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Before the Eile4

彼と会ったのは姉さんが居なくなってから3年が経った頃だった。

もうすっかりお得意様になったニールが初めて姉さん以外の人と来たから、彼の最初の印象は驚きだった。

しかも、どう見ても初期装備。そしてよくよく聞けばニールの命の恩人らしい。

ニールが助けたのではないか…なんて心の中で突っ込んでいたのを今でも覚えている。

そして、何より驚いたのはニールがあの装備を渡したいと言って来た時だったのも覚えている。

そんな彼に好奇心を抱いていたのも確かだった。

そして、鉱石を取りに行った帰りのあの戦い、魔力が尽きて、もうだめだと思った時、彼が目の前に立ちはだかったあの瞬間、彼の背中が大きく見え、きっとその時私は彼に好奇心ではない何かを抱いたのだった。



そして、きっと今、その時の鉱石を使ったネックレスはきっと彼にかかっている、と想像するのが毎日の日課にもなった。


「君に恋しちゃったよ…」

そう呟きながらエール=エストハイムは今日も炉の前に立つのだった

読んで頂きありがとうございます!

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