13話 縛りプレイの抜け道!?
結構空けてしまってどうも申し訳ありませんでした。
いろいろ込み入った事が多く…投稿ペースがこんなにも遅れてしまいました。
まぁ、数日後に出す予定の新作の準備も兼ねてですが、
では、優の戦いをどうぞ!
砂ぼこりが舞い上がるが、それが気にならない位―
僕は切羽詰まってる。
シャーロットの攻撃を境に、他の3人も続けて攻撃に入った。熟練された4人の非の打ち所がないコンビネーションに圧倒される。
先に特攻したシャーロットもすぐさま、他の3人に指示を放ちそれを3人は無言で頷き、行動に移している。
僕は4人の間合いから上手く距離を取ってはいるが、シャーロットさんとカナリーさんが接近戦主体で僕の間合いを詰めてくる。そこから、息の合ったコンビネーションで僕に攻撃を仕掛けてくる。
僕は、彼女達のステータスを思い返す。
シャーロット・リラ
種族:人間 性別:女
固有能力【斬掌破】【破綻障壁】
称号【情熱の赤薔薇】【お節介従者】【茨の剣聖】
カナリー・キャッツ・リーン
種族:ケットシー 性別:女
固有能力【山猫の本能】【黄龍の魂】【夜行眼】
称号【雷鳴の黄薔薇】【山猫の一族】
【黄龍の生れ変り】【雷撃の拳】
ハルフェティ・ブラウ
種族:人間 性別:女
固有能力【初級闇魔法】【初級幻魔法】
【クラスD魔力量】【高速詠唱】【暗闇の影師】
称号【幻影の黒薔薇】【影に生きる女】【影月の死鎌】
シルエット・レール
種族:グラスハーフ 性別:女
固有能力【上級氷魔法】【クラスB魔力量】【氷結城】
称号【氷雪の白薔薇】【叡智のメガネ】【冷徹なる者】
どれもこれもとんでもない位、固有能力を持ってるから正直辛くて仕方ない。
情報を提供してくれた廻ですらも、結構驚きを隠せていなかった。
リーダーのシャーロットは、僕も見たけれども攻撃型の能力と防御型の能力を両方持っていてそれを上手く使いこなしていて、4人の中で能力保有数が2つと少ないが実力は本物だ。
「うわっととと!」
彼女の連続攻撃は隙がない避けるのも骨が折れる。今の僕の身体能力では持ち堪えられないだろう。
そして、気付くと僕の体のあちこちに切傷の痕があり、痛みは感じてはいないが見ていて痛々しかった。
「どうした!?もう終わりか?」
「いや…ここからですよ!」
前哨戦…と言うか、準備運動はおしまいだ。
僕はさっきまで魔力を貯めていた杖を通じて、強化魔法を自分自身に掛けた。それも、ありったけの数の強化魔法を連続で…
【原子魂・炎】【フレイム・ローブ】【炎上神格】
【フェニックス・ウィング】【炎華熱血】【豪炎の輪廻】【ガルーダ・クロウ】【サラマンドラ・テイル】
【ジークフリート・アーム】【天上天下の焔】
【蛮勇乱舞・炎】【グレイト・マグマ・ゴット】
以上…12種類の強化魔法を僕は掛けた。すると、爆発的に身体能力の底上げを成功させる。
「さぁ、始めるよ!!」
縛りプレイはもう飽きた。こっからが本番。 女性を傷付けるのは心苦しいが、己の拳をもって相手を倒す為…僕は反撃に出る。
☆
「あれが…ユウ君。なのですかな?」
「うわっ!迫力が凄い…」
「かなりの圧が、ここに居ても感じるわね…」
「うんうん、修行の成果が出てる証拠だよ!」
僕は今、とてつもなく驚いている。ユウ君は序盤は押されっぱなしの劣勢だったのにも関わらず、途中から身体能力の異常なまでの上昇を確認したのだ。
それによって、今は戦況が引っくり返っているのだから。
「あの戦法は、師匠の助言からなのですよね?」
「うん!良く見ておいてね!」
じっくり目を凝らすと…
ユウ君と前線で相対してるのは、リーダーのシャーロットとカナリーさんだ。シャーロットの目を見張るものがある素早い剣戟と、カナリーさんのケットシー故の瞬発力と体の柔軟さを活かした重そうな拳の連打。
ユウ君はそれらを、既に見切ってるかの如く…無駄なくしなやかにかわして、カウンターを決め込む程だ。
「あれが、廻が考え出した縛りプレイの抜け道。本人曰く名付けて!《攻撃魔法がダメなら強化魔法でガンガン攻めちゃえばいいんじゃね?作戦》上手く行って良かった~」
「…何とも、適当感がハンパない作戦名ですね…」
それでも、効果は大きかった。だけど、僕は1つだけ気になる事がある。それは…何故、特等席でユウ君達の戦いを見ている、ネリアの顔に何か…表現し難い苦悩を感じ取ってしまうのだろうか?
☆
(よし!上手く行ってる…)
僕は彼女達のコンビネーションが放つ猛攻を全力で避けつつ反撃に出ている。
しっかし、廻には救われたよ。まさか強化魔法の所に気付くだなんてさ。僕のこの縛りは、女性に向かって魔法攻撃をした時にその威力が著しく減少し、上級魔法も初級魔法並の威力に格下げされる。
だがしか~~~し!!!
廻が助言した天才的なアイディアを出した。強化魔法を幾重にも掛け続け身体能力を爆発的に底上げをする。それこそ廻の身体強化を越える位幾重にも…
強化魔法の重ね掛けはすればするほどに体に負担が増すのだと言う。12種類もの強化魔法を掛けているのは普通ならかなり堪えるはずだが…
そこは廻が新調してくれたこの杖《紅石蝋の杖》のお蔭で、一部分だけだが負担を軽減してくれている。後、自力で負担に耐える訓練もしたから…長時間12種類もの強化魔法を魔力が足りてる限り永続的に発動出来るのだ。
杖をしまい、反撃に出てはいるが…
正直、数の利を覆せるかは難しい。
そこだけはどうしても…どうしてもまとわりついて離れる事のない問題点だ。現時点でも…
距離を取ろうと後退した瞬間に…
「あれっ?」
いつの間にか足が凍られるていて動けない状態になった。
「ナイスよ!シルエット!」
「さぁ、足止めしたからやりなさい!」
「うちがいくにゃよ!!」
地面から左足のつけ根まで凍らされている。やべっ!?…なんて言ってられる程、暇じゃない。
もうカナリーが僕と接近して攻撃の構えをしている。
「ちょ~~~っと、痺れるにゃよ!【天穿つ雷牙】」
カナリーから繰り出された雷を帯びた拳を俺は即座にガードしたが、その直後に体中に雷に打たれたかのようた激痛が走った。
「あがっ!?ガァァァ!?!?」
「おお!耐えるのかにゃ?」
このカナリーが持つ固有能力は恐らく…雷属性を纏った貫通能力だろう。廻のステータス資料にもあったけど、実際に味わってみると段違いにキツイ。
雷属性の大体に付いてくる状態異常…痺れが付きまとうし、貫通攻撃で殴ってくるから防御しても意味がない。
その為の対策はバッチリしておいた。僕が掛けた強化魔法の1種【炎華熱血】は、永続的な状態異常の無効化を持っている。更に【フレイム・ローブ】【フェニックス・ウィング】は永続的な体力回復効果を持っている。
だけど、それだけじゃあの攻撃は防ぎ切れない。
じゃあ何故、僕が今立っていられると思う。
それは…
「アイツより、我慢強くはないけれど…僕は!僕は、決して根性なしって訳じゃないのさ!」
ど根性で乗りきった!
さて、冷静に事を構えるために気持ちを一旦落ち着ける。ちょっと冷静さを欠いてたが故にシルエットの魔法にも引っ掛かってしまったのだ。
僕は再び足を前に運んだ。
何々…戦闘シーンの描写があまり多くなくて微妙な所?ハイハイ…
えっ?!何か、1~2割程ステータスとか魔法の名前とかが多いな?
情報量が多いっすね?う~む
どうもすいません!絶対、今日には出そうと思い切羽詰まったが故です。
何かご意見がおありでした…ご感想を宜しくお願いします。感想の全部に目を通して返信も返していく所存です。




