡生活は期間的には短いですがロクに休めた覚えが無かった。だから、今は物凄い眠気に襲われている。


そんなノンレム状態なのに私は何故だか羞恥の感情が巡ってしまう。


「後コレも焚いとくね」


そう言うとユウさんはある物をベットの横にあるタンスの上にある物を置いた。まだ目がシバシバしてるかよく見てるとアレはアロマキャンドルの様だ。そしてそのキャンドルにユウさんは手をかざした瞬間火は付き、そこから甘い香りが鼻にすぅ~っと入っていく。


「コレは…?」


「とある女の子達からの貰い物なんだけどさ、これを寝る前に焚くとグッスリ眠れるらしいんだ。疲労回復にも効くよ。その手の事に詳しい子から貰ったからまず間違いないと思うよ」


「ありがとう…ございます。で、ですが…あの、一人では中々寝付けないので…その~」


「人肌が恋しいんだね。僕でよかったら、さぁ」


「ふえっ!?」


中々回らない頭の回転が、ユウさんの優しさの影響でどんどん頭が沸騰し益々頭が回らなくなってる中、私の中に眠っていた何かがユウさんに甘えてしまった。


ほわの冗談だったのに、そんな事を包み込んでくれる暖かな眼差しに射抜かれた私は布団を上げてくれたユウさんの元へと誘われた。


「あったかいです。ユウさんの中…」


「それなら嬉しいよ。そうだ、これは妹にもよくやってたけど…」


「ふわっ!?」


突然、ユウさんが私の頭をそっも撫でてくれたのだ。何が起きたか分からず心の中ではオロオロしてたが、何故だかユウさんの優しいナデナデによりそれも払拭されすっかりこのユウさんの優しいナデナデに骨抜きにされていた。


「き、気持ちいいですぅ」


「ニエンティさんが眠るまでこうしてますよ。だから今日ぐらいは―」



その時の胸の高鳴りを覚えている。




「お休みなさい」



間近でユウさんのあの顔を…優しい声色を…その布団に籠った熱量も…全て、全て全て全て全て全て全てをっ!



私は感じながら深い眠りと共にユウさんの虜となった。








            ☆








「私が一旦寝てユウさんも寝たその後にコッソリと目を開けた時に見たユウさんの寝顔っ!これがとてもたまりませんでしたよ御姉様っ!ハァハァ////~♪」


「そ、そう…」


私は言葉を完全に失った。

まさか、ここまで重症だったとは…


我が妹ながら恐ろしや。ここまであの男運に恵まれなかったニエンティに、白馬の王子様的な理想の男がやってくるとは…


確かに酷い精神状態の中、無償で助けて貰ったばかりかとても好意的に接してもらいあまつさえ一緒に寝ちゃってぇ~~~~!!!



ウ”ラ”ヤ”マ”シ”ィィィィィィッ!!!



でも、あの男はニエンティにこんなに優しく接してくれてたんだな。アイツならニエンティの相手には私よりかは幾分はマシらしい。


やはり、アイツらに手助けして貰って正解ではあったな。姉的には複雑だがな。




だが、だがだかだがだがだがだがだがっ!



(それでも、私の可愛い妹をタブらかした罪は消えはせんっ!宴の際にはコッソリ消すか…)


フフフフフフフフ…待ってろよユウよっ!



            ☆



嗚呼ユウさん。愛しい愛しいユウさん。


出来れば貴方と共に居たい。でも、今の貴方にはここに居る理由も私が貴方の元に行く理由も存在しない。


ここでお別れなのでしょうか…


いいえっ!いいえっ!いいえっ!


そんな事がある訳ないでしょ。

理由?そんな物は幾らでも作れちゃいます。

でもそれには絶対に御姉様が邪魔しますわね。


幾ら御姉様と言えど、






邪魔シタラ消シマスよ…

次で3章はホントにラストだね!

エピ3の次は4章じゃなくて出来たらキャラ紹介か他の番外編か何かやりますよ。


きっと…

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