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Before the Eile-2
「い、いらっしゃい、ませ…」
「おい、エール、そんなんじゃ客も来ないぞ、ほら、店を出したんだからしっかりしろ!」
エール武具店の店主の姉フュエル=エストハイムはそう言うと店の中に入ってきた
「なんだ、姉さんか、どうしたの?」
「少しな、剣の調子が悪くて…新しいのを一本作って欲しいんだ、金属はもう用意してあるんだ、頼めるか?」
そう言うと彼女はカウンターの上に金属のインゴットを2つ置いた
「これは…スターシルバー鋼とパール鋼…姉さん、良くこんなの持って来れたね」
事実、この二つの金属はほぼ市場に出回ることはなく、出回ったとしても高値で取り引きされる金属の一種だった
「少し秘境の方まで行ってきたんでな…」
フュエルは呟く、
フュエルはこの時、もうギルドランクはSランクになっていて、東領の様々な場所に任務として赴いていた
「じゃあ、少し待ってて」
エールはそう言うと店の裏にある溶鉱炉に金属を持って行った
「エールも腕は確かなんだけど、接客がなぁ…」
フュエルは呟くとカウンターからはなれ、置いてあったソファに座り込んだ
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