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魔道師認定会 2日目 早朝

「フォレンはお砂糖いる?」

エールは俺にそう尋ねる。

一つだけとオーダーするとカップを持って来たエールはカップに一つだけ砂糖を入れると、飴色の液体を注ぎ始めた。

そして、7割ほど液体を入れた所で注ぐのをやめると、

「はい、紅茶入ったよ、贅沢言えばもう少し手を加えたいんだけどね、手抜きしちゃった。」

と、微笑みながら紅茶の入ったカップを差し出してくる。

差し出された紅茶を有り難く受け取るとそれからの朝食の話題はスムーズに進んでいった。

「ねぇ、フォレン知ってる?」

俺はその問いかけに首を傾げる。

「最近ここら辺で変な殺人事件が起こってるんだって、目撃情報によると黒ずくめの女だとかなんとか」

「黒ずくめの女の人?」

俺は思わず声を漏らす。

「そうそう、しかも殺された人は全員後ろから心臓を突き刺されてたんだって」

その時、不意に深夜の事が鮮明に蘇って来た。

黒ずくめの女、死因は背後からの刺殺。あの時もいつでも後ろから刺せる状況だった。

まさか…という思考が頭から抜けて行かない。

「どうしたのフォレン、いきなり顔を真っ青にして」

その言葉は悪循環していた思考に幾ばくかの光を差す言葉だった。

そして、少しだけ落ち着いて状況判断をすると目の前には心配そうなニールの顔があった。

「大丈夫です」

と心配そうなニールに向かって嘘を言うと

「フォレン、大丈夫って顔してない。何があったの?」

と、エールの心配そうな顔はさらに増していた。


お久しぶりです、遅くなってすみません。データが吹っ飛びました

またぼちぼち更新していくのでよろしくお願いします。

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