年末特別編その1
『なぁ、エール、もうすぐ今年も終わるわけなんだが……』
「んっ?どうしたのニール」
『お前、出てくる回数多くないか?』
「えっ、なにいきなり…どうしたの」
『私は1話から出てて、エールは8話からだろ…』
「そうだけど、多分、思い込みだよ…」
『いなかった二ヶ月は丸々カットされてるし』
「あぁ、そういえば、あの時は私の過去が入ったんだっけ?」
『エールとフォレンで鉱石取りに行ってた時だって、こっちはいろいろ大変だったって言うのに全部カットされてるし』
「あの時は大変だったなぁ、魔力切れって大変だよね」
『私の過去の話の時だってちゃっかり入ってきてるし…』
「あの頃はまだ若かったなぁ…」
『なんでエールばっかり…』
「まぁまぁ、大丈夫だよ、ニールは一応ヒロインなんだし」
『一応ってなんだ、一応って』
「ヒロイン奪っちゃおうかなぁ…」
『や…やめてくれ…』
「いいじゃん、強いんだし」
『強くたって出れなきゃ意味がないんだよ…』
「まぁまぁ、そう皮肉にならないで、ほらっ、昨日作ったアップルパイでも食べる?」
『うん…』
「もう当分作らないからね、作らないからね!」
『くっ……美味い…』
「でしょ、でももう当分作らないからね」
『くっ…これが敗北の味か…』
「ふっふっふ、これが勝利の味とやらか」
『む…むねん…』
「じゃ、私はそろそろおさらばしよかな」
『エール、このまま今年勝ち逃げしながら去ると言うのか…』
「違うよ、まだ仕事が…」
『あっ、はい、お疲れ様です。』
「くっ… さらばだ お先に失礼する」
『あっあぁ、お疲れ様です…』
「皆様、良いお年を」
今年ももうすぐ終わりですね…
エールのアップルパイ食べたい。




