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超チートで超お人好しな幼馴染二人のせいで異世界でも面倒事に巻き込まれる?!  作者: 巌参
2章 王都でデート♥️俺はおう吐(-""-;)それでもトラブルはやって来る⁉️次いでにデザート頂きます
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優が灯す物語1話 ショタッ子とボッチ娘の運命の出会いを灯す

遅れてしまい。どうもすいませんでした。


待ちに待ったかな?優の過去篇です。


まずは1話をどうぞお読み下さい。

この話は、優の異世界に来る前の話である。


この話は、廻と地香は勿論…廻から優の昔話を聞かされたネリアも多少は知る。


この話は、優と言う人物のその半生の一部である。



            ☆



思えば、ここから…僕と美里さんとの所謂()()と言う名の歯車が周り出したであろう日だ。


この頃…当日の僕達はまだ5才。それも、廻がイジメに遇いそれを僕達が止めたあの日から1ヶ月は経った頃だ。


その頃、まだまだ子供である廻は強くなる為にとある3人の師匠の元、地獄の様な修行が始まったばかりだった。当日の廻は、会ってみたら常に包帯グルグル巻きの状態で会うし、ことある事に師匠達の愚痴をベラベラ話してくるしで、あの頃の廻は凄く大変で、見ているこっちが来る度に終始ハラハラさせられたっけ。


そんなある日。僕達はいつもの様に幼稚園にバスで登校し、その最中で廻達と一緒に何して遊ぶかを話し合っていた。けど、廻はそんなに乗り気じゃなかったけどね。


今日もいつもの様に幼稚園に来て、またいつもの様に皆で楽しく遊んでいくもんだと思っていたが、その日は…どうやらちょっと違ったらしい。


「ハァ~~イ!チビッ子エブリワン!トゥデイはなんとサプライズ!をセッティングしました~パッチパチパチ!」


「「「………」」」


「オウ~…滑っちゃったかなぁ?でもでもぉノープログレム!私気にしなぁい!」


いつもの日本語と英語が入り乱れた変な喋り方をする、ブロンドヘアーの陽気で健康的な褐色肌でアメリカ人と日本人ハーフでもある、うちの組のキャロイラ先生。今日もとてもノリノリな様子だ。


そんな先生からのサプライズとは何なのかとても気になる。キャロイラ先生のサプライズはいつも驚くモノばかりなので、皆が期待の眼差しを向けるのが目に浮かぶよ。


だって…僕もその1人だからね!


「ハイハァイ!トゥデイはユー達にぃ~ニューなお友達を紹介シマぁーす!」


「「「「「えぇーー!!!」」」」」


「………ん?廻どういう意味?」


「はぁ?そりゃお前、新しい子がこの幼稚園に転校してきたってことだろ?」


「あっ!ソーユー意味かぁ!だってキャロイラ先生何話してるか全然分かんないだもん!」


「そりゃ~~~、まぁ文面的は…なぁ」


廻の分かりやすい翻訳を受けてその意味を理解した直後、皆が先に感じているであろう…新しくこの組のお友達になる子の事を想像した。


男の子かなぁ~それとも女の子なぁ?


そんな事を考えていると…


「ハイハァイ!ユー達お口クローズ!デワデワ!場もホットな雰囲気になったところデェ~、イッツア!ショータイッム!皆ぁ~~ウェルカム精神で歓迎しよぉ~~ねぇ!」


「「「………」」」


「オウ………場が数秒の内にコールドォ~」


やっぱりあの頃の皆にはあのキャラの激しさが理解出来ないと言うか、色々と本人の前では言いにくいのだが…


子供よりも、子供っぽい!


だが!……それがまたディ・モールトベネ!

          (非常に良い!)


…と、ウチの父さんはキャロイラ先生と初めて会った時に言った感想だ。意味は廻に某漫画の某変態さんのセリフを見せてもらわなければ、理解出来なかった。


そこに関しては僕も同意見だ。


だが、その事に激しい憤慨と言うか………狂おしい程の嫉妬心を見せた母さんは、父さんの肩を掴んでから…


アリーヴェデルチ

(さよならよ)


その一言だけを言って父さんの肩を執拗に鷲づかみにし、幼稚園を出て誰もいない何処か…裏路地的な場所に消えて暫く姿を現さなかった。


そして、帰ってきた父さんは真っ白に燃え尽きてしまったとさ………


まだ生きてるけどね。どうも…母さんに酷い目に遇ったみたいだ。でも廻は…


『所帯持ってる癖に他の女に…しかも息子の担任の幼稚園の先生に鼻の下を伸ばしてるのは、流石にいけないでしょ?あれを自業自得って言うのさ…』


でもまぁ…父さんはいつもあんな感じだし、気にはしてないんだけどね。


おっと、話が脱線したね。


キャロイラ先生が何とか場の空気をもっと楽しくしようとやったけれど、どれもイマイチみたいなので諦めて新たにくる子を僕達のいる組、お星さま組の教室に招きいれた。


「トイウ訳デェ~!ヘイガ~ル!カムヒアッ!皆ぁ~~~ウェルカムだからっ!心配なんてノンノンノンッよ!」


「しっ、失礼します…」


先のキャロイラ先生の言葉と言い、あの扉の外から聞こえてくる。扉越しでも分かる、緊張した様子と…物腰柔らかな声色。


そして、キャロイラ先生が扉を開けた瞬間。僕は…いや僕達は(廻を除く)言葉を失った。


「初め…まして、わっ、私は…柳田、みっ美里と申します!これからっ、宜しくっ…おねっ、お願いしましゅっ!」


「―――っ!?」


(かっ!かっ…!可愛いィィィ!!!!!)


髪は目元まで隠してあり肩よりも長く艶い黒髪。髪で隠れた目元に見えるは濡れた黒い真珠様な目。他の女の子より一回り小さな華奢な体。


僕達と…とても同い年とは思えない位に整った顔立ちをした女の子だ。


「ひゃっ!わたっ、私ったら…あぁ、舌…噛んじゃった…あぅ~///」


「「「/////!?」」」


(((何あの子!可愛ゆ過ぎィ~~~///)))


絶対!皆もそう思ったに違いないっ!この止まらないっ胸のドキドキのエンドレス。


噛んだことに対して恥ずかしさの余り…顔を紅潮させ!更に、涙目になりながら手で顔を隠す仕草に、大抵この場居る男達は骨抜きにされただろう。凄くチョロく…


僕もその1人だけど…


父さんが言っていた。


『本当の美少女ってのはなぁ~もうっ産まれた時から美少女なんだぞ!マジだって!』


凄いよ!マジだったよ父さんっ!


これは絶対将来は美少女になるなぁ~想像がすぐ付くもん!てか…これは是が非でもお友達にならなければっ!


当時の僕の思考は単純で…それでいてどんくさかったみたいだ。僕が美里ちゃんと仲良くなる未来像を脳内で制作してる最中に廻がビンタをかまして来た。


パシンッ!


「ブヘッ!イッタァ!何すんだよ廻!」


「おいっ!何想像してんのかは、その気持ち悪いニヤケヅラ見りゃ一発だったから現実に送還したんだよ!」


「はぁ?何言って―」


「新しく来た子…それも、とびっきり可愛い女の子を…うちのマセガキ達が放っておくと思うか?ホレッ」


「…んっ?てっ、アァッ!!」


廻が目線で向けてた方を向いてみると、そこには美里ちゃんが男子達の大群に囲まれていた。


「ねぇねぇ?君カワウィね?僕と遊ば―」


「いやっ!ここは俺とあそっ―」


「てかさぁ!俺と遊ぼ~~うって!」


「あぁ?!僕が先に誘ったんだよ!」


「いやいやっ!俺と遊ぶんだって!」


「いや~僕と、でしょ?」


いや俺がやら、僕だっ!やら~我先にと美里ちゃんと仲良くなろうと火を見るより必死過ぎる男子達の光景に、女子達は何だか引き気味だ。陽気過ぎる先生も流石に困惑したご様子で…


「ど~すんだっ?優…あんなマセガキ軍団相手に…―って!?アイツ…行っちゃたし。あぁもうっ!これだからお人好し野郎は~…てか地香!幼稚園に来て早々に居眠りこいて俺の隣でヨダレ垂らしながら寝るな!キショイ!キショ過ぎる!」


「グガァ~~~むぎゃむぎゃ~~~後………ニヒャク~ロクジュウ~ハチィ~~~グガァ~~♪」


「夢ん中まで素振りか?千本ノックか?どんだけスポ魂脳に犯されてんだか…」


廻は…僕の事は止めようとしなかった。まぁ僕は衝動的な人間と言うか…そんな奴だし。廻もその事を()()()()理解した上でほっといてくれる。


「えっ!?あのっ、ちょちょっ!!」


子供は単純だ。言い争いが激化すると直ぐにヒートアップする。そのせいで美里ちゃんが傷付くなんて事を避けなければならない!だから、早くに鎮圧化させなければ!


「やめっ…キャッ!―」


「ねぇ!皆。一旦落ち着こ~!」


「「「あぁっ!?」」」


「美里ちゃんが困ってるのが見えないの?」


「うっ!」


「そっ、それは…」


「………」


「うぅ、皆………怖かったよぉ~グスッ」


「「「うっ!ご、ごめんなさい…」」」


良かった。皆…落ち着いてくれたぁ。後は、廻が言ってた皆を納得させる為の代行案ってのを出して皆を仲良くハッピーにするだけだね。


「だからさぁ!美里ちゃんっ!皆で遊ばない?」


「えっ?み、皆……で?」


「うんっ!皆で遊べば、直ぐに友達も増えるし仲良くなるって!」


「………うんっ!私、早く…皆と、仲良くなりたい!」


良かったぁ。美里ちゃんが笑ってくれた。けど、その初めて見る笑顔の破壊力は半端なかった。


ニコォ!


ドキッ!?


「う、うんっ、良かった良かったっ!」


(ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!心臓止まるかと思った!?!?)


「えぇ~~~っと、あの~」


「んっ?何かな、美里ちゃん?」


「あの、貴方の…お名前…」


「あっ!そうだった。言ってなかったね!僕の名前は灯火優って言うんだ。気軽に優君とかで呼んでくれていいからさ!」


「えっと、優…君。あの…そのぉ~」


「んっ?、何々?」


「わっ、私の…友達になって、くれません…か?」


「うんっ!もちろん。こちらこそヨロシクね!」




そう………


この出会いから、僕達の運命の歯車が音を立てて回り始めたのだ。


この出会いが彼の心に火を灯し…やがてその火が消えていくまでがこの物語なのだ。

こっから、遅れたペースを取り戻す勢いでやります。


次回もお楽しみに!


評価、ブクマ、感想などなどお待ちしておりますので!

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